仲見満月の研究室

元人文系のなかみ博士が研究業界の問題を考えたり、本や映画のレビューをしたりするブログ

【note更新】従妹と従兄のベトナム料理奮闘記の漫画レビューと飲み物の話

約10日ぶりの更新ですが、皆さま、いかがお過ごしでしょうか?本日は、note.muの「分室」で更新した記事の紹介です。レビューした漫画はLINEマンガの連載作品で、ベトナムに関するブックガイドも付けています。読み出し無料ですので、よろしければ、ご覧ください:

note.mu

ホーチミンで遺された店の再開を目指す従妹と従兄のベトナム料理奮闘記~西浦キオ『リトル・ロータス』~|仲見満月の「分室」|note

 

本記事では、上記レビュー記事のこぼれ話を少々したいと思います。話は、主にベトナムで飲まれているコーヒーのこと↓ 

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研究室ブログの3周年記念冊子「梅雨の特別号」を準備していた時、私が現行作業をしようと入ったサンマルクカフェで「ベトナム風コーヒー」をメニューに見つけました。注文すると、黒いコーヒーの底に白くて分厚い層ができており、「何じゃこれは!」と驚きました。白い層は練乳こと、コンデンスミルク。実際に、出てきたのはこちら↓

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コンデンスミルクといえば、日本だとイチゴやかき氷にかけて食べるもの。それを先がスプーン状のストローですくい上げ、コーヒーと混ぜて飲みました。甘さと苦さの考査した不思議な味になりました。note.muで紹介した漫画では、ヒロインのセンがコンデンスミルクの缶を缶切りで開け、淹れたコーヒーに上からトロ―リとふんだんに注ぎ込み、従兄の俊介がビビッているシーンが確認できます。

 

この練乳入りコーヒーは、旧宗主国フランスの文化的な名残と聞いたことがあって、また機会があれば、別のお店でも飲んでみたいところ。ベトナム国内には、コーヒー豆を生産している地域もあるそうです。

 

コーヒーだけでなく、東南アジアに位置するベトナムは、緑茶を飲む習慣もあるそうです。北部の首都ハノイ周辺では、「「タイグエン茶」とよばれるベトナム緑茶が、都市の日常生活のなかで、老若男女、経済階層の上下に関係なく愛飲されて」いるらしく、次の論文に詳しく紹介されていました:

repository.kulib.kyoto-u.ac.jp

この長坂康代さんの論文によると、ハノイ市内にはタイグエン茶を出す茶屋を介して、独特のコミュニティが成立しているといいます。お茶と合わせて、タバコなどの商品を提供するケースがあって、簡易市場にもなっているとか。長坂さんの調査によって、色々と興味深いことが浮かび上がってきていました。気になる方は、ご覧になってみてはいかがでしょうか。

 

そういった感じで、簡単ではありますが、べトナムの飲み物についてお話をさせて頂きました。おしまい。

 

 


 

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