仲見満月の研究室

元人文学系、現・文理総合学系の「真っ白」博士が大学院とその周辺問題を考える

漫画本の見開き構成と学会大会の発表レジュメ

一時期、趣味でアニメーションや漫画を創ろうかと、その制作手法を学ぼうとして、ストーリーの作り方やシナリオ論の入門書を買い集め、読んでいたことがあります。「シン・ゴジラ」に関する記事で尾頭ヒロミの絵を描いていて載せたのも、その名残です。

 

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同じころ、院生時代は、研究室単位で固まって学会に参加し、自作のスライドでマイクを片手に、発表報告を半年に一回くらいはしていました。学会大会で発表報告するには、事務局の設定した期限までに、題目と内容要約を示したレジュメを作り、提出しなければなりません。そういうわけで、その期日が迫ってくると、PCでレジュメを作るのに文字をひたすら打ち、印刷して実際のレイアウトを確認し、赤入れをして再びPCで打つ込む。この作業の繰り返しを行う方法で、私はレジュメを作っていました。

 

印刷のプロパティをいじるとき、私は基本的にA4両面印刷にしていました。そうすると、横書きで左開きとなり、1ページをめくって次の左が2ページ、右が3ページという見開き状態になります。見やすさを考慮して、セクションの切れ目を左のページ下に持っていき、右のページ頭から次のセクションや新しい章が始まるように改行したり、段落を調節。

 このレジュメ作が何かに似ていると考えたところ、漫画本の誌面作りはこんな感じだったと思いだしました。

 

その頃、ストーリー漫画の技法書を読んだり、漫画家の制作インタビュー記事を読んだりして、コマ割りやページ構成を意識し始めいたと思います。その時、その時で作っていたレジュメに赤入れしていると、それぞれ起承転結の何をどこに割り振ろうかと、自然と意識をしていました。

 

読んでもらう人を意識して漫画は作るものなんですが、小説やエッセイ、ノンフィクションなんかも同じようで、よく文字の配置や改行の間隔を見ていると、リズミカルな作品もあります。

 

学術論文は誌面にリズミカルさが求められるのか、また、情報として音声の加わる発表用レジュメは求められる要素が違っているのかもしれません。が、できるだけ、発表後もレジュメを読み返してもらえるよう、毎回、見開き構成を意識していたのを、部屋の掃除で当時のレジュメの挟んであるファイルを見ながら、思い出していました。

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