大学教員
<書評します> 1.はじめに 1-1.あの本のレビューを改めて 1-2.本書の目次と全体 2.ポール・J・シルヴィア『できる研究者の論文生産術』をしっかり読む 2-1.序盤(第1~3章)の内容 2-2.中盤(第4~6章)の内容 2-3.終盤(第7・…
<今回の内容> 1.はじめに 2.「学校辞めるか死ぬか選べ」大学教授の“アカハラ”恐怖の実態 」(ダイヤモンドONLINE)~を読む 2-1.小中の学校教員の問題行動との比較から見たアカハラ 2-2.受ける側に自覚されいなかった「ハラスメント」と認知の広…
<今回の内容> 1.衝撃的なニュースでした~はじめに~ 2.時事通信と朝日新聞の両記事から分かること 2-1.時事通信の内容 2-2.朝日新聞の内容と東京学芸大の対処法について 3.アカハラ背景には教育指導が出来ない教員のストレスもあったのでは…
今まで、弊ブログの宣伝やツイキャスの朗読のお知らせをしていた「note.mu」について、「仲見満月の「分室」」として整備しようかな、と考えております。このブログの右サイドメニューの上から2番目、「資料庫(書庫)と分室」のところに、新たにリンクを作り…
<今回のにゃいよう> 1.はじめに 2.「東大、若手研究者300人 「任期なし教員」に転換 」(日刊工業新聞 電子版)お内容 3.最後に 4.続報:「東京大学で起こった、非常勤職員の「雇い止め争議」その内幕」(現代ビジネス) 1.はじめに 私自身、上…
<今回の内容> 1.はじめに 2.「ポストドクターから大学教員への道険しく、文部科学省調べ」( 大学ジャーナルオンライン)の内容について 3.今回の大学ジャーナルオンラインの報道等に対するネットでの反応 3-1.吉川英光の指摘について 3-2.吉…
<間取りを使った実験的短編集> 1.はじめに 2.「浴室と柿の木」 3.「巻貝」 4.まとめ 1.はじめに 本書は、建物や集合住宅の部屋が舞台となり、その間取りの描写を通じて展開される小説の短編集です。ツイキャスのほうで、頭の「船の舳先にいるよう…
1.はじめに 2.教育と研究の業務分離の話~「奨学金問題の根本原因は教育・雇用の歪みだ」(東洋経済オンライン) の2ページ目~ 3.日本の中等教育後期と職業訓練制度と貧困層のこと 4.最後に 1.はじめに 大学教員は、大学の運営・経営や教育関連の業…
<本記事の内容> 1.はじめに 2.インタビュー「ブラックで済まされるアカハラ 大学の自浄作用の低さの原因は?」(『Lab-On』) 2-1.水無月さんのプロフィールと所属していた「黒いラボ」 2-2.「学歴ロンダリングは許さない」ことについて 2-…
<本記事の内容> 1.はじめに 2.「山形大生アカハラで自殺 1年半以上公表せず 遺族は大学側を提訴」(河北新報)の報道内容から新たに分かったこと 3.河北新報の報道に見る山形大学側と大分大学等の事案について 4.最後に 5.追記:山形大学の対応…
<今回の内容> 1.はじめに~大分大学の経済学部生の「アカハラ自殺」について~ 2.2つの新聞から読み取れる「大分大学の学生アカハラ自殺」の経緯と山形大のケースとの比較 2-1.2つの新聞から読み取れる「大分大学の学生アカハラ自殺」の経緯 2…
<本記事の内容> 1.はじめに~今回の山形大での学生自殺と日本における「アカハラ自殺」報道の現状について~ 2.2つの新聞から読む取れる「山形大学の学生アカハラ自殺」の経緯と他のハラスメント事案との比較 2-1.2つの新聞から読む取れる「山形…
<九大の「配偶者帯同雇用制度」と週末家族な研究者たち> 1.「研究者夫婦、一緒に雇用します 九大、リケジョ確保狙う」(朝日新聞デジタル)の紹介 2.「週末家族」な研究者家庭の例 2-1.ママさん教授のE先生: 2-2.パパさん先生の地理学Y先生の場…
<「初恋」と夏のカルピスと人文科学部門のある研究助成制度> 1.はじめに~カルピスのあれこれ~ 2.田中淳夫「カルピスの日に思い出す、二人の「カルピスの父」( Yahoo!ニュース-個人)の紹介(2017.9.6_2155に人物関係図を修正) 3.三島海雲記念財団と…
主に職業研究者の研究資金の使い方に対する厳格化について、前回は日本学術振興会の特別研究員のパターンを紹介いたしました: naka3-3dsuki.hatenablog.com 今回は、大学教員のパターンを中心に、ご紹介致します。 <今回の内容:後編> 5.大学教員の場合…
<脱出記の「されたほう」の「それから」> 1.近況報告と今回の話 2.「ブラック研究室を抜け出せ!脱出に成功した事例3つとアドバイス」と脱出された「黒いラボ」の「それから」対策 2-1.「院試で抜け出す(学部生のみ有効)」パターン 2-2. 「…
<今回の内容> 1.はじめに 2.「大学院は「隠れ発達障害者の沼」だった」のまとめ一部を再掲とその課題をどうしていくか? 3.発達障害傾向を抱えた院生や研究者の課題をどうしていくか? 4.まとめ 1.はじめに 昨夜、投稿論文のリライト作業でドキ…
*本記事では、登場する方々について、個人の特定を防止する観点から、非常にぼかした表現をしたり、事実と一部異なる表現をしたりしているところがあります。どうか、ご理解ください。 先週くらいに博論の副査になって頂いた染田先生(仮名)とお茶をしてき…
本日、キャッチした気になるニュースはこちら: www.nikkei.com このニュースと同じテーマで、昨日の日経新聞朝刊に記事が出ていましたので、そちらを参照しつつ、若手の研究室立ち上げの文科省支援について、見ていきましょう。 文科省、若手の研究室設立を…
<本記事の内容> 1.はじめに 2.大学教員の職名と職階~新聞記事と仲見の周辺の話~ 1.はじめに 助教、准教授、教授、名誉教授…。大学の先生には職によって、いくつか呼び名があります。大学院生、それから大学の教職員の方には馴染みのある職名かもし…
本日は、次のアカハラに関する第三者機関活用の続きとなります。: naka3-3dsuki.hatenablog.com 河野衆議院議員の公式サイトで、次の報告が出ました: www.taro.org アカハラ対策に関する部分だけですが、転載させていただきますこと、ごめん下さい。 雨も…
<本記事の内容> 1.はじめに 2.「日本の科学研究—地盤沈下は止められるのか」(nippon.com)について見ていく 2-1.セクション1:減少をたどる日本発科学論文 2-2.セクション2:「ポスドク」苦境で博士課程進学者が減少 「ポスドク」苦境で博士…
<今週の気になるニュース2件> 1.5月末から6月初めの大学・大学院や研究業界のニュース 2.「地方大学の強化「明治以来の改革に着手する」 安倍首相」(朝日新聞) 3.「被引用多い論文数、国別10位に後退 科技白書で指摘 」(日経新聞) 4.まとめ 1.…
<今回の目次> 1.NHKスペシャル「発達障害~解明される未知の世界~」(2017.5.21放送)を見ての感想 2.「東大生の4人に1人は「アスペルガー症候群」 元東大院生のツイートに現役も「マジだと思う」(J-CASTニュース) の内容 3.J-CASTニュース、および仲…
<今回の記事> 1.はじめに 2.「大学教員からみたハラスメントとその所感~「加害者」とされて巻き込まれた時の経験談や考え得る対処法ほか~」(togetterまとめ)の補足 2-1.大学教員からみたハラスメントとその所感 その1 高史明さんの巻き込まれた…
ブログ『発生練習』のNext49さんのブログが更新されました。『文藝春秋』2017年4月号に掲載された、河野太郎衆議院議員による、文科省と大学の天下り問題についての報道がオンライン上で公開されているのも含めて、情報がまとめられています: 河野太郎議員…
<今回の目次> 1.5月の祝日と東アジアの国々 2.「タダでも中国には行きません 深刻な学生の中国離れ 一方通行の学生交流、このままでは情報格差が広がるばかり」(JBpressより) 2-1.ニュース記事の内容 2-2.2000年代後半以降の二度の中国訪問から…
2017年4月27日より、新聞各紙、ニュースで報道されました、京都市で起こった故・桑原武夫(フランス文学者、元京都大学人文科学研究所所長等を歴任)の蔵書廃棄問題をとおして、人文学者の死後の蔵書問題について、書いた一連の記事をまとめました。 naka3-3…
<2本のニュースをお送り致します> 0.はじめに 1.香港科技大移籍予定の若手経済学者の話(withnews.jp、2017.4.29) 2.産学官共同研究の文科省等によるファクトブック(文部科学省、2017.4.27) 3.最後に <関連記事> 0.はじめに この27日の木曜…
<本記事のコンテンツ> 1.はじめに 2.「書籍『ハラスメントの事件対応の手引き』の読書メモ」の内容 2-1.『ハラスメントの事件対応の手引き』の概要 2-2.「教員→他の教員」のアカハラ+秘書職員等へのセクハラ その1.「東大駒場騒動」 その2…