物書き作業で使っているペン類について
皆さま、こんばんは!私は毎日、2~3時間ほど、スケジュールに組み込んだ時間で、学術論文の書き直し作業をしております。今回は、文字数を2万文字から削ったうえで、パラグラフや章同士を繋ぐ部分を書き足して、1万4000文字程度に文字数がおさまるようにしないといけません。頭のカロリー消費が激しいもんですね…。
先日のエントリ記事:
こっちで書いたように、私は手書きで赤入れ→PCのワードファイルを打ち込みで書着替え→プリントアウトした紙原稿に赤入れ、という手順で、論文のような長めの文章を書くときは推敲を重ねる人間です。そうやっていると、プリンタのインクだけでなく、ペン類の消費も激しくなります。
今回は、物書き作業で使うペン類について、紹介致します。
その1.手書きで行う下書き
手書きの下書き作業は、基本的に黒いボールペン、ちょっと前はフリクションペンを使っていました。筆圧が高く、ペンを握る力が強い私は、何万文字も書いていると手が痛くなってくるため、途中でサラサラ書ける筆ペンに切り替えます。
ペンケースに入っている筆ペンは、画像の下にある呉竹の「筆ごこち」中字ですね。なお、正式には「筆風サインペン」だそうです。長すぎず、重すぎずで、手になじむため、モノクロイラストを描く際にも使っています。
その2.印刷原稿の赤入れ
現在進行形でやっている推敲で、プリントアウトした紙原稿に赤入れする時は、筆ごこち の画像にあって、それに乗っかっている赤ペンのSARASA-CLIPの赤0.5ミリです。商品名のとおり、サラサラと流れるように書けるところが魅力です。難点は、コピー用紙によっては、書いたインクが裏に染みてしまうことがあることです。
インクの染み問題については、マーカータイプの次のプロッキ―極細10色セットの赤のミリペンタイプのほうに交代します。 あと、長時間、同じ赤色で書き続けていると、どこまでが新たな見出し、あるいは本文内容か、見分けがつかなくなってきます。そういう時、青色や空色、緑色などにペン色を変更しつつ、推敲指示も書き加えていきます。
ひと昔前、齋藤孝さんの『三色ボールペンで読む日本語』シリーズが大変流行しました。私は四色以上を使うタイプですが、必要なのは色の使い分けで情報の整理ができることだと考えました。
その3.ペン類とその周辺
そうそう、私が使っているペンは、シャープペンシルやフリクションペンと違って、UNDO式に消して上から書き直すことができません。なので、修正ペンで上から白く塗ってその上から新しいことを書いたり、訂正内容のところは上から白いメモ用紙を貼ってペンで新たに書いたり、そういうやり方で物書き作業をしております。なので、修正ペンとスティックのりも、欠かせません。
フリクションペンについては、以前、修論の赤入れをしていた時、作業中に入れたホットコーヒーの湯気でインクが消えてしまうほか、熱でインクが消えてしまうことが何度かありました。そのため、別のところで使うようにしています。
以上、私の物書き作業で使っているペン類のお話でした。