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仲見満月の研究室

元人文学系、現・文理総合学系の「真っ白」博士が大学院とその周辺問題を考える

<マレーシア旅行>マレーシアで気づいた日本製品の話

(ここから2016.8.4の追記)

今回の記事は経済問題を扱っており、私個人の体験と周囲から聞いた話により、かなり独善的な内容となっているかと思います。内容読者によっては不愉快な思いをされる方もいらっしゃると思いますが、当時の自分の見聞きしたことを見つめ直したいと思い、ここで公開させていただくことに致しました。

 

閲覧について、注意が必要な記事です。以上の注意事項を読んで「う~ん、読むのやめておこう!」という方、「回れ右」を強く推奨いたします。「何とか、頑張ってみよう!」と思われた方のみ、お読みください。

 

*<以下、2010.8.31の記録>*********************************************************

 

 

マレーシア旅で私が驚いたのは、日本製の電化製品がモノによっては、日本国内より3万円以上も高いことだった。

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(執筆者の撮影:KLにある電気店)

 

 

 そういえば学部卒業前後、故郷へ帰ってゆく留学生の友人たちに「これ、買って送ってね!」と電子辞書やらデジカメやら、やたらと頼まれた覚えがある。しかも、中国や東南アジア出身の留学生が多かった。

 

家庭教師に行く途中の車の中で、Cさん曰わく、冒頭の事情があって留学生は日本国内で安く電化製品を買っておきたかったらしい。

 

日本旅行に来た中国人観光客が、大手家電量販店で日本製デジカメや炊飯器を大量に買ってゆく。おそらく、マレーシアと同じで、中国国内で売られている日本製電化製品にも高値なのだろう。

 

アップル社のPCも、iphoneにしても、日本のほうがマレーシアより3万円くらい安い!

 

海外出張の多い父の話だと、タイでは日本の家電が日本国内より高い!ひょっとして、マレーシアでも日本企業は、国外製品に高い値段をつけているのではないか。なぜだろう?私は気づくまで、半年かかってしまった。留学生達からの電化製品購入依頼が卒業旅行や帰省の時期と重なってしまった事実を差し引いたとしても、頼みを聞かなかったことが悔やまれる。

 

「日本製の家電は、もともと生産費が高くつくんだ。だから、日本国内でも高いんだけど、日本国内の値段よりアメリカで若干安いくらいじゃないかな?だって安くないと、買ってもらえないし」と父。

 

事情は、化粧品でも同じようだ。クアラルンプールの百貨店のブランド化粧品コーナーを見ると、クリスチャンディオールやリンメル・ロンドンの並ぶ一角に、資生堂やポーラ化粧品のブ―スが入っている。

 

大学3年の春休み、日本に遊びに来た中国人の友人が「化粧品探してるんだけど…。」と言って、ネットで調べてきたらしい資生堂の化粧水広告を指差したことがある。私は彼女と化粧水を探して、街中のドラッグストアを半日かけて回った末、「これは中国国内向けの商品みたいですね。日本国内では販売していないんですよ。申し訳ありません。」

 

という販売員の言葉に、二人してガックリきた思い出がある。

 

きっと、日本の化粧品メーカーは海外、しかも中国やマレーシアなど東南アジアの経済発展著しいアジア各国でブランドイメージを作り、売り上げ向上を図っているのだろう。その証になるか分からないが、ipodは日本よりタイのほうが価格は低く、父の知り合いはタイでipodを買って帰ったらしい。

 

 

さて、日本国内で電化製品や化粧品を買って帰国するにしても、日本に対しマレーシアの物価は3分の1。マレーシアの人たちにすれば、ツライ出費なのではないか。高いお金を出して日本家電を買うより、品質の上がってきているサムスンやLGなど、韓国家電を買ったほうがいいのでは?

 

クアラルンプールで華人の人たちにこの質問をぶつけてみたら、「まだまだ、韓国の家電メーカー製品は壊れやすいんです。日本の家電は、それより壊れにくいので買っています。」との答え。

 

確かに、私がお邪魔した華人のお宅にはシャープ製冷蔵庫、パナソニック液晶テレビなど、日本家電が目立っていた。より簡易な造りの扇風機などの電化製品は「PENSONIC」といった「これ、パクリだろ!」とツッコミたくなるメーカー名もあったが…。

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 (執筆者の撮影:パナソニックのコーナー in KL電気店)

 

ショッピングモールでサムスン電子の家電売り場での売り込み作戦や屋外テントでのキャンペーンを見ると、青を基調とした販売員の制服といいテントのカラーといい、さわやか。自社製品のイメージアップを必死に図ろうとしている印象があり、私は道を歩きながら立ち寄りたい気持ちになってしまった。 

 

マレーシア旅と父の話に自分の経験を加えて推測すると、あと一年くらいは日本製品、中国やマレーシアではブランドイメージを保てるだろう。(あくまで、私個人の知見です。ご注意を!)

 

だが、いずれ中国や韓国企業の追い上げで、日本製品の海外市場は縮小するだろうし、今のうちに日本メーカーさんたち、新たな市場開拓や新製品の開発などに邁進して下さい!

 

中国と韓国の経済発展の追い上げにビビリながらも、今までと変わらない現状維持で海外で商品を生産し、販売を続ける日本の姿勢(私自身もこういった思考回路を自分の中に持っていることは認めます)。こんな批判があるからこそ、これまでとは違って考えを改めて一緒にアジア諸国で仕事をしてゆく。未来を担う日本の企業に必要な努力の形だと、私は思っております。 

 

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(執筆者の撮影:LGのコーナー in KL電気店)

 

あと、余談ですが、マレーシアではフィリップスの家電をけっこう、見かけました。日本だと電気カミソリで有名なメーカーですが、マレーシアだと今回訪問した中国系のご家庭の今にも下の写真にある大画面の液晶テレビが今に鎮座しているほど、馴染んでいるメーカーだとか。

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(執筆者の撮影:フィリップスのコーナー in KL電気店)

  

自分なりの結論に達したところで、今回のお話はおしまいです。

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