仲見満月の研究室

元人文系のなかみ博士が研究業界の問題を考えたり、本や映画のレビューをしたりするブログ

◆お礼&告知◆花鳥風月146のお礼、第五回 #文学フリマ 福岡での委託(バイロン本社【う-09】)のこと

同人活動のお礼と告知まとめ>

  • 1.花鳥風月146( '19.9.8(日))のお礼
  • 2.第五回文学フリマ福岡での委託について~バイロン本社【う-09】~
  • 3.最後に

1.花鳥風月146( '19.9.8(日))のお礼

ここの研究室ブログ、更新がめっきり減っておりますが、ブログの裏側で忙しく様々なことをしています。今回は、同人活動のお礼と新しいお知らせについて。

 

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(画像: 同人誌即売会の手描き素材イラスト - No: 1541872/無料イラストなら「イラストAC」の中央イラストに仲見満月が着色)

 

まずは、先週8日に島根県松江市で開催された花鳥風月146、参加者の皆さま、大変お疲れさまでした!弊サークルの仲見研は委託No.14で出展し、今年6月の新刊と3月に出した「FGOと学術出版の本」が委託分が完売。これにて、「FGOと学術出版の本」は手元にあった頒布用の在庫が尽きました。お買い上げいただいた方には、重ねてお礼申し上げます。

 

 

2.第五回文学フリマ福岡での委託について~バイロン本社【う-09】~

ここからは、'19年10月に開催される第五回文学フリマ福岡での委託についてお知らせです。先日、吸血鬼の登場する文学作品映画の評論本を中心に出されているサークル「バイロン本社」の宮田秩早様にお声をかけて頂き、弊サークルの忍者学の同人誌を委託させていただくことになりました。

 

現時点でのイベント、および委託先サークル様の情報を簡単にまとめておきたいと思います。

 

<開催場所や日時の情報>

 

<委託先サークルについて>

弊サークル仲見研から委託するのは、忍者学の特集号です。近年の日本史関係でホットだった近世、なかでも忍者に関する研究ニュースを特集し、三重大学が力を入れている忍者学の研究や、メディア作品と甲賀忍者の子孫宅で発見された「秘伝」忍術書の話題、中国や韓国の忍者のような職の人物画が出てくる漫画紹介の記事を書き、収録しました。1部500円です。

 

ご予定が合うようでしたら、バイロン本社様の本のお買い上げついでに、チラッと見てやってください。

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【はてな版】BOOTHの在庫切れ本とオンデマンド受注のお知らせ

<昨日'19.9.14の更新記事に続く同人活動の話その2>

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(画像: 同人誌即売会の手描き素材イラスト - No: 1541872/無料イラストなら「イラストAC」内のイラストに仲見満月が着色)

 

 

昨日、「◆お礼&告知◆花鳥風月146のお礼、第五回 #文学フリマ 福岡での委託(バイロン本社【う-09】)のこと - 仲見満月の研究室」の記事の追記になります。Twitterで告知しましたように、弊サークル「仲見研」のBOOTH通販に在庫切れ本が新たに発生しました↓

 

同人誌の在庫保管のスペースに限界を迎えたため、上記の学術同人誌のバックナンバーは、印刷・製本のオンデマンドサービス(POD)による受注頒布する方法を取り入れました。各同人誌の紹介ページ右上から行ける受注フォームでご注文いただき、お支払いが完了すると印刷・製本された本が3日~10日の営業日で発送されるシステムです。

 

今回、在庫切れになった本は、弊サークルでイベント頒布する中で、よくお買い上げされ、感想をいただく人気の本。ということで、本記事にもPOD受注の直リンクを貼りました。どうぞ、ご覧ください。

 

★中東の近現代史を知るための漫画や小説のブックガイド特集号:

www.seichoku.com

 

★現在の「忍者学」とその環境を伝える特集号:

www.seichoku.com

(忍者学特集号のほうは、来月20日の第五回文学フリマ福岡で、バイロン本社様(ブースNo.う-09)に委託頒布いたします。そちらのイベントでお買い上げすることも可能です。ご案内の記事は、こちら↓

naka3-3dsuki.hatenablog.com

をご覧ください)

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【メモ】10代後半の頃に読んだ本を振り返る~塩野七生の歴史もの作品を中心に~

今週のお題「○○の秋」

 

<今年も書きます!読書の秋の記事>

  • 1.はじめに 
  • 2.10代後半の頃に読んだ本を読書メモで振り返る~塩野七生の歴史もの作品を中心に~
  • 3.おわりに

1.はじめに 

先月の終わり頃、親戚宅を訪れた際、来ていた親族から受け取り、持って帰った荷物に自分が10代後半の頃、書いていた読書メモがありました。ちょうど、はてなブログのお題が「〇〇の秋」ということで、読書の秋に引っかけて、私がどんなものを過去に読んでいたのか、振り返ってみようと思います。

 

 

2.10代後半の頃に読んだ本を読書メモで振り返る~塩野七生の歴史もの作品を中心に~

いつぐらいに読んだかは、ざっくりとしか分かりませんでした。だいたい、取り上げた本の中で、発行年月日から2000年代初頭あたりと思われます。だいたい、高校の部活引退から大学1年目くらいの時期でしょうか。紹介したい本も含まれていますので、コメントの間にリンクも入れました。

 

=(以下、10代後半の読書日記から)=====================

 

いろんな本を読みかけで置いています。

 ・『北欧神話』 :

北欧神話 (岩波少年文庫)

北欧神話 (岩波少年文庫)

 

  ・『サロメの乳母の話』:

サロメの乳母の話 (新潮文庫)

サロメの乳母の話 (新潮文庫)

 

  ・『夏の世の夢』:

シェイクスピア全集 (4) 夏の夜の夢・間違いの喜劇 (ちくま文庫)

シェイクスピア全集 (4) 夏の夜の夢・間違いの喜劇 (ちくま文庫)

 

  ・『小説 鋼の錬金術師 遠い空の下で』:

小説 鋼の錬金術師(4) 遠い空の下で (Comic novels)

小説 鋼の錬金術師(4) 遠い空の下で (Comic novels)

 

 

後ろの2冊は公立図書館から借りてきたものです。ほかに読みかけのもあったけど、とりあえず優先はこの4冊。けっこう、(同時進行で読んでいるのが)多いなぁ。 『夏の世の夢』は、あまりおもしろくない…。私の感性にあまり合わないのかも。内容は台本形式で、読みにくい…。

 

それに比べて、ほかの3冊はスムーズに読み進めています。中でも『サロメの乳母の話』は、おもしろい。歴史上の人物の家族や使用人、学問の師たちが独特の口調で話しかけてゆく、短編小説(集)。作者は、あの塩野七生さん。2002年にイタリアから国家功労賞を授与された人ですね。この人の本は分かりやすくイタリアの歴史を書いたものが多いようです。

ローマ人の物語』は大好きですね。新潮社の文庫版1~6を読んだだけで、高校の世界史の古代ローマ単元、かなり点数が取れそうで。ほかにもイタリアを描いた(作品に)『ルネサンスの女たち』、『海の都の物語』などなど。ルネサンスを描いた作品も、世界史で中世あたりで(頭の中が)こんがらがる人にオススメ。

ルネサンスの女たち (新潮文庫)

ルネサンスの女たち (新潮文庫)

 
海の都の物語―ヴェネツィア共和国の一千年

海の都の物語―ヴェネツィア共和国の一千年

 
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