仲見満月の研究室

元人文系のなかみ博士が研究業界の問題を考えたり、本や映画のレビューをしたりするブログ

2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

結果発表@twitterアンケート

昨日から実施していました、このアンケート↓ 結果が出ました!! 【アンケート結果】投票して下さった47人の皆様、そしてこのツイートを拡散して頂いた方々、ありがとうございました。書いてほしいという希望が79%あり、これから書くことを準備したいと思い…

◆アンケート実施中です@twitter◆

twitterのほうで、大学院に関する記事を書くか、書かないかで、アンケートやっています。 大学院(分野関係なし)の受験対策や書類の書き方の情報って、ブログで書いた方がいいですか?現時点では、修士課程までを想定しですが。— 仲見満月 なかみ・みづき (…

「真っ白」博士の経歴と就職活動

現在、就職活動で苦戦しております。まず、履歴書や志望動機に織り込む自分の経歴、専門に一貫性を持たせるのことに、難航しております。それは、なぜなのか? 自己紹介で書いていますが、私は大学4年間(学部)が人文科学系、大学院の博士前期(修士、マス…

中国・台湾と日本の飲み物持ち歩き文化の違い

3年ほど前、とある東洋学分野の研究会の会合での話です。私の所属大学が会場だったため、私は雑用を手伝っていました。その時、気づいた「見えにくいカルチャーギャップ」が今回のテーマです。 中国、台湾、それぞれから公演にいらした先生たちに、中国語で…

授業板書と院生

院生の日常、授業編です。研究室の先生の授業に出て、自分も内容を聞きつつ、ノートをとります。研究室に帰る途中、先生に質問しつつ、授業内容の確認をします。 先生の中にはクセの強い字を書かれる方もおられ、解読しながらノートをとるのは至難の業!とい…

研究室棟のコピー室

大学院時代、私のいた研究室には、隣近所の研究室と共同管理しているコピー室がありました。 入口を入って右側にゼロックスの複合機1台、その奥に電動式シュレッダーが1台、その奥にマイクロフィルムを見る機械が1台。左側にはゼロックス複合機とつながった…

夏と湿気と紙の話

しとしと、日本各地では雨が断続的に降っております。九州の大雨被害が心配で、被災地の被害がこれ以上、広がらないよう、祈っております。 この雨でひとつ、梅雨から夏にかけての話を、ここでもしようと思います。 湿気は、紙の大敵。論文にしても、課題の…

【2017.4.23_0000更新:目次】研究環境とデジタルデバイスとその周辺

研究室や自宅のPC環境やデジタルデバイス、およびその周辺に関する記事まとめました。昔に書いた研究室の新しいデバイス導入日記だったり、人文科学系ならではの文献のデジタル管理苦労話だったり、いろいろです。 これからも更新していく予定です。 naka3-3…

抜刷の使い方②(*2016年6月に追記あり)

「抜刷の使い方①」で書いたので、今更ですが、学会や研究会などで人脈を作るための基本的な抜刷の使い方?です。 イベント前に、審査に受かった投稿論文、学会パンフレットや梗概集の発表要約でも、(コピーや)抜刷を学会規模に合わせた部数準備すべし!論文…

抜刷の使い方①

学会や研究会にお邪魔するたび、発表報告の方々から雑誌に載せた研究論文の抜き刷りを戴いております。ときどき、出席すれば両手にお土産ドッサリ!! 抜刷とは、学術雑誌の中から発表報告者が自分の書いた論文を抜き取って刷った印刷冊子。それゆえ、抜刷は…

大学院生や研究生・研修生の出てくる漫画_理系編その2(海洋生物学)

実験室で菌の培養するような『もやしもん』とは、また違った理系もの。 磯谷友紀『海とドリトル 1』(KISS KC)講談社、2014 連休中、作業片手に読了。表紙から色づかいがパステルカラー、しかもピンクとブルーを基調としていて女性が手に取りやすいデザインで…

【2017.1.14更新】大学院生や研究生・研修生の出てくる漫画_芸術系編

大学が舞台の漫画は山ほどありますが、その中でも今回は大学院生や見習いの研究生・研修生の出てくる作品を紹介します。 漫画ということで、普段の大学生活が大幅に脚色されている作品もありますが、だいたいの雰囲気はつかめると思います。大学卒業後の進路…

大学院生や研究生・研修生の出てくる漫画_理系編その1(農学)

大学院といえば、理系!理系!ですが、私はその割に読んでいません。ごめんなさい、読んだことのある漫画は↓だけです。 ●農学 石川雅之『もやしもん』①~⑩(イブニングKC)講談社 菌の見える能力を持つ沢木直保は、某農大に進学。能力を聞き知った樹慶蔵教授…

学術図書の「自炊」で苦労した話

スキャンがらみの苦い思い出について。 まだ、コピーした論文を、ゼロックスの業務用複合機(大学や図書館などに設置されている重くて大きなもの)のカバー上の蓋を開けて、自動読み取りでスキャンしているのは比較的ラクです。読み取りの途中で紙詰まりが起…

ファックス今昔物語

今回は、ファックス機の事情について。 @naka3_3dsuki 1台前の複合機はファックス機能が付いていたものの、殆ど使ってはいませんでした。対応していたインクカートリッジが生産終了となり、ファックス機能のない今の複合機に買い換えた後、1台前の複合機よ…

日々の東洋学

Twitterで呟いたこと、整理して、まとめました。 大学院を離れてから、数年が経ちました。定期的な学術イベント、ゼミや読書会に出ることが減り、生活に占める東洋学の割合も下がる一方です。 そんな日々のなか、東洋学関係の文献は、最近だとネット検索や知…

研究は趣味か、職業としたいのか

午前3時くらいから、再投稿用の論文を書き直していました。最初の投稿は2~3年前、博士課程後期の終わりごろで、そこから2度リトライして落ち続け、凹みました。ボスのアドバイスを思い出しつつ、推考していたところ、初投稿から今日までの間、ずいぶんと…

約600年前からの街並み”明遺古街”

金門で明朝時代の街並み体験 - Taiwan Today 今から約600年前、中国明代の街並みが遺っているようです。 それにしても、記事タイトルの「金門島って・・・」。 中国と台湾の”両岸”が軍事的に睨み合いをしている、島です。 謝々(シエシエ)!チャイニーズ (文春…

【はじめに】

初めまして、仲見満月(なかみ・みづき)と申します。 元人文科学系の学徒で、2010年代半ば、文理総合系分野で博士学位をいただきました。研究者としては、現在、経歴がほぼ真っ白な、「白紙」の博士です。 大学院時代から、中国の小説を題材に、民衆の姿の…

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