仲見満月の研究室

元人文系のなかみ博士が研究業界の問題を考えたり、本や映画のレビューをしたりするブログ

pixiv #booth_pm の通販に #関西コミティア 52の新刊追加、即売会にWEBカタログが便利な話ほか

0.はじめに

再び、五月雨が降り出している執筆管理人の地方です。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。私のほうは、昨日、関西コミティア52の新刊をpixiv-BOOTHの通販ページに追加したり、通販受付を再開したり、見本誌データの登録をしたり、イベント後の細々とした作業をしておりました。

 

そうそう、新刊お買い上げの皆さま、特典①、②のダウンロードもお忘れなく!

 

作業のほうが落ち着きましたので、色々と改めて告知をいたします。

f:id:nakami_midsuki:20180523193405j:plain

 

 

1.pixiv-BOOTHの通販ページに新刊追加と注文受付再開

20日にスペースで、持ち込み分がほぼ完売になりました、新刊『なかみ博士の気になる学術系ニュース』’18年5月春号、通販ページを作成しました:

naka3-ken.booth.pm

本号では、大学の先生になるまで、そして、なってからという、なかなか、「言えない・聞けない・見えない」エピソードを特集。世にも珍しい、大学の先生たちの生態、なり方を描いた

『あくびカレッジ 』(クロフネコミックス):

をイラスト付きでレビューしつつ、いかに面倒な仕事を先生方がこなすテクニックや、時にスルーするスキルをお持ちか、あるいは偉い先生の弟子になった後の艱難辛苦を解説する記事を載せています。単に本作品の紹介だけでなく、私自身の経験や、周りにいた先生方のエピソードも交えて、解説いたしました。

 

後半は、採用試験20連敗の任期付きで気候学が専門の日本人ポスドクが、偶然、舞い込んだイギリスの大学の採用試験に挑んだエピソードです。渡航編、採用試験と初任編の2回に分け、若き日本人気候学者の体験談に、私の知っている台湾の大学に勤務した先生の模擬授業っぽいテストをはさんんだり、初任者向けの授業研修の英日での有無の解説をしたり、濃い内容に書き上げました。

 

巻末コラムは、書き下ろしで「初めて論文査読が通ったら」というテーマです。論文投稿について、分野ごとの掲載料の違い、緊張する審査者のコメントを読む瞬間、校正・再校で修正可能な程度など、著者の経験を中心に、周囲の院生や先生方にお聞きした話を絡めて、まとめました。

 

そういう感じで、面白いので、ぜひお読みください!なお、通販にはイベント新刊特典は付属しませんが、当日、頒布した紙版「研究室通信」Vol.3.5も通販で取り扱っております。 ご一緒にいかがでしょうか:

naka3-ken.booth.pm

 

また、pixiv-BOOTHのほうで、各既刊、当サークルの公式マスコット・博柴(はくしば)のグッズ、バウ・スピナーの在庫を確認後、注文受付を再開しております。一度、のぞいてやってください:

naka3-ken.booth.pm

 

 

2.the BASEの「仲見研 Online Books」終了と通販ページの一本化

今回、pixiv-BOOTHの通販で一部再開に際し、the BASEのほうに開いていた「仲見研 Online Books」を終了して、BOOTHのほうに一本化しました。詳しい経緯は、「【'18.5.23_0101追記:お知らせ】同人誌のオンライン通販ページを開設、そして一本化~ #booth_pm と #BASEec ~ - 仲見満月の研究室」の「2.「仲見研 Online Books」の閉鎖につきまして('18.5.23_0101追記)」に書いています。簡単に言うと、

  • 専用アカウントがなくても買い物ができたthe BASEのメリットを気にしなくて、よくなった(体感的にpixiv-BOOTHの利用者がぐっと増えた感じ)
  • 通販ページを一本化して効率化することで、ページ運営により注力できる

といったことを考えるようになったからです。

 

これからも、皆さまに便利にお使頂けますよう、努めてまいります。どうぞ、仲見研をよろしくお願い致します。

 

 

3.関西コミティアの見本誌登録とWEBカタログが便利な話 

ここからは、久々にサークル参加した関西コミティアの見本誌登録について、少し書きます。私は5~6年前に一度、前のサークルで参加していた後、今回、仲見研としては初参加となりました。今回の参加は1000スペースで、以前に参加した時よりも2~3倍にスペースが増加しているように思われました。運営スタッフの方々も、試行錯誤を重ねられており、イベントカタログ兼作品紹介や参加者コミュニティの読み物『ティアズマガジンかんさい』の編集業務もあって、苦労されているようでした。その取り組みのなかで、今回から始まったのが、見本誌登録です:

 

サークル参加者はリンク先のGoogleフォームに頒布物のタイトル、価格やサイズを一回につき3種まで記入し、送信できます。運営側はそのデータを集計して、『ティアズマガジンかんさい』で取り上げる作品の執筆や、即売会の間にある見本誌読書会の目録作成にデータを使われるそうです。試行錯誤の末とはいえ、私は各サークル参加者にイベントごとに頒布物のデータ入力をしてもらう、WEB上のプラットフォームが関西コミティアにまだないことに、少し驚きました。というのも、文章系同人誌即売会には一部でWEBカタログのシステムを採用しているところがあるからです。

 

関西コミティアに戻ってくる前、私は文章系同人誌即売会の第二回文学フリマ京都に出店しており、また今年7月には、同じジャンルの第7回Text-Revolutionsにも委託参加予定です。これら文章系同人誌即売会では、参加者が申込手続を行うと、一定の時期と段階以降、サークル参加者はWEB上のシステム(たとえば、同人プラットフォーム「Plag!」文学フリマもベースのシステムは同じ模様)を利用して、頒布物(アイテム)の紹介データを編集し、公開することができます。現在、弊サークルが第7回Text-RevolutionsのWEBカタログに作成したページは、以下のようなものです:

plag.me

Plag!ではPlag!内の、文学フリマでは東京でも大阪でもどこでも、過去に登録したアイテムを新しく参加するイベントのWEBカタログのページに引き継げ、また新刊を新たに登録することが可能です。例えば、第二回文学フリマ京都に初参加の仲見研が、翌年の文学フリマ大阪に出店する場合、第二回のWEBカタログに登録した頒布物のデータが引き継がれているため、翌年の文学フリマ大阪のWEBカタログに再登録しなくてする必要はありません。

 

WEBカタログでは、頒布物のデータ引き継ぎに加え、他にも便利な機能があるようです。各アイテムのページ、サークルページにSNS共有ボタンはもちろん、「気になる☆」、「訪問済み✔」のアイコンが設置されています。どう使うのかは私には分かりませんが、技術書典のWEBカタログでは、イベント前に似たようなチェックボタンを訪問者がプッシュすると、押された数が表示され、その頒布物がそのくらい注目されているか、出展者にとって一定の指標になると聞いたことがあります。過去、Text-Revolutionsの人気サークルさんのページを見に行った時、「気になる☆」、「訪問済み✔」のところに押された数の表示はなく、技術書典とは違った使い方があるのでは?と考えました。

 

文章系同人誌即売会のWEBカタログについては、詳しい使い方を改めて調べてみる必要がありあそうです。話を戻しますと、関西コミティアにもこういったWEBカタログのような、サークル参加者が頒布物のデータ登録、公開、蓄積ができ、運営側にはデータを集計する役割のシステムやプラットフォームが使えたら便利なのに、とこの度、気づいたのです。私の憶測では、各コミティアで発行されている『ティアズマガジン』が長い間、カタログの役割と共に参加者交流の場にもなっており、文章系同人誌即売会に比べて、WEBカタログのようなシステムの導入が進まなかった可能性があります。ともあれ、規模拡大にともない、関西コミティアでは運営の効率化と盛り上がりのためにも、WEBカタログのようなプラットフォームの導入をしてみてもよいと思います。

 

コミティアでは、積極的に参加者の声をアンケートで吸い上げて、改善していく方針を取っているようです。関西コミティアも同様で、取り上げられた声は『ティアズマガジンかんさい』でスタッフによる回答がありました。アンケートはがきか何かで、上記のWEBカタログ導入の件を書いて、提案してみようかと考えています。

 

 

4.最後に

書いているうちに、思ったより長くなってしまいましたが、お知らせは以上です。関西コミティア52の様子は、次の記事でレポートしていますので、ご覧いただけたらと思います:

naka3-3dsuki.hatenablog.com

 

今回のWEBカタログの件、またお買い上げいただいた本に関するお便りにつきまいては、弊ブログのメールフォーム、TwitterのDMに加え、匿名で投稿できる下のメッセージのサービスで、お寄せください:


仲見満月にマシュマロを投げる | マシュマロ

 

おしまい。

 

 

ブロトピ:アクセスアップのお手伝い!ブロサーあんてなにあなたも入会してみないか!

ブロトピ:ブログ更新のお知らせはこちらで!

ブロトピ:今日の学問・教育情報

ブロトピ:ブログ更新しました

ブロトピ:読書に関するこんな記事

 

↓いいね!だったら、ポチッとお願いします。

にほんブログ村 大学生日記ブログ 博士課程大学院生へ
にほんブログ村