けっこう「 #博士学生はどう生きる? 不安な将来向け書籍・雑誌続々」出ています( #朝日新聞 デジタル)
<今回の内容>
- 1.はじめに
- 2.「博士学生はどう生きる? 不安な将来向け書籍・雑誌続々」(朝日新聞デジタル)に見る博士院生に向けた雑誌や本など
- 2-1.導入部
- 2-2.『博士世界』の創刊
- 2-3.書籍『博士になったらどう生きる?』(勉誠出版)の話
- 2-4.10年ほど前から取り組んでいた「アカリク」
- 3.最後に
1.はじめに
やっと、ここまで来たか~!というのが、次のニュースがTwitterで流れてきて、共有されたURLにアクセスして、抱いた気持ちです:
「博士学生はどう生きる? 不安な将来向け書籍・雑誌続々」(朝日新聞デジタル2017.9.24、リンク切れ確認済み)www.asahi.com
博士院生をどうやって生きるのか?という問いに答えるような雑誌『博士世界』、院生やポスドク向けの修書K情報やジョブマッチングのサイトを運営するアカリクといった、ドクターコースの院生の今と不安な将来について、情報発信したり、就職をサポートする企業が、一応、朝日新聞デジタルに取り上げらて、嬉しいです。
そういうわけで、今回は少しずつでも変わりゆく、博士院生の生き方を取り巻く情報や就職活動に関する朝日新聞のニュースをお伝えすることに致します。
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【お知らせ】色んなところを「改修中」
先週から少しずつ、ここ、「書庫」、「分室」の記事チェックと誤字や脱字の修正、目次に新たな記事を追加することなど、作業を進めています。
まとめて、「改修中」ということばで、メインテーマの記事が、それぞれ、更新ストップになっています。
いつも、更新を楽しみにして下さっている方々には、申し訳ございませんが、より便利に知りたい記事にたどり着き、正確な情報をお伝えするため、お時間を下さい。
どうか、ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。
【ニュース】「世界での競争力が問われる「指定国立大」」(日刊工業新聞)
<国立大学法人の上に枠ができた>
- 1.はじめに
- 2.「世界での競争力が問われる「指定国立大」」(日刊工業新聞)を読んで知る指定国立大学法人
- 2-1.国立大学法人の上に枠を作って特別扱いすること
- 2-2.「投資を解禁」し、できるようになった
- 2-3.この制度の狙いは、雇用原資を大学自ら稼がせること
- 3.最後に
1.はじめに
東大、京大、東北大の3つの旧帝大系国立大学が、「指定国立大学法人」というものに選ばれた。そのニュースについて、私はしばらく様子を見ており、取り上げるタイミングをはかっておりました。最近、日刊工業新聞のオンラインニュースのほうで、詳細な解説をしている記事が出ました:
「世界での競争力が問われる「指定国立大」」(ニューススイッチ、日刊工業新聞)
今回は、知っているようで、翌わからない「指定国立大学法人」とは何か、他の国立大学法人とはどのようなことができるのか、国の狙いは何か。日刊工業新聞のオンラインニュースを中心に、見ていきたいと思います。
2.「世界での競争力が問われる「指定国立大」」(日刊工業新聞)を読んで知る指定国立大学法人
2-1.国立大学法人の上に枠を作って特別扱いすること
オンラインニュースは、まず、日本の国立大学法人の状況を全体的に伝えた上で、指定国立大学法人の枠が作られたことを説明しています。
2017年09月22日
世界での競争力が問われる「指定国立大」
規制緩和で自由・自律経営が求められる科学技術部 論説委員
山本 佳世子
■明確に別扱い
国内には86の国立大学があり、これまで基本は同列の扱いだった。だが、トップ層を明確に別扱いする新制度が2017年度に始まった。
文部科学省は各大学の産学連携などの実績数値で判断した上で「指定国立大学」を指定した。第1陣は東京大学、京都大学、東北大学だ。これらの大学は経営の自由度が増すとともに、世界トップ大学との比較で成果を問われる。もはや、86校を同列と見なす大学関係者はいない。
国内に86も国立大学があることに驚きますが、その中から「トップ層を明確に別扱いする新制度が2017年度に始まった」ということで、その新制度が指定国立大学法人です。「第1陣は東京大学、京都大学、東北大学」ということは、これからも第2陣として、新たな国立大学がこの枠に選ばれる可能性は有り得るということでしょうか?
さて、指定国立大学法人に選ばれるメリットは、何でしょうか?ひとつは、「経営の自由度が増す」こと。その代わりに、「世界トップ大学との比較で成果を問われる」、いや、今までと同じように、問われ続けることになったと言ってもいいかもしれません。
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