仲見満月の研究室

元人文系のなかみ博士が研究業界の問題を考えたり、本や映画のレビューをしたりするブログ

Excelと視覚的な情報のユニバーサルデザインの話~主に色デザインについて~

表計算ソフトが苦手な人が考えたこと>

  • 1.はじめに
  • 2.仲見満月がExcelをはじめとする表計算ソフトを苦手とする理由と対策案など
    •  2-1.Excelの枠線は視覚的な情報が多くて注意散漫になる
    •  2-2.Excelを使う時の対策案と気づき
  • 3.視覚的な情報のユニバーサルデザインの話~まとめにかえて~

1.はじめに

2019年7月に入って、10日が過ぎました。私のほうは、諸々の用事や作業を進めつつ、その合間にスマホで『Fate/Grand Order』(FGO)のストーリーやイベントのクエストを進行。6月の新しい章で追加されたキャラクターで、ギリシア神話の医神アスクレピオスにはまってしまい、精神状態が改善されました(要は、日々の楽しみが増した)。
詳しいことは、Twitterのほうで色々と呟いておりますので、ご注意下さい。

 

さて、今回のテーマは、Excelをはじめとする表計算ソフトとユニバーサルデザインについて。教育関係のフリーターをする以前より、私はExcelに大変な苦手意識を持っており、業務で成績データを管理したり、研究職の就活でExcelファイルのテンプレートに入力したりするのに苦労していました。先日、お世話になっている藤原惟さんと色々と話していて、気づくことがあり、視覚的なユニバーサルデザイン(藤原さんの言葉から出てきた事柄)にたどり着きましたので、改めて、ここに整理しておきたいと思います。

 

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【note更新】従妹と従兄のベトナム料理奮闘記の漫画レビューと飲み物の話

約10日ぶりの更新ですが、皆さま、いかがお過ごしでしょうか?本日は、note.muの「分室」で更新した記事の紹介です。レビューした漫画はLINEマンガの連載作品で、ベトナムに関するブックガイドも付けています。読み出し無料ですので、よろしければ、ご覧ください:

note.mu

ホーチミンで遺された店の再開を目指す従妹と従兄のベトナム料理奮闘記~西浦キオ『リトル・ロータス』~|仲見満月の「分室」|note

 

本記事では、上記レビュー記事のこぼれ話を少々したいと思います。話は、主にベトナムで飲まれているコーヒーのこと↓ 

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研究室ブログの3周年記念冊子「梅雨の特別号」を準備していた時、私が現行作業をしようと入ったサンマルクカフェで「ベトナム風コーヒー」をメニューに見つけました。注文すると、黒いコーヒーの底に白くて分厚い層ができており、「何じゃこれは!」と驚きました。白い層は練乳こと、コンデンスミルク。実際に、出てきたのはこちら↓

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コンデンスミルクといえば、日本だとイチゴやかき氷にかけて食べるもの。それを先がスプーン状のストローですくい上げ、コーヒーと混ぜて飲みました。甘さと苦さの考査した不思議な味になりました。note.muで紹介した漫画では、ヒロインのセンがコンデンスミルクの缶を缶切りで開け、淹れたコーヒーに上からトロ―リとふんだんに注ぎ込み、従兄の俊介がビビッているシーンが確認できます。

 

この練乳入りコーヒーは、旧宗主国フランスの文化的な名残と聞いたことがあって、また機会があれば、別のお店でも飲んでみたいところ。ベトナム国内には、コーヒー豆を生産している地域もあるそうです。

 

コーヒーだけでなく、東南アジアに位置するベトナムは、緑茶を飲む習慣もあるそうです。北部の首都ハノイ周辺では、「「タイグエン茶」とよばれるベトナム緑茶が、都市の日常生活のなかで、老若男女、経済階層の上下に関係なく愛飲されて」いるらしく、次の論文に詳しく紹介されていました:

repository.kulib.kyoto-u.ac.jp

この長坂康代さんの論文によると、ハノイ市内にはタイグエン茶を出す茶屋を介して、独特のコミュニティが成立しているといいます。お茶と合わせて、タバコなどの商品を提供するケースがあって、簡易市場にもなっているとか。長坂さんの調査によって、色々と興味深いことが浮かび上がってきていました。気になる方は、ご覧になってみてはいかがでしょうか。

 

そういった感じで、簡単ではありますが、べトナムの飲み物についてお話をさせて頂きました。おしまい。

 

 


 

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ここ研究室ブログが3周年を迎えました

2019年6月12日、はてなブログ『仲見満月の研究室』こと、ここ研究室ブログは3周年を無事、迎えることができました。支えて下さった皆様に、改めて、感謝を申し上げると共に、「今後とも、よろしくお願い致します」ということで、一緒に祝って下さい!


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さて、3周年を迎えるにあたり、研究室ブログの開設あいさつに書いたことは何だろうかと、読み返してみました:


【はじめに】 - 仲見満月の研究室

 

【はじめに】を書いた頃は、どうやら、アカポス就活をしていたようで、研究との接し方に考え込む様子が見えました。その後、院生や研究者の抱える問題について、新聞やオンライン上の媒体に載ったニュースを取り上げたり、自分の経験談を語ったりして、書き続けて情報発信を続けます。振り返ると、「この院生さんの研究、すごい!紹介したい!」と将来的に楽しみな研究の話題がある一方、アカハラや留年・除籍の問題など、書いている私の心にずしっと来るニュースも…。

 

2017年の秋には、一部の記事からセレクトしたものを同人誌化し、イベントで頒布する活動をスタート。現在に至ります。

 

その後、2019年3月に私は次のブログ記事を投稿し、研究業界の問題との向き合い方を変えることを、読者の皆様に向けて、お伝え致しました:


アカデミアの問題をはじめ研究室ブログで考えてきたこと~一区切りつけてからの今後について~ - 仲見満月の研究室

 

以降は、読み残していた本のレビューを不定期に記事として更新することなると言いつつ、何だかんだで、3周年記念の同人誌「梅雨の特別号」を作りました:


【はてな版】『なかみ博士の気になる学術系ニュース』'19年6月 梅雨の特別号の情報まとめ~アジア東部の #茶 まわり本~('19.6.4、1時台の更新) - 仲見満月の研究室

 

せっかくなので、一緒に3周年をお祝いしましょう!(2回目)

 

ときどき、最近は、山積みの自分の問題に取り組むのに忙しかったり、エネルギーの出力配分を適当にできずに心身の調子を崩したり、深く潜り込んでいる状態のことがあります。どこまで、ここを続けられるかは不明ですが、気長にお付き合い頂けたら、有り難いです。

 

それでは、また!

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