仲見満月の研究室

元人文系のなかみ博士が研究業界の問題を考えたり、本や映画のレビューをしたりするブログ

在学中、銀行や信用金庫に新しい口座を作っておくと便利という話

先ほどの更新↓

naka3-3dsuki.hatenablog.com

クレジットカード関連で、思い出したことがあり、簡単にまとめておこうと思いました。

 

クレジットカードやデビットカードを作る前に、必要なのが銀行口座です。Twitterのほうでは、メガバンクに口座を作っておくと便利、というお話を少し、しました。

仲見満月@経歴「真っ白」博士‏ @naka3_3dsuki 
例えば、親戚や兄弟姉妹、知人友人にお祝い金をを振り込んだり、あと転職で次の会社が大都市の場合、にメガバンクを給与振り込み口座に指定されたりした際、お金のやり取りをするので、便利なことがあります。

例えば、博士課程でストレートの進学で25歳になったあたりから、兄弟姉妹の出産祝い、従兄弟姉妹の結婚祝いで、立ち会うほどではない間柄や家族のみの式の場合、知人友人の付き合いの度合いによって、ドライですが、現金を振り込んでしまう、という機会が増えるんです。これこそ、まさに現金なことですが…。で、大都市にいる人は、メガバンクの口座を持っていることがあり、他行から振り込むと手数料が増えて、無視できない額になっていきました。逆も然りで、お互いに経済的負担を減らすため、片方がメガバンクの口座を開設し、やり取りするといいかもしれません。

 

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加えて、お祝いを頂く際は、自分で管理するために、自分で口座を開設するところから、始めましょう。

 

メガバンクに口座開設については、大学・大学院の入学金・授業料の支払いの関係で、

仲見満月@経歴「真っ白」博士‏ @naka3_3dsuki
あー、あと、大学がメガバンクを納付金の支払い指定口座にしている場合、同じメガバンクに口座を作って、そこから納付金を振り込むと手数料が少なくなるメリットもあります。

ということもあって、作ってもいいかと。大学側が地方銀行や信仰金庫に指定口座を持っている場合は、それぞれの口座を作っても便利かもしれません。

 

なるべく早い段階で、自分専用の銀行や信用金庫の口座は、持っておいたほうがいいです。家賃の引き落とし用、光熱費の引き落とし用、アルバイトの給与振り込み用、何でもきっかけはいいですから、自分で管理できる口座を開設しましょう*1。開設しすぎても管理が大変なので、3つぐらいまでにして一つは貯蓄用にし、コツコツ貯めておくと、欲しいものが出てきたり、卒業旅行に行ったり、研究で使う資料を買ったりする時、助かります。また、急な病気がケガの治療費を出したり、就活の費用を捻出したり、新生活を始める時に必要な物をそろえたり、引っ越し資金にしたり、いざという時のためにも、ちょっと安心です。

 

 

 

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ところで利便的な面でいうと、全国区のゆうちょ銀行が最も手数料が少なくていいと思うんですが、大都市の真ん中、郊外になると、郵便局って意外と少ないです。あっても、ATMの利用時間は他の銀行・信用金庫より短いことがありえます。そういった事情が大きいのか、企業や研究機関では、ゆうちょ銀行にしていないところが多いように思いました。

 

 

働き出してから、叫びたくなったのは、職場ごとに職員の保険や共済のお金の引き落としの銀行や信用金庫に指定があったこと。「何で全部、銀行や信用金庫が違うのぉ~!」(*経営法人や自治体、組織による違い)と思いつつ、しょうがないので、無理のない程度で加入し、引き落としの手続きをしました。

 

このあたりは、たぶん、就職先で給与を振り込む際、社員にグループ企業に銀行があったら、「グループの銀行にしておきなさい」と言われることがあるよ、と学部時代の先輩で、新卒入社の方に聞きました。

 

 

そういうわけで、バラバラ、書き散らしました。ご参考まで。

*1:親戚で外資系の金融機関で仕事をしている人から又聞きした話では、大学生のアルバイト先が特定の銀行(特にメガバンク、時に支店まで)を指定し、給与の振り込み口座を開設するように言ってくることがあるそうです。このあたり、私もバイトの経験上、実際にありました。先の親戚の話では、この不景気な昨今ですから、銀行のほうは顧客が欲しいわけで、特にアルバイトの働き手で、きちんと身分・肩書のある大学生は、顧客に欲しいそうです。口座の開設も、昨今でも大学生は比較的しやすいとのことで、傷病で退職せざる得ないことも今の時代あると考えて、学生時代の口座は維持しておいて、損はないとのこと

クレジットカードを学生の時に作って置くと便利な話~+デビットカード・プリペイドカードのこと~

<今回はお金に関係するカードの話です>

  • 1.はじめに
  • 2.学生の時にクレジットカードを作って置くメリット
  • 2.どこで、どのようにクレジットカードを申し込んだらいいのか?
    •  2-1.大学生協のTuoカード
      •   ◎リボ払いについて
    •  2-2.即日から3日ほどで作れるデパートのクレジットカード
  • 3.VISAやJCB等のデビットカードプリペイドカードも選択できる
  • 4.まとめ

1.はじめに

新入生の皆さま、入学から約一週間、お疲れさまでした。まだ、慣れない学生生活、不安も多いでしょうけれど、分からないことは、学部のお世話係の先輩、事務の人、先生方に積極的に尋ねましょう。

 

さて、今回のテーマは、新入生に向けたお金関係のお話です。海外留学経験のある大学教員の方がされていたツイートが流れてきまして、タイトルどおり、「クレジットカードを学生の時に作って置くと便利な話」をしようと思いました。

 

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「置くと」と書いたのは、とりあえず学生の肩書と身分がある時に作り、就職するまでに使わず、大切にしまって置いても特に支障はない、という私の経験から来ています。

 

ツイートをされた先生に対し、「クレジットカードを作っちゃ、ダメ」とか「借金はいけません」といったリプが来てました。確かに、自分を律するのが難しい人には、失礼ですが、分割払いやリボルビング払い(リボ払い)をきっかけに、雪だるま式に借金が増えてしまい、返済に苦しむケースもあるようです。

 

そこらへんの事情に関しては、ぶっちゃけ、日本国内に住んでいる限り、クレジットカード会社が出しているプリペイドカードがあり、それに課金してお金の使いすぎも防げる代用手段、それから、学生のうちは限度額が設けられ、使いすぎないように調節できるシステムを持つカード会社が多くあるようです。

(伝聞形式なのは、私が複数の種類のカードを利用したことがないから、です。)

 

なぜ、クレジットカードを作っておいたら便利なのか?その一つ目は、私の例ですが、海外への旅行や調査、就職活動に行った際、宿泊施設の予約を入れるのにクレジットカードがないと、できなかったから。二つ目は、大学卒業後・院卒後に就職できなかったり、傷病で退職する必要があったりして職を離れている状態が続く場合、クレジットカードが作れないから、とうこと。クレジットカード作っとけよ、という先生のツイートにも挙がっていたように、特に院卒者は博士号を取得後、複数の大学と契約して非常勤講師になったり、翻訳・通訳の仕事をしたり、実質的にフリーランス個人事業主になったら、経済的に収入が不安定になるため、クレジットカード会社に申し込んでも、審査が下りず、クレジットカードを作れないケースがあるのです。

 

今回は、クレジットカードを作るべし!ではなく、あくまでも「あれば便利だよ」くらいのトーンで、話をしております。

まず、クレジットカードとは、

1.基本的に、安定した収入がないと作れない(審査がある)
2.収入に応じて毎月銀行から借金ができて、どこでも気軽に使える
3.預金額よりも大きい金額の買い物ができる
4.一括払いなら手数料は無料。分割払いは手数料がかかる
5.入会金が必要になる場合もあるが、ポイントや還付金で得する場合もある

(衝動性がヤバいメンヘラは、クレジットカードを捨ててデビットカードに変えよう – メンヘラ.jp)

というものです。特に、「2.収入に応じて毎月銀行から借金ができて、どこでも気軽に使える」は、分割払い・リボ払いでやると、すぐに返済額が増えるから、3をしたいからといって、やっちゃだめ!そして、4の手数料にも注意しましょう。引用元のメンヘラ.jpの記事にもありますが、特に衝動買いをしてしまうタイプの人には、非常に危険なカードです。その一方で、作っておくと次のメリットのように、便利でもあります。

 

それでは、まず、クレジットカードを作って置くと便利だという話からしていきましょう。

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AIでresearchmapに研究者の業績を拾ってくる改修案~衆議院議員 河野太郎「お花見中の研究者の皆様への皆様へ」その2~

<国の研究者データベースに人工知能を使う案が出ているらしい>

  • 1.日本国の研究者DB兼コミュニティサイトにAIという話?!
  • 2.国立研究開発法人・科学技術振興機構ことJSTって何?
  • 3.researchmapって何?
    •  3-1.researchmapの概要
    •   3-2.researchmapの便利な機能と河野議員の報告にある方向性
    •  3-3.登録者が代理の人に登録情報更新を頼む場合とAIによる業績拾いの案
  • 4.最後に

1.日本国の研究者DB兼コミュニティサイトにAIという話?!

先ほどから、アカハラに関する第三者機関活用の速報+「文科省の統一ルール」のこと~衆議院議員 河野太郎「お花見中の研究者の皆様への皆様へ」~ - 仲見満月の研究室に引用した、河野衆議院議員の報告ページを再読しておりました↓

www.taro.org

 

アカハラ対策の話題の後、研究者の業績のデータや競争的資金のテーマが出てくるんですが、読んでいて「ん?」とスルーできない話が出てきました。前後関係の文脈もあるため、大幅に引用させて、下に書かせて頂きます。

研究者の業績のリサーチマップへの統一は一歩ずつ進んでいます。(中略)

 

科研費に関しては、現在進行中の大規模改修の後、リサーチマップへの対応の手直しを行うことになり、今年9月の平成30年度の公募には間に合いませんが、来年3月の公募にはシステム改修も終わり、対応ができるようになっているはずです。

 

リサーチマップに統一していくよという周知も間もなく始まるはずです。

 

JSTで、AIを使ってリサーチマップに研究者の業績を拾ってくるという改修を考えているようですが、まあ、やればいいじゃんということで、それがないと何か始まらないということにはなりません。

 

(お花見中の研究者の皆様へ | 衆議院議員 河野太郎公式サイト)

ちょっと待て?!国立研究開発法人・科学技術振興機構ことJSTは、自分のところで管理・運営している国の研究者データベース兼コミュニティサイトのリサーチマップ(researchmap)に、研究者の業績を拾ってくるため、ハイテクなAIを使う改修を考えているのか・・・。あまりにも驚いた改修案で、思わず、下線を引いてしまいました。

 

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引用部の下に、いろいろと情報を出しました。こういった言葉になじみのない読者の方には、「JSTって、何?」、「researchmapって、何ができるの?」という固有名詞に対する疑問が出てきたいと思うので、まず、そこから大雑把に説明していきます。

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