まだ「春」は遠いけれど、来週は春節です~6年前の旧正月あたりを振り返る休日~
明け方、長めの記事を投稿したので、本日は記録整理で出てきた中華圏、韓国・朝鮮文化圏の春節・旧正月の記事をお送り致します。
ちなみに、西暦2017年の春節・旧正月の元旦は、1月28日(土)だそうで、その日、私は京都出町柳のGACCOHで、次のイベントに出ます。おめでたい日、京都観光ついでに、のぞいてやってはくれませんでしょうか?
(まだまだ申し込み受付中で、人数に少し余裕があるそうです)
(以下、2011年1月の記録)
そろそろ、中国語圏、韓国・朝鮮の文化圏で春節の時期みたいですね~。
中国語圏では、赤い提灯や対聯(おめでたい言葉を書いたお札のようなもの)を家に飾り、祝うそうです。
日本だといわゆる「旧正月」で、今年は2月の頭に来る模様。中国人や韓国人、台湾人などの留学生には帰国する人もいるので、ちょっと大学院が寂しい時期。
期末試験やレポート提出、卒論や修論の提出が重なる慌しい時期でもあり、過ぎたあとは大学入試・冬季院試がやって来る。
これからもう少し、寒い時期が続くようですが、一年後、再び同じ場所に「立っていられる」ように、これから一ヶ月、研究のペースを作っていけたらと思います。
その前に、集中漢文演習のレジュメ、作らないと・・・。
試験勉強もしないと!!!!
(次から再度、2017年1月27日の記述)
当時、私は修士院生か、博士院生の初年くらい、だったと思います。
集中漢文演習というのは、冬季集中講義で、なぜか中国の正史・二十五史の中の建築装飾、庭園に関する記述を先生が拾ってきて、それを現代日本語に訳していくという講読形式の授業でした(担当講師の専門分野に負うところが大きかった模様)。
この時、春節より一週間ほど早い年だったのか、東アジアの留学生が受講していたんですね。中国人・台湾人、そして日本人の私は古い漢語・漢文を読む訓練積んだ分野の受講生だったのですが、韓国人留学生は現代都市の全体で行うアートイベント(何とかトリエンナーレ等)の研究をしていた院生でした。日本語は読み書き・喋る聞くは流暢だったその韓国人留学生、特殊な字体の古い漢語・漢文に「???」状態が毎日続き、周りもオロオロ状態。とりあえず、朝鮮王朝の漢文を研究で読んでいた韓国人の先輩に参考書のアドバイスを聞き、私が日本語で読める高校生向けの国語の漢文参考書を渡しつつ、サポートしました。
文理総合系大学院とはいえ、自分の分野と微妙にずれた分野の授業をとると、院生自身も、周囲もスムーズに授業を進めるには難儀なことになるパターンその2という経験をしました(ごめんよ、某さん…)。
そんな苦い授業を後期の後、冬季集中授業で体験した後、受講生の仲間たちは故郷へ、新年のお祝いに帰省していったのでした(。そう信じたい!なお、韓国人の先輩は、博士学位論文の審査が旧正月に重なったため、2月の半ばに帰省されたそうです)。
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