仲見満月の研究室

元人文系のなかみ博士が研究業界の問題を考えたり、本や映画のレビューをしたりするブログ

ネットの無線を研究室とその周辺で探し求める話

今週のお題「自己紹介」

 

今年の6月で弊ブログは2周年を迎えます。今週のお題に合わせて、このブログの最初のほうで書いていた、院生時代の研究室のデジタル環境:

naka3-3dsuki.hatenablog.com

に関する小話をしたいと思いました。昔、どんな研究環境にいたのか、という自己紹介の代わりにさせて頂くエピソードです。

 

テーマは。ネットの無線を探し求めていたこと。

 

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本日、日課Twitterをのぞくと、フォローさせて頂いている研究者の方のツイートがありました。その方が先輩研究者のもとに行くと、窓に身をのり出すようにして、ノートPCを使っていらっしゃる。その人が先輩に身をのり出している理由を尋ねると、どうやら、研究室に入りづらい学内のネット無線について、隣の建物の無線を拾ってネットしているとのこと。そのTwitterユーザーさんは、泣きそうになったそうです…。

 

お話を読んでいて、私のいた研究室も似たような感じで、学内のWi-Fiの電波がつかまらない位置にありました。思い起こせば、修士課程の頃は有線を使用。博士課程に入学すると、事務室に先輩方が「無線が研究室に入らないから、何とかしてほしい!」と訴えに行ったことがあったようです。担当職員の方によると、私のいた研究室は建物の構造上、そのままでは、キャンパス内で最も無線の電波を拾いにくい位置にあるようで、引っ越す以外、どうしようもないと言われたようです。ついでに言うと、3Gも4Gも、LTEも電波が入りにくい。ワンセグの電波まで拾えない場所で、なんでやねん!と言いたくなるところでした。

 

確かに、隣の実験棟に行くと、同じ階でも無線の電波が入って、ネットし放題。上の最上階も同じです。2010年代半ばまで、サッカーのワールドカップを観戦する時は、ワンフロア、階段を上った廊下でイヤホンをして観戦していたほどでした。なお、自宅も自宅で、立地が悪く、中継をしていたテレビ局のチャンネルが映らなかったため、近所の定食屋さんのテレビで観戦したこともありました。

 

今のままでは、大学内を飛んでいるWi-Fiが拾えません。指導教員は、数の少ない有線にネットを頼りっぱなしになるのは困ると言い出し、研究費の一部を出し、学内を飛んでいる電波をキャッチするためか、新たに契契約でもしたのか、ルーターっぽい機械を先輩方に購入させました。数年前の今頃、大学生協の紙袋を抱えて帰って来た先輩方を見ていると、研究室の有線のおおもとと思わしきケーブルを抜き、機械に挿し込んだり、機械の電源コードをコンセントプラグをさし入れたりして、いじっていました。機械のことはサッパリだった私ですが、PCを起動させた後、どうやら機械が使えるように設定をしていたようです。

 

30分後、先輩の一人が私の机にやって来て、「無線でネットができるように設定するから、ちょっとPCを貸してもらっていい?」と仰いました。書いていたメールを閉じて、PCを託すと有線ケーブルが抜かれ、デバイス接続のウィンドウが開かれて、設定開始。5分後くらいに「終わったよ」の一言があって、私が研究室で借りていたPCは、学内か、新たに契約した無線かに繋がり、有線なしでネットを使えるようになっていました。

 

その後、私のいた研究室は別の場所に引っ越すことになります。研究費で購入した機械は院生部屋に置いていくことになったようでした。管理者は私ではなかったので、機械の行く末は存じませんが、 次に「入居」してきた別の研究室の方々が引き継いでお使いになっているのかもしれません。一昨年に、隣の研究室の後輩の話していたことは、うちの講座の染田研(仮名)や相田先生(仮名)の個人研究室の窓側に、新しい研究棟が建ってしまい、学内の無線を拾いにくくなったとのことです。

 

大学院を出た人間が言う権利はないと思いますが、大学当局の方は新しい建物を建てる際、既に「入居」している人たちが研究しやすいよう、無線の電波やワンセグといった環境についても考えて頂きたいところです。

 

おしまい。

 

 
Wi-Fiのすべて - 無線LAN白書2018 

 

 

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