博士
「命をかけて、論文は〆切りに間に合わせて出すんだ!その為に傭兵派遣による君とご家族の救出を我々は厭わない」 と、指導教員が「教え子とその家族の救出作戦」を有言実行したといえそうなニュースがあったようです。学生がメッセージを送ったのは、2014年…
「大学院を受験したいんです!相談に乗ってもらえませんか?」 「院試の準備中で、願書と一緒に出す研究計画書や志望理由書を見て頂けませんか?」 TwitterのDM、メールフォームにて、ポツポツと、以上のようなお問い合わせ頂いています。弊ブログでは、主に…
研究室における、院生やポスドクの雑務や労働に関する諸問題は、これまで、私自身の体験談も交えつつ、弊ブログで何度か取り上げてきました。今週に入って、そんな労働に関するものでも、ティーチング・アシスタント(略してTA)の問題が注目を集めていたよ…
1.まえがき 2.森井ユカ『突撃! オトナの大学院』の中の「研究計画書」を振り返る~その役割と書く時の視点など~('18.11.30、午前11時更新) 3.研究計画書の書き方ガイド本について~最後に~ 1.まえがき 学部では、卒業論文の執筆がラストスパート…
ここ2週間くらい、修士卒らしき方々、それからTwitterの私のタイムライン上で、 「就職後も論文をジャーナルに発表して、研究活動を続けたいけど、そのなかで気をつけることを教えて欲しい」といった相談 いわゆる在野で研究活動を続けるというのは、どうい…
<皆さんのアイデンティティーはどこにありますか?> 1.薄れゆく博士の「博士号所持」の自己意識~はじめに~ 2.勤務先に博士号が「ないことにされてしまう」こともある?!~「LOST DOCTOR~アイデンティティー喪失~」(『月刊ポスドク』’17年12月号…
(*元は2017.7.12.執筆の記事) <本記事の内容> 1.はじめに 2.「福井)恐竜研究者育成へ、県立大大学院に古生物学コース」(朝日新聞)の内容 3.最後に 4.('18.6.16_1525追記)恐竜などの古生物学関係の学部新設を目指す?!~地元の福井新聞か…
1.はじめに~和歌山県の高校教員採用試験のニュースから~ 2. 「教員免許なしの博士号取得者が学校教員に採用される話」に関する2つのモーメントと、更に補足の話 3.最後に 1.はじめに~和歌山県の高校教員採用試験のニュースから~ 先週後半以降、…
<今回の内容> 1.はじめに 2.ドイツの大学事情と高い学位取得による社会的地位の上昇 3.「ヨコの学歴」と「タテの学歴」~終わりに~ 4.お知らせ 1.はじめに 先日、久しぶりに喫茶店にて、置いてあった新聞を読んでいると、だいたい、どれも就職…
<今回の内容> 1.長い前置き~博士号の種類と取得者の年齢について~ 2.国内最高齢の博士号取得者・尾関さんのこと 2-1.毎日新聞の情報 2-2.産経WESTの情報 3.高齢になってからの博士号取得とそのポイント、および研究継続に必要なもの 1.…
部屋の片づけをできそうかな、くらいの調子になりつつある、ここの執筆管理人の仲見です。桜に気を配っている余裕が欲しいです…。 そろそろ新学期の準備シーズン。弊ブログでは、アカハラの目次記事、院試準備に関する記事を更新しました: naka3-3dsuki.hat…
<本記事の内容> 1.note.muの更新と仲野徹のオピニオン記事について 2.「「博士」に未来はあるか—若手研究者が育たない理由」の要点と実行すべきこと 3.最後に 1.note.muの更新と仲野徹のオピニオン記事について 本日、久しぶりにnote.muの「分室」…
<理工系の研究機関の多い愛知県と接する自治体> 1.はじめに 2.「博士人材の就職支援へ 浜松市がマッチング事業」(中日新聞)から分かること 3.終わりに 1.はじめに 先々週末、巷でピョンチャンオリンピックが始まる頃、私の心を激しく揺さぶったニ…
<今回の内容> 1.はじめに 2.「何だか身体や心の調子がおかしい」と感じたら病院へ! 3.食生活について~研究室や学食の利用ほか~ 3.自分の健康状態や体質を他者と比較せず、マイペースに執筆する 4.最後に 1.はじめに どうも、咳の色々な薬に…
<今回の内容> 1.はじめに 2.「博士学生はどう生きる? 不安な将来向け書籍・雑誌続々」(朝日新聞デジタル)に見る博士院生に向けた雑誌や本など 2-1.導入部 2-2.『博士世界』の創刊 2-3.書籍『博士になったらどう生きる?』(勉誠出版)の…
<博士人材の行方> 1.はじめに 2.【報道】「博士人材の追跡調査(速報版)を公開、キャリア構築困難な実態を裏付け」( 大学ジャーナルオンライン)の内容 2-1.2012~2015年度の博士課程修了者の被雇用先 2-2.その後の被雇用者の転職状況とその…
<本記事の内容> 1.はじめに 2.「数学者のNFL選手、26歳で引退 MITで博士号取得へ」(CNNニュース.jp)の内容 4. 最後に 5.おまけ~夏休み宿題の読書感想文の対策について~ 1.はじめに 「天は二物を与えず」という言葉は、「天は一人の…
<今回の内容> 1.はじめに 2.「文学部って何の役に立つの? 阪大学部長の式辞が話題に 思いを聞く」( withnews、ウィズニュース)について 3.最後に 1.はじめに そろそろ、卒論生や修論生で前期卒業を目指す方々は、それぞれ卒論と修論の提出間近…
<本記事の内容> 1.はじめに~ある人権活動家のこと~ 2.現代中国の人々が死を悼む「かたち」と政治 2-1.共産党政府が墓を造らせなかった理由 2-2.周恩来の死と「四五天安門事件」の前例 3.中国の人々が死を悼む「かたち」と海洋葬について 3…
皆さま、梅雨のシーズン、いかがお過ごしでしょうか?今週の終わりに、次のような博士院生に関する名古屋大学の取り組みニュースを見つけました: www.nikkan.co.jp ちょくちょく、コメントを入れつつ、ニュースを見ていきたいと思います。 名大、博士学生を…
<今回は大学の単位祈願グッズ特集> 1.「この一品お守り型キーホルダー(大阪大) 単位掘り起こし、堅苦しさ払拭」(日経新聞) 2.「単位パン」の話 ~再び「生協の白石さん」登場~ 3.最後に 1.「この一品お守り型キーホルダー(大阪大) 単位掘り…
<本記事の内容> 1.はじめに 2.「日本の科学研究—地盤沈下は止められるのか」(nippon.com)について見ていく 2-1.セクション1:減少をたどる日本発科学論文 2-2.セクション2:「ポスドク」苦境で博士課程進学者が減少 「ポスドク」苦境で博士…
<今回の目次> 1.5月の祝日と東アジアの国々 2.「タダでも中国には行きません 深刻な学生の中国離れ 一方通行の学生交流、このままでは情報格差が広がるばかり」(JBpressより) 2-1.ニュース記事の内容 2-2.2000年代後半以降の二度の中国訪問から…
<2本のニュースをお送り致します> 0.はじめに 1.香港科技大移籍予定の若手経済学者の話(withnews.jp、2017.4.29) 2.産学官共同研究の文科省等によるファクトブック(文部科学省、2017.4.27) 3.最後に <関連記事> 0.はじめに この27日の木曜…
<今回は理系の博物館等のお仕事紹介です> 1.はじめに 2.那須野が原博物館の理系学芸員・多和田潤治さんの場合 3.日本科学未来館勤務の岡野麻衣子さんの場合 3-1.インタープリターのお仕事 3-2.学校や教育機関と連携した教育普及と理科教育の…
<本記事の内容> 1.アニメ「アトム ザ・ビギニング」と現在の人工知能の使い方 2.「博士、AI担う人材に 文科省、産学連携で育成」(日本経済新聞)の概要 3.最後に(2017.4.29_0033追記) <関連記事> 1.アニメ「アトム ザ・ビギニング」と現在…
<今回の目次> 1.はじめに 2.大学院でアカハラを受けた息子に関する質問(Yahoo!知恵袋より)を例に休学・退学について考える 3.なぜ大学院の休学・退学に指導教員の許可が必要な制度なのか? 4.まとめ 1.はじめに 今回は、13日の次の更新記事と…
0.はじめに 今月25日、アカデミックポストの就職難について、次の記事を書きました。 naka3-3dsuki.hatenablog.com その内容を書くうちに、3月初めごろ、アカポスゲットのしにくさ、博士号の有無による研究者の評価、そして研究者=変人らしいという世間的…
本記事は、下の就職の現実を書いたエントリ記事の続編に当たります。 naka3-3dsuki.hatenablog.com 不安なニュースばかりを取り上げてしまい、申し訳ありませんが、大学院生や院卒者の就職に関することが本ブログのメインの一つであり、避けることができませ…
1.研究の進め方に関すること 2.学会や研究会の手続きから大会・集まりまでに関す諸々のこと 3.論文執筆とその周辺に関すること 1.研究の進め方に関すること naka3-3dsuki.hatenablog.com naka3-3dsuki.hatenablog.com naka3-3dsuki.hatenablog.com n…