仲見満月の研究室

元人文系のなかみ博士が研究業界の問題を考えたり、本や映画のレビューをしたりするブログ

レポ「VOLCAFE COFFEE EXPO」2019.11.15-17~ #ボルカフェコーヒーエキスポ ~

お題「ひとりの時間の過ごし方」

1.はじめに

一人の時間といえば、私にとってはコーヒーや茶を飲みながら本を読む時間です。コーヒーや茶といえば、昨年11月17日に行ったボルカフェコーヒーエキスポのイベントがあります。

 

このイベントは、ボルカフェというコーヒー(豆)の仕入れ・輸入をする会社の日本法人創業100周年を記念して開催されたもののようでした。会場は、関西を中心に西日本各地から出展したコーヒー店による、世界各地のコーヒーを集めた博覧会のような雰囲気。開催期間と会場は以下のとおりです。

  • 日時:2019.11.15~17
  • 会場:新神戸・コトノハコ

 

私が行ったのは最終日の11月17日でした。今回は、11月に行ったボルカフェのレポを改めて書きたいと思います。イベントの公式サイトへのリンクを貼っておきますので、読者の皆様には適宜、公式サイトをお読みいただきつつ、本記事もご覧頂けたら幸いです↓

www.japancoffeefestival.com

 

f:id:nakami_midsuki:20200112203722j:plain

(画像:総合受付のガチャガチャ、一部)

 

 

2.レポ「ボルカフェコーヒーエキスポ 」2019.11.17開催分

 2-1.コーヒー3枚分のチケットと「運命のコーヒーチケットガチャ」

まず、総合受付では初回に1000円で

  • イベントのパンフレット(1部)
  • コーヒーチケット(3杯分で3枚)

のセットを購入します。

 

コーヒー3杯分のチケットは、初回購入の場合、1枚目はくじ引き券になっています。客は総合受付でガチャガチャを引き、出てきたカプセルに表示された国のコーヒーを出してるお店のチケットを受け取ることに。ガチャガチャのケースには、「運命のコーヒーチケットガチャ」と書いてありました。コーヒー店との出会いがくじで決まるというのも、ちょっとしたお祭り気分になれ、ワクワクしますね!

f:id:nakami_midsuki:20200112203919j:plain

(画像:総合受付のガチャガチャ、全体の写真)

 

ガチャで私が当てたコーヒーチケットはペルーで、詳細なレポは後述するとして、次に初回購入時に付いてくるパンフレットについて。見開きの冊子では、出店したお店紹介(右ページ)と出されるコーヒー(豆)の産地国の紹介(左ページ)がセットになっています。中の様子は、エチオピアニカラグアのコーヒーレポ部分をご参照ください。

f:id:nakami_midsuki:20200112203200j:plain

(画像:パンフレットの表紙)

 

 2-2.ガチャで引いたペルーのコーヒー、および「LAND MADE」のお店について

今回、私が引き当てたのは、南米ペルーのコーヒーで、「LAND MADE」というお店のものでした。LAND MADEは神戸のポートアイランドにあるスペシャリテコーヒー店だそうです。イベントではコーヒーの受け取りを待つ間、私が飲むことの多いものの話をしました。普段、カフェラテやモカをよく飲むと言う私に対し、店員さんは甘みのあるコーヒーを推し、出店している中ではニカラグアのコーヒーが合うだろうとのこと。

 

出てきたコーヒーを、最初は何も入れずに口に運ぶと、苦みが薄く、マイルドでした。クセが少なく、コーヒーに牛乳を入れて飲むのを好きな私には、飲みやすい味でおいしかったです。一応、付けてもらっていたミルクと砂糖は2口目に入れ、また最初と違った味をの楽しみました。

 

印象が強かったことは、LAND MADEのレジ横に設置されたいたコーヒーの風味を五角形で表したグラフです。5つの角には、コーヒーの「香り・苦味・酸味・甘味・コク」といった風味や味・香りの特徴が書いてあり、まるでゲームキャラクターのステータスが表されたパラメーターを見ているイメージ。私にはコーヒーの特徴が分かりやすくて、面白い発見でした。

 

コーヒーを受け取る時、おまけでドリップバッグのコーヒー1つ、お店の案内チラシを頂きました。大丸神戸店の「ちびっここうべカフェ」のイベント協力や、無印良品の京都山科店の「たんとスープ」でのコーヒー取扱など、神戸港島の店舗以外でもLAND MADEのコーヒーを楽しめる催しや場所があるようです。気になった方は、ぜひ、次のお店のサイトをチェックしてみてください。

 

 ●LAND MADE

 (URL https://www.landmade-kobe.com/) 

 

 2-3.エチオピアニカラグアのコーヒーについて

私がチケットで交換したエチオピアニカラグアのコーヒーを出しているお店のページは、見開きでこんな感じでした。お店のURLと一緒に、各お店のコーヒーの感想も超簡単にメモしときます。

 

 ●喫茶 珈琲焙煎研究所 東三国

 (URL https://www.instagram.com/coffeeroastinglaboratory/

f:id:nakami_midsuki:20200112205933j:plain

:ボルカフェ会場で飲んだのは、エチオピアのウォッシュド・イルガチェッフェ・コチェレという豆のコーヒー。パンフレットによると、

モカ」という珈琲で総称されたコーヒーの1つで軽やかな酸味・フルーティさを楽しむことが多い印象 

とのこと。モカといえば、私が好んで飲む種類の1つで、甘みのあるもの。こちらのコーヒーも、1口目はミルク・砂糖なしで飲みました。プレーンなシフォンケーキと合いそうな味だと思います。

 

 ●明暮焙煎所

 (URL http://akekure-beans.com/

f:id:nakami_midsuki:20200112213722j:plain

: こちらのお店は、神戸市須磨区にあるコーヒー店。須磨といえば、私には高校時代に国語科の古文の授業で習った『源氏物語』で、朧月夜と通じたことで政治的に勢いを失った光源氏が都を離れ、流れるようにやって来た場所です。そして、現在のイメージでは、夏に関西各地から海開きがあると人々が押し寄せる海水浴場のある地域。その一方、神戸市内の須磨区としては、六甲から続く山地も含まれます。

そうした印象から、コーヒーが出て来るのを待つ間、店員さんにお店の立地を尋ねる際、私は「須磨の海側ですが?山側ですか?」と言い、「海と山の間くらいですかね」と店員さんはお答えに。よく須磨区の地理が分かっていない客に、コーヒーを出したお店の方は、「詳しくは、こっちを見てくださいね」と、レジ横にある栞状のお店紹介の名刺を取って下さいました。

 

肝心のコーヒーのほうは、エチオピアモカより甘く、酸味もありながら強くなかったです。パンフレットによると、使われたものは、ニカラグアの農園で栽培されたジャワ・ナチュラルを「アフリカンベッドでナチュラル製法で仕上げた特別ロット」ということ。コーヒーのことはサッパリ分からない私ですが、「珈琲焙煎研究所のモカよりも、甘みが強く、酸味は弱い。より果物っぽい味かもしれない」と飲みながら感じました。パンフレットの「今回のコーヒーについて」によれば、「中煎りすることで感じられるストロベリーのような果実味と、ジャワ種特有の柔らかい飲み口が特徴」で、この部分が、私に酸っぱさが少なくて飲みやすいように感じられたのでしょう。

 

 2-4.飲んだコーヒーの総評

ガチャで引いたペルー、自分で選んだエチオピア、LAND MADEの店員さん推薦のニカラグア。それぞれのコーヒーを飲んでみての総評ですが、私の口に合ったのはニカラグアのコーヒーでした。 もともと、苦みのあるコーヒーが苦手で、ミルクを入れて飲む習慣の私にとって、甘みの強いコーヒーがおいしく感じられたと考えられます。

 

個人的には、お店のブースのレイアウトやトークの印象では、ガチャを引いて行ったLAND MADEが3つのお店の中でベストでした。今回、ボルカフェコーヒーエキスポの最終日に行き、コーヒーをゆっくり楽しむ時間的な余裕がなかったように思いました。特に、「珈琲焙煎研究所 東三国」は店員さんと話す時間が短く感じたので、時間を見つけ、今度はお店に行ってみたいな~。

 

 

3.おわりに

以上、ボルカフェコーヒーエキスポの最終日17日に行った超簡単なレポート記事でした。もとにしたのは、翌日18日、筋肉痛に苦しみながら自分でまとめた各お店のメモです。メモを読み、レポート記事を振り返ると、コーヒーは苦いものだけでなく、私が好きな甘み、酸味をもつ豆があったり、そうした風味を生かす煎り方もあったりと、ちょっとした発見がありました。

 

酒や茶も奥が深いけれど、なかなか、コーヒーの世界も広くて奥が深いと実感しています。また、ボルカフェコーヒーエキスポのパンフレットを読みながら、例えばコーヒー豆について、ジャワ種のように海を渡って中米のニカラグアに伝えられて栽培されているケースを知り、世界各地の歴史とコーヒー豆の伝播を調べてみると面白いように感じました。(ここは学術的な話の書けるブログですので、コーヒーの歴史は新たなネタにした記事も書けるかな?と。)

 

最後に、ボルカフェコーヒーエキスポを含む、Japan Coffee Festivalの関係でお知らせ。今月の1月27日から2月2日まで、神戸煉瓦倉庫で「珈琲と本」を主題にしたイベントが開催されるそうです。詳しくはこちら↓

www.japancoffeefestival.com

1/27-2/2 神戸煉瓦倉庫 - Japan Coffee Festival|ジャパンコーヒーフェスティバル

 

今度のイベント回のテーマは、「歴史ある世界観を本と珈琲を通して体験する」とのこと。上記サイトによると、

「1890年代」と「神戸」をキーワードに選ばれた本の中から コーヒー屋さんが1冊を選び、その本に合わせてコーヒーをお淹れします。 珈琲と本を通じて、神戸煉瓦倉庫の大切さと100年以上の歴史を感じることのできるように。

1/27-2/2 神戸煉瓦倉庫 - Japan Coffee Festival|ジャパンコーヒーフェスティバル

という主旨だそう。本記事で触れたコーヒーチケットのガチャもあるようです。コーヒーと本がお好きな方、行ってみてはいかがでしょうか?

 

おしまい。 

 

 

<関連記事>

naka3-3dsuki.hatenablog.com

naka3-3dsuki.hatenablog.com

 

naka3-3dsuki.hatenablog.com

 

ブロトピ:アクセスアップのお手伝い!ブロサーあんてなにあなたも入会してみないか!

ブロトピ:はてなブログの更新報告♪

ブロトピ:Twitterに投稿したら、紹介♪

↓いいね!だったら、ポチッとお願いします。

にほんブログ村 大学生日記ブログ 博士課程大学院生へ
にほんブログ村