夏と湿気と紙の話
しとしと、日本各地では雨が断続的に降っております。九州の大雨被害が心配で、被災地の被害がこれ以上、広がらないよう、祈っております。
この雨でひとつ、梅雨から夏にかけての話を、ここでもしようと思います。
湿気は、紙の大敵。論文にしても、課題のレポートにしても、 まず紙に下書きし派の私には、ツライです。水分や汗が紙にしみ込み、鉛筆でもシャーペンでも、ポールペンでも、フリクションでも、書けないんです。下手すると、紙をずらした瞬間にビリッと破れます。
— 仲見満月 なかみ・みづき (@naka3_3dsuki) June 24, 2016
実際、ありました。スティックのりでも、テープでも湿っているせいで、すぐには復元できず、泣きたくなるようなこともありました。
承前/10代から、湿気の多い夏場は大変でした。定期試験の解答用紙は古紙含む再生紙で、解答中に肘の置いたところが汗でにじみ、書き込んだ解答が薄くなったことも…。幸い、高校はクーラーのある教室でみんな受験でき、用紙が乾きやすくて、多汗な私は助かりました。
— 仲見満月 なかみ・みづき (@naka3_3dsuki) June 24, 2016
クーラーがない中学校・高等学校は、多汗の生徒が解答用紙や授業プリントを乾かすためにも、エアコンの導入検討をお願い致します(割と真剣な理由です)。
そういうわけで、原稿を下書きする際、梅雨から夏場は使う紙の関係上、乾燥する場所を探しています。ノマドワーカーみたいなイメージですが、私の場合、ペンと紙と文房具+PCセット+読む文献数冊。全然、身軽じゃない。
— 仲見満月 なかみ・みづき (@naka3_3dsuki) June 24, 2016
もともと、本を10冊も持ち歩くような生活を学部時代からしていたので、リュックサックやトートバックが5キロ×2つくらいなら、気にしない人間になりました。
(通勤バスや電車では、ラッシュ時に迷惑な顔をよくされていて、その時はさすがに困りましたが。)
承前/だいたい、図書館や喫茶店を探して、入ってます。最近は、USBポート搭載の長時間バッテリーチャージャーも荷物に加わりました。
— 仲見満月 なかみ・みづき (@naka3_3dsuki) June 24, 2016
↑はコンセントの使えない図書館や喫茶店に行くとき、ルーターやスマホのチャージに重宝しております。
最後に、荷物の増加に関して。湿気のせいで、本の紙がヘロヘロになってしまい、乾いた後はページが曲がって開きにくいものも出てきます。加えて、学術図書はページ数の多いものが目立ち、300ページの本を数冊、背負って移動することもありました。学内の移動だと、図書館と研究棟が近いといいんですが、遠いと体が細い院生は大変なんですよ。それに、日ごろは運動していない先生方が運ぼうとして、ぎっくり腰になられたケースもあるらしいですし・・・。
そういうわけで、湿気の面からも、重さの面からも、使い勝手のよいPDF電子書籍の普及を待っております。
あと、原稿は紙に下書き派の私は、ルーズリーフを持ち歩いたり、ページにミシン目の入った手帳を使ったり、あれこれ、工夫を考えております。
以上、季節ネタで書いてみました。