仲見満月の研究室

元人文系のなかみ博士が研究業界の問題を考えたり、本や映画のレビューをしたりするブログ

【ニュース】「電車で大学入試について話していたら見知らぬ人から手紙を貰った青年 → その内容に…」(ロケットニュース24)

<本記事の内容>

1.はじめに 

周囲の人たちの仕事納めが続く、今日この頃。私は年賀状を書いておりました。年末に何か、ほっとするような、大学関係のニュースがないかと思い、今回はイギリスで起こった、大学入試に関する個人的に「ホッとした」出来事をお伝えしようと思います:

rocketnews24.com

 

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2.「電車で大学入試について話していたら見知らぬ人から手紙を貰った青年 → その内容に「一生このことを忘れない」と大感動!」(ロケットニュース24)のニュース

タイトルが長いニュースです。もう少し、詳しい情報を足すと、大学入試の面接前、電車で連れと移動中の青年が不安を語っていたところ、たまたま、その場に居合わせた人に励ましの手紙と「餞別」を頂いた、というお話です。

 

世界的に殺伐とした話題の多いここ数年ですが、それ故に印象深いお話でしたので、ここにその経緯を紹介したいと思います。

 

電車で大学入試について話していたら見知らぬ人から手紙を貰った青年 → その内容に「一生このことを忘れない」と大感動!

Nekolas 3日前

 

この季節はクリスマスやお正月など楽しいことがいっぱいだが、入試を控えている受験生にしてみたら、最後の追い込みをかける時で大きなプレッシャーを感じるものだ。いくら自信があっても、ふと「試験に落ちて第一志望の学校に入れなかったらどうしよう……」という不安が頭をよぎっても不思議はないだろう。

 

そんな受験にまつわるエピソードが、Twitterで拡散されている。電車の中で大学入試について話していた青年は、見知らぬ人から手紙(封筒)を貰い、その内容に「一生このことを忘れない!」と大感動したというのである。一体、何が書いてあったのだろうか。

電車で大学入試について話していたら見知らぬ人から手紙を貰った青年 → その内容に「一生このことを忘れない」と大感動! – ロケットニュース24

冒頭に書いてるとおり、日本の大学入試を控えた受験生には、年末年始は関係がなく、自宅をはじめ、塾や自習室で不安と闘いながら、勉強を続けているところでしょう。時期は少しずれるようですが、それはイギリスのケンブリッジ大学の入試を控えた、今回の出来事をツイートした青年も同じだったようです。

 

・電車で大学入試について話していた青年
青年は英アッシントンに住むジョー・ウレンさん。電車の中で名門ケンブリッジ大学の面接を受けることについて会話していたところ、見知らぬ人から封筒を渡されたのだとか。彼は、この一連の出来事を Twitter に投稿している。

 

なお、封筒の表と裏には、ビッシリと入試を控えた青年に対するメッセージが綴られており、中に10ポンド(約1500円)紙幣も入っていたという。では、その封筒に何が書いてあったのか、内容をまとめたものを以下に紹介しよう。

 

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との言葉が綴られていたのだ。この内容からすると、ジョーさんは大学で数学を専攻するつもりのようである。

 (電車で大学入試について話していたら見知らぬ人から手紙を貰った青年 → その内容に「一生このことを忘れない」と大感動! – ロケットニュース24

ウレン青年が電車内でケンブリッジ大学の面接試験が、不安だ、不安だと、しきりに呟いていたんでしょうね。そんな時、見知らぬ人から、突然、封筒を渡されると、ウレン青年でなくとも非常に驚くでしょう。今回のニュースを読んでいて、私がウレン青年が励ましと「餞別」の10ポンドを受け取った出来事以上に、関心を持ったのは、その行動に出た人について、

  • おそらく、とっさだったとはいえ、入試のプレッシャーと取り除き、かつ、大学で学究することの素晴らしさを伝える手紙を書ける、その気持ちと勢いを持った人柄であったこと
  • 手紙にプラスして、10ポンド程度とはいえ「餞別」を添えるという、心意気のある人物であったこと

の2点です。前者の手紙の内容については、「科学の学位を大学で取ったことで人生が変わりました」とあることに因み、ご自分のご経験をもとに書かれたんでしょう。そういった経験から、手紙を書くことが短時間で書けたとしても、「餞別」を付けて渡せるという行動は、その人がそれ相応の心の余裕がなければ生まれなかった可能性が高いと考えられます。何とも、粋な行動ですね、としか言葉が出てきません。

 

ニュース記事の続きを読んでみましょう。

 

・手紙に感動して「このことは一生忘れない!」
この手紙を読んだ彼は心から感動してしまい、最初10ポンド紙幣の存在に気づかなかったという。そして、「このことは一生忘れない! 自分が受けた親切を周りに広めたい」ともコメントしている。

 

彼のエピソードは「ペンは剣よりも強し」という諺(ことわざ)には当てはまらないが、言葉が持つ力を物語っているのではないかと思う。ちょっとした感謝や励ましの言葉で気持ちが上がり、俄然やる気が出るものだ。ジョーさんに幸あれ。

参照元Twitter @JoeHWren
執筆:Nekolas

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 (電車で大学入試について話していたら見知らぬ人から手紙を貰った青年 → その内容に「一生このことを忘れない」と大感動! – ロケットニュース24

ウレン青年が入試に対するやる気と、自分も親切を広めたい!という気持ちになるのも、自然なものだと思いました。それにしても、ウレン青年が上げている手紙の画像を見ていると、ビッシリと紙に文字が書かれています。きっと、「早く、あの青年に渡さねば!」という焦る気持ちもあったんでしょう。

 

 

3.最後に

今回のホッとするニュースを読んで、果たして、自分はこんな親切な行動がとれるか?と自問自答してみると、たぶん、できないでしょう。何かヘルプしようとして、行動しますが、鈍くさいので、一歩踏み出そうとして、声を出しながらこけてしまったり、他の方が先に申し出られたり、うまくいかないことが多いです。

 

そんな一年を思い出しながら、皆様に今年の仕事納めの時期に、このニュースをお届け致しました。

 

おしまい。よいお年をお過ごしくださいね^^

 

 

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