【告知追記:'18.7.16の新刊】#研究者 の「生態」『なかみ博士の気になる学術系ニュース』2018年7月 夏号のまとめ~ #テキレボ ~
昨日は、恋するパレット15に参加された皆さま、お疲れさまでした!私は委託で、プチオンリーのジャンル・動物に参加させて頂きました。当日の様子は、Twitterを通して、直参スペースの様子や、コスプレの撮影の様子を見て、時空を超えて楽しませていただきました。会場では、少しでも本を手に取って頂いていたら、嬉しいです。
さて、TOPページの月替わり画像で公開しておりました、来月のイベントに出す新刊の情報を早速、まとめておきます。ちなみに、表紙はこちら:
目次や内容、サイズやページ数といった仕様は、第7回Text-RevolutionsのWEBカタログ内のアイテムページをご覧ください:
簡単に紹介をしますと、今号は、様々なフィクション作品から見た「研究者像」を明らかにした批評集になっています。例えば、
- 映画『シン・ゴジラ』の尾頭ヒロミの見た目や仕草、しゃべり方や仕事ぶりと、生物学系の院生や院卒者を比較
- 漫画家のヤマザキマリ氏とその夫で『テルマエ・ロマエ』の誕生に関わったイタリア人比較文学者・ベッピーノ氏のコミカライズから、文学研究者の特徴を列挙
- 漫画『ハチミツとクローバー』や『のだめカンタービレ』に出てくる大学教員やそれを手伝う学生たちに、仲見自身やその周りの研究者たちの研究生活をあてはめる
といった形で、批評や分析を行いました。その上で、様々なジャンルの「研究者」が登場する作品を通じて、アカデミックな世界と縁が薄い、あるいは所属分野と異なる研究者のことを知る機会の少ない人にとって、(他分野の)研究者の「生態」を紹介する内容に仕上げました。
先の春号が「特集:大学教員への道のりと「それから」」で、今号はより広い範囲の「研究者」を扱っています。ということで、前号に引き続き、研究に関わる人たちの特集ですね。
弊ブログの古い記事については、収録するに当たって、同じ分野やジャンルの新しいメディア作品を調べて言及したり、作品に関わったクリエイターのインタビューに触れたり、2017年から今年に更新した関連記事を入れたりして、加筆・編集しています。そのため、読んだことのある方にも新しい発見があるように、一応、気をつけました。書き下ろしには、昨年9月に日本で公開され、何かと話題になった映画『ドリーム』について、昨今のIT専門職のあり方、それから今春発売の評伝集をもとに、「計算手」の分析を行っています。
表紙・裏表紙の全体は、pixivに画像をアップしました。カラーがRGBになっていますが、実際はCMYKの印刷になるため、紙同人誌ではみた印象が異なっているかもしれません:
毎度、お馴染みの試し読みもできるようにしています:
【本書の仕様】
・タイトル:『なかみ博士の気になる学術系ニュース』2018年7月 夏号
・著者:仲見満月(なかみ・みづき)
・発行年月日:2018年7月16日 第1刷
・ページ数:約46ページ(本文、モノクロ)
・サイズ:B5(高さ25.7×幅18.2センチ)
・イベント頒布価格:500円
今号の装丁では、くるみ表紙の種類や厚さの関係で、春号より100円ほど安くなりました。500円玉、ワンコインでお買い頂けます。関西コミティア52の直参では、お釣りで500円玉をお求めの方がいらっしゃったようで、そのあたり、ちょっと対応してみました。
7月の新刊情報まとめは、 以上です。新刊と一緒にテキレボに委託するバックナンバーにつきましては、追々、お知らせ致しますので、しばらく、お待ち下さいませ。
おしまい。
【※お買い物代行サービスが間に合わなかった方へ】
即売会以降、BOOTHでの通販を予定しております。ご希望の方は、以下のページより、予約注文ができますので、ご利用ください:
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