研究者目線で選ぶお泊りグッズ(寝具)~キングジムの「着る布団&エアーマット」~
<今回の目次>
1.はじめに~今回は冬に欲しい研究者のお泊りグッズ寝具編~
12月に入りましたが、皆様、お風邪など召されていませんでしょうか?
先月から、繁華街のショッピングモールやデパートでは、クリスマスツリーやリースの飾りが付けられ、早いところでは、お正月の鏡餅やしめ縄の飾りなどが置かれる100円ショップも出てきていました。
日本では家庭によっては毎年、その魅力で人間たちを離さない暖房器具コタツが、猛威を振るう。つまり、みんな温もりが欲しく、お休みしたいシーズンということで、今回は、クリスマスのプレゼント、お年玉で買いたい寝具グッズを研究者目線で選んでみました。
(イメージ画像:眠る黒柴。そんな寒い時はぬくぬくしたい!)
さて、数年前の年末年始、私は院生部屋で何をしていたか?修士論文の結論⇔本論とを交互に書いていて、時折、泣きそうになったり、叫びそうになっていたりしました。その時の具体的な様子は、下の記事で書きました。
さて、ここで再び振り返ってみましょう。
宿泊セットとしては、基本的なものとして、大学近くの銭湯に行くための洗面器にシャンプーや洗顔石鹸とボディソープとタオルのセット、靴下や下着に着替えといった衣類。人によっては、コスメ用品、寝袋も持ち込んでいた人もいます。
実は、私も寝袋を持ち込んでおりました。
リノリウムの床に段ボールを敷き、断熱シートをひいてから寝袋に入って睡眠。そのうち、衛生的なことが気になり始めました。そこで、ゼミスペースの机2台の上に人一人分が横になれるように物をどけ、その上に寝袋セットを展開。しばらく、そこで睡眠するようになっていました。が、身体が痛い!!
どうにかこうにか、それでも修士論文を提出した私は、その数年後、博士論文を書く途中で「寝床をどうしよう!」と悩みに悩み、
あと、「化学棟」の院生部屋では、人数が少ないところだと、折り畳み式のベッドを収納していました。実験の結果が明け方になるのに合わせて、ベッドを日付が変わるくらいに開いてマットやシーツを敷き、横になって仮眠をとる。というところもありました。そういうところには、枕やクッション、マットやシーツもありますし、夏休みや冬休みにこっそり、ベランダで布団を干していることもあったようです。
ということも考えました。しかし、ベッドをもう一台買っても置く場所がない!お金もかかりすぎる。そういうわけで、大学の関連施設にある宿舎(のようなもので短期的に大学に滞在する人向けの宿泊施設)を予約して、一ヶ月ほど、お世話になることとなりました(その後、その宿泊施設は改築で取り壊しとなった)。
そういうけで、現在、修論生・博論生の方には、健康のことを考え、極力、院生部屋で寝泊りすることをおすすめしないことにしました。実はですね、修論を出した後、専攻長の先生にセキュリティや防犯の面でよろしくないと、諭されを受けていたんです。
そうは言っても、理系とも文系とも実験データをとるため、深夜にしか機器が借りられい、深夜に実験結果がわかる、等の理由で大学院に泊まる必要のある方もいらっしゃるかと思います。今回は、そういう人向けにキングジムの「着る布団&エアーマット」なる素敵な寝具スーツを見つけたので、紹介致します。
長い前置きでした。次からが本題です。
2.キングジムの「着る布団&エアーマット」
2-1.「着る布団&エアーマット」の紹介
さっそく、どのようなものかAmazonで検索したところ、出てきました↓
キングジム 着る布団&エアーマット 7550294 BFT001
最初にその存在を発見したのは、下の「ねとらぼ」の記事。「オフトュン」の一言に惹かれて、思わず、読んでしまいました。
\オフトゥン/ 着たまま動ける「着る布団」、キングジムが発売 - ねとらぼ
改めて、メーカーのキングジムのサイトで確認↓
商品の発売自体は、2年ほど前。「ねとらぼ」の説明では、
用途は、災害時のオフィス待機用などを想定しており、「災害時環境改善グッズ」として初年度に1万個の販売を目指す。
とのこと。そういえば、先日、久しぶりに母校の生協に行った際、学内の防災強化月間で、購買部の非常用グッズの棚にこれがありました。「シン・ゴジラ」に出てくるような公務員の人たちに、支給されそうですね。
色は、紹介されているのはブルー。セットにあるポンプでシュコシュコと主導で空気を入れ、スーツ状の寝袋に空気を入れ、着脱して使うようです。 紹介ページを見ていると、「ねとらぼ」記事同様、シャカシャカあるくポーズをとる男性と女性の写真が掲載されています。横になって眠るときは、下に専用の蛇腹式エアマットを引き、その上に仰向けになるようです。空気が本体にもエアマットにも入っているので、反発力がありそうな印象を受けました。
収納しておく箱は、A4のファイルボックス型。研究室やオフィスの本棚、机のキャビネットにも入れて置けるという、使いやすいデザインです。ぜひ、上の記事で着る布団本体&ファイルボックス型の収納ケースをご確認ください。
価格は、Amazonだとフリーサイズが3000円台からありました。
2-2.どんな使い方をしたらよさそうか?
それこそ、防災関係の研究をやっているような研究室の人員、それから都市工学で水道やガス、電気のインフラ関係の研究をしているぶ部署の人には、使う機会がありそうです。
あと、本体に空気が入っているので、防寒着としての役割があり、冬季はよさそうです。着たまま移動すると邪魔になるなら、脱ぐこともできます。
私だったら、実用性の高さに手放せなくなりそうだと思いました。
3.まとめ
今回は、実際に大学院に泊まった経験をもとに、研究者目線で寝具を選んでみました。Amazonで寝袋を検索していたところ、スーツ型になるものをもう一つ発見!アウトドア用のものですが、気になる方は、下のリンクからジャンプしてチェックされてはいかがでしょうか?
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