仲見満月の研究室

元人文系のなかみ博士が研究業界の問題を考えたり、本や映画のレビューをしたりするブログ

<マレーシア旅行>地名の由来は「泥の河川の合流点」?~マレーシア語と旅行の準備~

(ここから2016.8.2追記)

昨日に引き続き、マレーシア旅行の日記を公開です。今回は、旅の準備で張り切っている上、言語のお話です。

 

 

<以下、2010.8.6の日記>

記事タイトルは、Kuala Lumpur,つまりクアラルンプール。

言わずと知れたマレーシアの首都で、kualaが「河川の合流点」、lumpurが「泥」を指す言葉。マレーシア語辞典には「首都Kuala Lumpur は『泥の合流点』という意味で、

ゴンバ川とクラン川が合流した地点がクアラルンプールの発祥の地」とあります。

 

意訳すると、記事タイトルみたいなイメージでしょうか?

 

ちなみに、大学院は試験期間明けでした。

 

マレーシアといえば、行くまでに少しでもマレーシア語、覚えておこうかなと思い、地図見ながら辞典引き引き、意味を確認しています。

  

中国語(大陸中国普通話)と英語は表示見たら分かるけど、ガイドブックに出てる地名はマレーシア語由来のものだと、分からない!

 

マレーシア語の表記はアルファベットの上、イギリスの植民地時代に英語から借用したり、取り入れたりした単語が多いらしく、地名がややこしい!読んでるうちに「これ、どっちやねん!」と英和辞典とマレーシア語辞典を両方引いて、「こっちやぁ~」と分かった時の気分が爽快です。

 

 

ちなみに、私が使っているマレーシア語辞典です↓

 

小野沢純・本田智津絵編著『マレーシア語辞典 ポケット版』大学書林.2008

 

$トカゲと鴉の私書箱777-マレーシア語辞典

 

最初買う時、値が張っていたのでアマゾンのページを印刷し、うんうん唸りながら考え、二週間ぐらい古本屋をめぐり、古書店のサイトで在庫を探して買いました。

 

小さくて持ち運びしやすいので、マレーシアの旅行ガイドと合わせて、サブバッグに入れていました。

(試験期間は下宿と大学院を行ったり、来たりしたり…。)

 

どうにかして旅行に持っていけないかと画策中…。

 

値が張るといえば、春に買ったスペイン語の辞書やフランス語の辞書、中級以上向けのは6000円前後したけど、何で日本ではマイナーじゃない言語の辞書でもあんなに高いんだ!!

 

中国語の辞書だって、ハングルの辞書だって、学習人口が増加したのに4000円以上はしてるぞ!!

 

マレーシア語やオランダ語みたいに(失礼ですが)日本では学習人口が少なくて、辞書の編纂者の利益を考えて8000円に値上がりしちゃうのは理解できるけどさぁ~。

 

とはいえ、今まで英語はもちろん、フランス語やドイツ語、イタリア語やスペイン語、中国語や朝鮮語の辞書が編纂されてきた歴史を振り返ると、辞書編纂者の苦労も理解できるわけで、一概に「値段を下げて販売しろ~!!」とは言えないんですよね。

 

わがままになっっちゃうけど、辞書の値段を下げるには日本の言語学習人口が増え、辞書を買う人が増えないといけないのです。(経済学的には本当かどうか、わからんけど)

 

この記事を読むみなさん、辞書買ってください!外国語の勉強、しましょう!

 

 

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(再び、ここから2016.8.2追記) 

というわけで、出発前なのに好奇心丸出しな、日記を残していた私です。

本日から読者の皆様にも、マレーシアに関する旅行談、強烈なカルチャーショックなど、あれこれ面白い話から豆知識まで募集したいと思います。

 

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