【資料庫と同日更新】映画『Fate/stay night [Heaven's Feel]』の主に第Ⅱ章の感想~それとコラボキャンペーンの情報~
<今回は番外編>
- 1.映画の紹介と感想
- 2.HFとのコラボしているお店のキャンペーン情報
- 2ー1.LAWSON
- 2ー2.すき家
- 2ー3.そのほかのところ
- 3.むすび
1.映画の紹介と感想
どっぷり、Fate作品群に浸かってしまっている、執筆管理人です。
本記事のタイトル映画第Ⅱ章「lost butterfly」の公開から、明日'19年1月19日で一週間が経ちます。今週、ちょうど公開中の映画館の割引デーがあり、見てきました↓
今回は、この映画の主に第Ⅱ章を見た感想と、コラボキャンペーンの紹介を致します。
この作品は、TYPE-MOONのビジュアルノベル『Fate/stay night』の第3のルートを、映画化したものです。第1の[Fate]ルート、(主人公・衛宮士郎が召喚したセイバーと頑張る話)、第2の[Unlimited Blade Works](UBM)のルート(士郎がアーチャーとそのマスター遠坂凛と共闘する話)です。物語全体の主なあらすじは、どんな希望でも叶えられるとされる願望機「聖杯」をめぐって、魔術師たちが古今東西の神霊や偉人などを「サーヴァント」として召喚し、日本の冬木市で繰り広げる戦争。その第五次聖杯戦争に巻き込まれた男子高校生・衛宮士郎が、セイバーをサーヴァントとして召喚。己の「正義の味方」の夢と向き合いつつ、聖杯戦争を戦う中で、各ルートで何らかの決着をつけるというのが、ミソとなっています。
続きを読む【復刊リク応援】児童書で読むケルト戦士の物語~サトクリフ作品の #クー・フーリン と #フィン・マックール~('19.3.29、23時台の追記)【 #FGO 関連】
<サトクリフの神話・伝説の児童書を紹介>
- 1.はじめに
- 2.ケルト神話の「物語群」と二人の戦士の物語の違い
- 3.『ケルト神話 炎の戦士クーフリン』について
- 3-1.物語の序盤を中心にした内容紹介
- 3-2.本書に対する感想やコメント
- 4.『ケルト神話 黄金の騎士フィン・マックール』について
- 4-1.物語の序盤を中心にした内容紹介
- 4-2.感想やコメント
- 5.むすび~著者サトクリフのこと、および復刊に関するお願い~ ('19.3.29、23時台の追記)
- 6.ケルト翻訳マンのnote.mu紹介('19.1.23、14時台の追記)
1.はじめに
スマホ向けRPG『Fate/Grand Order』(FGO)を年末年始に始めました、管理人の仲見満月です。このゲームを始める前から、私が好きなキャラクターの一人に、スカサハがいます。彼女はケルトの女戦士で「影の国の女王」とも言われています。弟子のクー・フーリンと共に、ほかのFateシリーズへの参戦歴や、スカサハと縁のあるスコットランドのスカイ島に関しては、次の「分室」note.muにまとめました↓
(スカイ島で「1.6億年前の恐竜の足跡、空白の時代知るヒント」(ナショナルジオグラフォック)~「影の国」の女王と「時空を超える」ゆかりの地~|仲見満月の「分室」@ #院試 の相談受付中|note)
ここ最近、改めてケルトの伝説や神話を知ろうと、井村君江氏の入門書:
を読んでいました。同書は、「ケルトとは何か?」という話、ケルト神話の舞台、物語群の違いから、具体的な神話や伝説の内容を含めて紹介したものです。これ1冊で、日本のゲームや漫画、小説等のメディア作品のケルトを題材にした多くの元ネタは、把握できるでしょう。出土品やケルト戦士のブロンズ像など、文物の写真も掲載され、イメージをつかむにはよさそうだな、と。
さて、本ブログでは昨年の秋に、「児童書で読む人文学シリーズ」と題して、
・主に古典文学や歴史などの人文系分野のテーマで、地図や登場人物の関係図が入っていて、親切な構成で、とっつきやすい内容
・平易な文章でありながら、成人が読むに耐えるもの
を条件に、主に10代までを対象とした本を選び、レビューしました。この企画で紹介した本を振り返るうち、「ケルトの神話や伝説に関する児童書で、できたらFGOに出てくる戦士の物語を取り上げたい!」と考えるようになりました。
そんな中、偶然、クー・フーリンに関する本ついて、次のようなツイートを発見!
本はこれでーす! pic.twitter.com/PkG8izIGXo
— ほるぷ出版 (@holppub) January 9, 2019
それは、こちらの本です↓
- 作者: ローズマリーサトクリフ,Rosemary Sutcliff,灰島かり
- 出版社/メーカー: ほるぷ出版
- 発売日: 2003/03/01
- メディア: 単行本
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この本の著者ローズマリー・サトクリフは、ヨーロッパの神話や伝説といった「物語」を子ども向けに再話した作品で知られるイギリスの作家。10代の頃、 私はサトクリフの作品に親しんだことがありました。そのなかには易しい文体ながら、成人が読んでも耐えうる日本語に翻訳された本もあったように思います。
版元のツイートでは、本書には復刊依頼が来てアンケートを取っていました。ふと「クー・フーリンの本のほか、同じ版元からは、フィアナ騎士団の団長フィン・マックールの本も出ていたはず」と調べたら、次のフィン・マックールの本も絶版していました...
- 作者: ローズマリーサトクリフ,Rosemary Sutcliff,金原瑞人,久慈美貴
- 出版社/メーカー: ほるぷ出版
- 発売日: 2003/02/01
- メディア: 単行本
- クリック: 1回
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というわけで、今回は
- ケルトの神話や伝説で、とっつきやすいこれらの本を紹介すること
- 絶版している上記の本の復刊応援をすること
を目的として、クー・フーリンとフィン・マック―ルに関する児童書について、内容に触れつつ、紹介したいと思います。ところどころ、井村君江氏の『ケルトの神話』の助けを借りながら、説明を加えていきたいです。
終盤15分だけでも面白い! #ブラタモリ の第122回「ローマ!」( #NHK 総合、'19.1.12放送)~ #FGO 第1部の第二特異点と~
<アッピア街道の説明だけでも熱い!(色んな意味で)>
1.はじめに
本日、たまたまテレビをつけたら、街歩きバラエティ(?)番組「ブラタモリ」の第122回が放送されていました。この番組は、MCのタモリさんをはじめ、出演者たちが毎回、様々な場所(都市が多いイメージ)をブラブラと歩きながら、そこに詳しい方にお話を聞いていくというもの。
今までは日本国内のロケが多かったそうで、今回と次の第123回は初めての海外・ローマをめぐる回と公式サイトにありました↓
終わり15分しか見られなかったものの、じゅうぶん私は楽しめたということで、少しメモがてら、第122回「ローマ」を振り返りたいと思います。
2.終盤15分だけでも面白い! #ブラタモリ の第122回「ローマ!」( #NHK 総合、'19.1.12放送)~ #FGO 第1部の第二特異点と~
さて、私がテレビのチャンネルをNHKに変えた瞬間に移ったのは、道をタモリさんたちが歩き、その舗装について、あれこれ、話をしているシーンでした。道は舗装はされているものの、石畳が凸凹しているところがあって、その上を走る車は車輪をガタガタいわせながら、通過します。
話はアッピア街道のほうに移り、この道がどうして溶岩のある筋に沿って作られたのか?ということに及びます。
(画像:Appiaアンティカ ローマ 歴史 · Pixabayの無料写真)
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