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仲見満月の研究室

元人文学系、現・文理総合学系の「真っ白」博士が大学院とその周辺問題を考える

ジョブズだって「人」であるーヤマザキマリ『スティーブ・ジョブズ』ー

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奇人変人と言われたアップル創業者の伝記コミカライズ。

実はジョブズって、高校時代に文学作品に興味を持ったり、少し経ってボブ・ディランを聞いたり…。
読んだ印象ではクラスメイトたちと何ら変らない、ごく普通の趣味の青年だったのかと。 (あと、ドラッグに興味を持ち、やったことも含めて)
 

 

最も衝撃的だったのは、序盤でジョブズの妻・ローリーンの登場。 ジョブズは商品開発や経営に熱心で、独身貴族のイメージが強かったんですよ!

そうは言っても、彼が「天才」とになったのは、やっぱり、下地として養父の中古車修理があっったのだと思います。そして、エンジニアたちの発明品などを近い存在として、幼少期から見ていたことが大きいんだと思う。

あとジョブズのワクワク感は、漫画のコマにある電子部品の細かさを見ても共感できました。ヤマザキ先生のこだわり、ええ、私には分かります!

巻末の対談と「コミックナタリー」のインタビュー(http://natalie.mu/comic/pp/stevejobs)では、ヤマザキ先生、今作では筆ペン(セーラー製)で描いているそうですね。丸ペンで細かく描いた『テルマエ・ロマエ』とは違い、シンプルに強弱があって、画の違いも楽しめるかもしれません。

最後に、一話一話の間に挟まれた2コマ漫画に思わず、ニヤっとしてしまった。特に、好きなアーティストの音楽を旅先で聞くべく、ジョブズが経験したという苦労が、後の「大・発・明」に繋がったという筋書きの件は、笑わずにはいられませんでした。

まだまだ、駆け出しの1巻ということで、2巻以降が楽しみです。

(*2013年8月ごろ読了)
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