仲見満月の研究室

元人文系のなかみ博士が研究業界の問題を考えたり、本や映画のレビューをしたりするブログ

文系

文系の中の地理学~理系寄りの特徴とその接点、および教員免許の話を少し~

数日前に書いたのが、下の記事です。 naka3-3dsuki.hatenablog.com 理系の中で文系寄りの地学。その裏側に位置するのは、何の分野か?答えは、同じく名前に「地」の漢字が入る学問、地理学です。文系分野の中でも、言語学、心理学、考古学等と並んで数字を扱…

理系の中の地学~文系寄りに見えるその特徴と接点~

先月から理系人々のことを書いていて、そういえば、身近だった割に触れていない分野のことを思い出しました。しかも、最もお世話になっていたところだったにも拘わらず。 それは、地学分野です。細かく分けると、岩石学や鉱物学など。院生時代、研究室の先輩…

【2017.4.23_01:55の更新:目次】院生に向けた記事まとめ~主に文系分野~

1.はじめに~よく知って、リスクに備えるために~ 1-1.管理人の考え方や大学院について書き始めた理由等 1-2.理系と文系についてのブログ管理人の見方 1-3.大学・大学院および学術の世界を生きるためのお金と危機管理等 2.大学・大学院の院生…

【2017.3.26追記】アメリカでの就職と修士号~「就職に最も役立つ/役立たない修士号」ベストandワースト10 ~

〈今回の記事の目次〉 0.はじめに 1.ランキングの算出について 2. 「就職に最も役立つ修士号トップ10」は理系分野の修士号が占める 3.「就職に最も役立たない修士号ワースト10」には文系分野の修士号が目立つ 4.まとめ (2017.3.26追記)アメリカの大学院…

【目次】大学院生や研究生・研修生の出てくる漫画

●シリーズ目次 naka3-3dsuki.hatenablog.com naka3-3dsuki.hatenablog.com naka3-3dsuki.hatenablog.com naka3-3dsuki.hatenablog.com naka3-3dsuki.hatenablog.com ●番外編:文系研究者編 naka3-3dsuki.hatenablog.com 各記事で出していますが、ほかにも大…

東西問わず変わらない文学研究者の特徴  ~ヤマザキマリ『イタリア家族 風林火山』~

世界的に『テルマエロマエ』で有名となったヤマザキマリ氏。古代ローマの風呂設計技術師・ルシウスが主人公のこの漫画について、時代考証の協力者は、作者の夫・ベッピーノ氏だということを思い出しました。 (ちなみに、著者はイタリア語以外にも欧米の言語…

大学院に行きたいと思ったら身に付けるべき学力のこと~その1:語学編~

7月下旬から8月初旬は、世の大学生(学部生)が期末試験の勉強やレポートに取り組み、あたふた、している時期だと思います。 自分のころを振り返ってみれば、大学のあちこちで勉強している学生で席が埋まったり、また内定を手にした4年生が後輩の就活相談に…

元文系院生・伊能まゆみの生き方~ベトナムで農業支援事業~

<今回の内容> 0.はじめに 1.伊能まゆみさんの経歴 大学入学と留学のきっかけ ベトナム留学から一橋大学大学院へ、そしてJVCベトナム事務所赴任と仕事 2.NPO法人Seed to Tableの設立と活動 ①北部山岳地域のホアビン省での活動 ②南部のメコンデ…

FIFAマスターと宮本恒靖の取り組み~スポーツの経営を学ぶ修士課程~

下の記事を書いていて、スポーツに関する大学院修士課程がFIFAに運営されいて、そこに元サッカー日本代表の宮本恒靖氏が行っていたらいしという話を思い出しました。 Japones, Japonesas y futbol~川内イオ『サッカー馬鹿 海を渡る』~ - 仲見満月の研究室 …

【目次】大学院志望者に向けた記事まとめ~主に文系分野~(2018.12.5、14時台更新)

1.進学前に知るべきこと・やるべきこと naka3-3dsuki.hatenablog.com naka3-3dsuki.hatenablog.com naka3-3dsuki.hatenablog.com 院受験をする際、全体を見通すのに役立つ本2冊を紹介(人文・社会系、美術系) naka3-3dsuki.hatenablog.com naka3-3dsuki.h…

「リスクを知ったうえで文系大学院に進もうか」

人文科学系の大学院に進学するのはリスキナーなことではあったが「なんとかなる」という根拠のない算段のもと、わたしにとっていつの間にか、息を吸うこととミャンマーに関わることは、同じくらい当たり前で、大事なことになっていた。 そうして進学した直後…

ジャーナルと院生をめぐるお金の話~掲載料のこと~

はじめに 本日のテーマは、院生の研究業績とそれを積むのにかかるお金の話。具体的には、院生が研究成果を文章にまとめ、それを投稿論文の形で学会の発行する学術雑誌やジャーナルに提出し、審査を通過する=査読に通り、その査読論文が掲載される時に発生す…

大学院に行きたいと思ったらやるべき「初歩」のこと~文系大学院の志望者向け~('20.5.20、23時台、 #リンク貼り直し )

「大学院に行きたい!」と思ったら、まず、何からしたらいいのか?どういうことを考えて計画し、どんな準備をしたらよいのか?ここの記事で書く予定にしていたことを、順を追って説明していきたいと思います。 なお、今回は、文系大学院の志望者に向けて書い…

考古学の就職について-文系院生の就活

(*イメージ画像は島根の遺跡の銅鐸と銅剣。) 人文科学系の中でも、理系に近い考古学 は技術職員として、たまに求人が出ています。特に、そこそこの歴史を持つ都市を抱えていた地方は自治体職員として募集があり、食える! https://t.co/xZqDulNf8Z — 仲見満…

やはり就職は厳しい文系大学院生~修士の院卒者の場合~

昨日、Twitterを徘徊していたら、下の記事を発見し、取り上げることに致しました。 ちなみに、この記事を執筆しているのは翌日の午前中です。家族の出勤を見送ったあと、洗濯機を回して洗った衣類を干しましょう!次に、就職活動でサイトで採用選考にエント…

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