仲見満月の研究室

元人文系のなかみ博士が研究業界の問題を考えたり、本や映画のレビューをしたりするブログ

【お知らせ】同人誌のオンデマンド受付開始、 #技術書典6 に「 #FGO と学術出版の本」を委託予定の件

サークル「仲見研」の同人誌について、今回、お知らせが2つあります。主に、BOOTHを含む通販と、来月半ばの技術書典6に新刊委託するお話。

1.これからの通販のについて~'18年10月秋号の初版注文停止とPODの受付開始~

ひとつは、蒼月祭34の出展にともない、『学術系ニュース』'18年10月秋号(通称「世界ふし●発見!本」)の初版注文を停止したお知らせです。既に、該当の登録作品ページで「在庫なし」になっております↓

naka3-ken.booth.pm

 

BOOTH通販の在庫状況については、先日、お伝えした次のとおりです。

今春の新刊は、蒼月祭34終了後、4月第2週の東京であるイベントに出展予定のサークルさんに委託交渉をしております。今回のイベント分が完売した場合、4月のイベント委託分との兼ね合いで、弊サークルの通販ページ「仲見研 Online Store - BOOTH」で扱う在庫が、じゅうぶんに確保できなくなるかもしれません。既刊の「世界ふし●発見!本」についても、今までの売れ行きでは、蒼月祭34で完売になる可能性がございます。

◆告知◆ '19.3.10(日) #蒼月祭 34「仲見研」出展情報まとめ 【No.え-03】 - 仲見満月の研究室

 

特に人気の「世界ふし●発見!本」につきましては、完売が予想されるため、手元にある初版の在庫分は注文停止にさせて頂きました。その代わり、

仲見研では「ネットで注文があったら、(入金確認後に)印刷・製本後に発送される」プリントオンデマンド(POD)のサービス導入準備を始めました。今ある在庫がなくなっても、ご希望の方には今後も同人誌を届けられる

 (◆告知◆ '19.3.10(日) #蒼月祭 34「仲見研」出展情報まとめ 【No.え-03】 - 仲見満月の研究室

ように、第2版の印刷・製本の受付を開始いたしました(製本直送.comの「どこでも出版」サービスを利用)。

 

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『学術系ニュース』'18年10月秋号につきましては、次のページでご注文いただけます。

www.seichoku.com

 

第2版は、
  ・巻末付録として「研究室通信」Vol.6.5を収録
  ・裏表紙と奥付の発行年月日
  ・奥付の印刷所
をのぞき、初版と内容は同じものです。

 

価格については、第2版は受注生産にともない、1部の(送料抜きで)初版より300円ほど高くなっております(POD登録料や手数料などによる)。ご注文の際は、リンク先のページをよくお読みいただき、価格のことも含めてご了承の上、手続きにお進みください。

 

 

PODの受付は、「研究室通信」Vol.3.5も開始しております。頒布経緯の関係で、利用規約を設けました。ご覧いただき、同意の場合、ご注文ください:

www.seichoku.com

 

今後、BOOTHで在庫が切れた本から順次、PODによる受注へと頒布・販売を切り替えていく予定です。背景には、弊サークルの使える物理的空間の制約にともない、オンデマンドのサービス利用に踏み切った経緯がありました。サービス切り替えにともない、PODではBOOTHの時より、同人誌1部あたり300円以上アップすることを避けられません。弊サークルの本をお求め下さる方に心苦しい限りです。せめてと思い、もとのBOOTHページに初版の商品データを掲載し、POD版と比較した上でご注文の参考にして頂けたら、考えました。

 

 

2.技術書典6の出展サークル様に新刊委託の予定 

もうひとつは、技術書典6にご出展のサークル様に、新刊の『なかみ博士の気になる学術系ニュース』'19年3月 春号(通称「FGOと学術出版の本」)を委託するお知らせです。先にイベントの開催予定日時をまとめておきますね。

技術書典は、コンピューターやソフトウェアなどを含むITエンジニア向けの技術書や、そうした業界で仕事をする人に向けたキャリア指南書といった、技術に関する本や関連する物品を頒布する同人イベント。といったらよいでしょうか?

 

弊サークルの新刊を委託する予定の出展サークル様は、藤原惟さんの「ソラソルファ」(か-20)です。サークル主の藤原さんは、昨年末、Markdownのライティングガイド本を出されました。お世話にな(ってい)るサークル様、ご著書を宣伝させて頂きます↓

 

続いて、委託予定の「FGOと学術出版の本」について。この号では、スマホRPGFate/Grand Order』(FGO)に登場するキャラクターについて、史実上の人物の伝記の増刷や復刊を手掛ける学術出版の世界について、

  • FGOが掘り起こした新たな学術書の読者の存在を指摘したり
  • FGOに出てくるキャラクターのことを知りたいなら、図書館を活用しよう!」ということを提案

したりと、色々と業界の抱える課題を考えました。本誌の後半では、

 ・学術出版の意義や著者となる研究者の苦労
 ・文系研究者向けのプリントオンデマンド(POD)サービス開始で期待されること

など、よりディープな方向に話を進めています。後半では、「技術書典シリーズ」でおなじみのインプレスR&Dの学術向けPODサービスも取り上げました。

(この号の詳細は、

naka3-3dsuki.hatenablog.com 

をご覧ください)

 

今月下旬くらいに、出展サークル様の技術書典6の一般公開ページに、上記と近い感じで本の説明が載ると思います。委託数は、初売りイベントの蒼月祭34での売り上げにもよりますが、6部から10部の間で考え中で、それより後は主にPODによる頒布・販売になるでしょう*1

 

技術書典6当日が近づきましたら、また追って情報を更新いたします。

 

 

3.最後に 

本記事のタイトルに関するお知らせは、以上です。

 

最後に、来週の10日に京都で開催される、TYPE-MOON作品オンリーの蒼月祭34について、弊サークルの出展情報まとめを張っときます。お時間あえば、お越しください。

naka3-3dsuki.hatenablog.com

 

おしまい。 

 

 

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*1:しばらくの間、仲見研では、基本的に紙媒体の本を頒布・販売するつもりです。理由は、弊サークルで出した同人誌には、冊子に特典ペーパーをはさむといった、紙の本として構成が前提の本が多いこと。オンデマンド版も、もともと、紙冊子に印刷・製本することが前提のPDFファイル構成となっており、電子版の準備には時間が必要です。ほか、電子版の頒布・販売の場所に関しても、

  • 通販で使っているBOOTHだけにするか
  • 電子ファイルの共有開始となったnote.muと、BOOTHの両方で行うことにするのか
  • note.muだけにするか

といった、使うサービスも悩み中。機会があれば、利用者向けにアンケートを取りたいです。

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