仲見満月の研究室

元人文系のなかみ博士が研究業界の問題を考えたり、本や映画のレビューをしたりするブログ

プレゼントのお礼や近況報告~研究室ブログ3周年記念「梅雨の特別号」の続報や最近の読書まわりの話~

1.はじめに

先週に引き続き、バタバタと今週も色んなことをしておりました。最近、どういうことをしているのか?といった雑感は、次の資料庫ブログの日記にまとめていますので、仲見満月のB面のような感じでお読みいただけたら、幸いです:

gray-naka3-3dsuki.hatenablog.jp

 

ここでお話するのは、弊ブログが3周年ということで【欲しいものリスト】に関する次のお知らせ↓

から、頂いたプレゼントについてのお礼がひとつ。

 

ここ研究室ブログの3周年記念として、ネットプリントで来月頭に配信予定の記念同人誌 :

naka3-3dsuki.hatenablog.com

 のプリントオンデマンド(POD)版に関する続報が、もうひとつ。

 

3つ目の話題は、最近の読書まわりの報告となります。それでは、まず、贈り物の御礼からさせて下さい。

 

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2.欲しいものリストからのプレゼントのお礼

今週の5月第3~4週、仲見は次のお二方より、研究室ブログ3周年のお贈り頂きました!こちらで改めて感謝申し上げますとともに、まとめる形となりますこと、ごめん下さい。

 

 

 

お二方から頂いたレトルトのお粥は、味の素の白がゆ・梅がゆ・卵がゆの合計18個セットです↓

胃腸の調子が悪い時、レトルトのお粥に漬物や佃煮を合わせて食べていたことがあって、健康上の理由から生活習慣病を防ぐため、引き続き、食べたいと思いリストに入れました。一緒に食べられるおかずは、通院先で渡された栄養士監修の食品リストにあり、私の好きなものもあったので、よかったです!同居人たちと一緒に、食べたいと思います。 

 

(お粥をお贈り頂いた後、欲しいものリストを更新しました。ブログをお読み頂き、得るのがあれば、よろしくお願いいたします↓)

 

もうひとつ、今回、頂いた本については、後述の第4項「最近の読書まわりの話」で取り上げさせて頂きます。

 

 

3.研究室ブログ3周年記念「梅雨の特別号」の続報~POD版のサンプルができました~

 2つ目の話題は、製本直送.comから届いた、ここの3周年記念同人誌のサンプルです。Twitterでは一足早くお知らせしましたが、くるみ表紙のマットPPで中綴じの仕様となります↓

 

ツイートにあるように、POD版は背表紙のタイトルと年月・号が「裏表紙(表4)の側に寄り、既刊より雑誌っぽい感じ」となりました。セブンイレブンで配信予定のネットプリント版では、折り方次第でホチキスを中綴じするところをたゆませると、背表紙を作ることができると思います。そのあたり、プリントアウトする方のお好みによって、工夫してみてください。茶色の糸で、糸綴じにしても味が出そうです。

 

ネットプリントの配信概要>

・プリント可能なコンビニ:セブンイレブン
 ・配信予定期間:2019.6.2~8
 ・価格:150円(表1-4:カラーB4サイズ50円1枚+本文:冊子印刷のモノクロB4サイズ10円10枚ほど)

  または110円(表1-4:モノクロB4サイズ10円1枚+本文:冊子印刷のモノクロB4サイズ10円10枚ほど)

 

詳細は、「【はてなブログ版】『なかみ博士の気になる学術系ニュース』'19年6月 梅雨の号 情報まとめ~アジア東部の #茶 まわりの本を #ネットプリント 配信~('19.5.20、14時台の更新 ) - 仲見満月の研究室」をご覧ください。

 

 

4. 最近の読書まわりの話(2019.5.25ごろ)

同時並行的に10冊くらい、積読を崩しながら読み進めております。小説に実用書、ノンフィクションのルポなど。読むのが途中のものが主で、本記事では2つをご紹介。

 

 4-1.奈須きのこ空の境界』(講談社ノベルス

Fateシリーズの原作者・奈須きのこにより書き上げられ、人気となった同人誌が商業化されたものを読んでいます。ストーリーは、ひとつの肉体に男女2つの人格を備える人間を生み出す両儀家に、後継者として生まれ育った式(上巻表紙の人物)が、高校時代に出会った黒桐幹也との交流、その後の事故と長期の昏睡状態によって得た魔眼によって、異能力者との戦いに巻き込まれていくというもの。最近、本作を読み出した理由は、『Fate/stay night』やFGOといったゲームを除き、奈須さんの文章をきちんと読んだことがなかったため、改めて読みたいと思ったからです。

 

テキスト量がゲームでも多いことで有名な作家だけあって、『空の境界』もノベルス版は上巻だけで430ページを超えています。今、第5章の「矛盾螺旋」の前半を読んでいるところで、この章で初めて登場した臙条巴(えんじょう・ともえ)の境遇が厳しく、彼が物語の中で見たのと同じ悪夢を私も見そうな…。

空の境界 上 (講談社ノベルス)

空の境界 上 (講談社ノベルス)

 
空の境界 下 (講談社ノベルス)

空の境界 下 (講談社ノベルス)

 

 

本作は講談社からノベルス版が上・下巻、文庫版が上・中・下巻、星海社の20周年記念の通常版が上・下巻など、いくつかのバージョンがあるようです。図書館や書店に行き、色んなバージョンを調べ、私はノベルス版の上巻の笠井潔氏の「伝奇小説」に関する解説が充実していたのを気に入りました。そういうわけで、今回はノベルス版を紹介しています。笠井氏の解説について、日本の文学史と絡めて、またブログで紹介できたらと考えました。

 

星海社文庫からは、エピローグ的な話や、映画公開時に劇場で配布された特別なストーリーを収録した次の「未来福音」が刊行。合わせて読んでみたいですね。

空の境界 未来福音 (星海社文庫)

空の境界 未来福音 (星海社文庫)

 

 

 4-2.澤村御影『准教授高槻彰良の推察 民俗学かく語りき』(角川文庫)

今週、花菖蒲さんから、欲しいものリストよりお送り頂いた「民俗学ミステリー」の作品が、こちら↓

准教授・高槻彰良の推察 民俗学かく語りき (角川文庫)

准教授・高槻彰良の推察 民俗学かく語りき (角川文庫)

 

 

本書の裏に見えるのは、「嘘を聞き分ける耳」を持つゆえ、孤独になっていた大学生の深町尚哉が、あることをきっかけに、タイトルに名前のある民俗学者の高槻彰良に気に入られ、「怪事件」の調査に付き合うようになる。といった、ミステリーやホラーの作品に見える筋書き です。民俗学に関する最近の小説・ライトノベルや漫画を探してたところ、新刊情報で本作を見つけた私は、図書館で借りてみたことがありました。序盤には、大学の授業シーンが挿入され、そこで「民俗学とは、どんな学問か?」といった問いに対し、高槻先生が学生に対して、がっつりと語るように講義をしています。柳田国男の昔話研究や、折口信夫のまれびと論といった有名な話から、高槻先生が収集している都市伝説の類いまで、民俗学の大まかなイメージを読者に伝えられる説明は、親切な印象を受けました。

 

ためた積読本や、生活の問題を優先して読む実用書もあって、ゆっくりと腰を落ち着けてよむことができず、その時は図書館に返却。このたび、プレゼントして戴いたことで、じっくり読めると思いました。途中から、映画版のリングシリーズの米中比較論も出てくるあたり、私にはとっつきやすく、これから再読するのが楽しみです。

 

調べていたら、昨日、2巻が出ていました!カバーイラストは、漫画家の鈴木次郎さん。和洋折衷のような雰囲気の不思議で落ち着いたもので、読むのを追いかけたくなるシリーズになりそうです:

准教授・高槻彰良の推察2 怪異は狭間に宿る (角川文庫)

准教授・高槻彰良の推察2 怪異は狭間に宿る (角川文庫)

 

 

 

5.最後に

以上、欲しいものリストから頂いたプレゼントのお礼、「梅雨の特別記念号」の続報に、最近の読書まわりのことで読んでいる本の紹介でした。

 

読んでいる本については、ほかにも沢山あります。読み終えたものから、ブログ群のどこかでレビュー予定です。しばらく、お待ち下さい。

 

おしまい。

 

 

 

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