仲見満月の研究室

元人文系のなかみ博士が研究業界の問題を考えたり、本や映画のレビューをしたりするブログ

思うこと

学会大会中の託児室

本日のテーマは、「続・大学の先生たちと子育て」です。下の記事の続編として、学会大会中の託児室のことを紹介します。 naka3-3dsuki.hatenablog.com 1.まず、学会、それから大会やシンポジウムって何? 2.学会ごとの託児室利用システム ①日本建築学会(…

長期渡航と「行き先を公文書に残す」こと~非常時の安否確認のために~

*今回は、2013年3月19日頃に執筆した記事です。今回は安否確認に関する話。 実は、近々、隣近所の研究室と合同で、泊まりがけの研修に行ってきます。出さないといけない書類がいつくかあり、その中には、国内外に関わらず行き先の届け出るための書類もあり…

私が大学院について書き始めたのは…

少しずつ、こういう記事に書いていますが、そもそもブログで大学院のことを書く根本的な理由を、ここでお話ししたいと思います。 中学、高校まで進級してきて、大学に入学する。ここまで現役でストレートに進路を歩いてきた人は、同級生と横並びで大学まで進…

「真っ白」博士の経歴と就職活動

現在、就職活動で苦戦しております。まず、履歴書や志望動機に織り込む自分の経歴、専門に一貫性を持たせるのことに、難航しております。それは、なぜなのか? 自己紹介で書いていますが、私は大学4年間(学部)が人文科学系、大学院の博士前期(修士、マス…

授業板書と院生

院生の日常、授業編です。研究室の先生の授業に出て、自分も内容を聞きつつ、ノートをとります。研究室に帰る途中、先生に質問しつつ、授業内容の確認をします。 先生の中にはクセの強い字を書かれる方もおられ、解読しながらノートをとるのは至難の業!とい…

学術図書の「自炊」で苦労した話

スキャンがらみの苦い思い出について。 まだ、コピーした論文を、ゼロックスの業務用複合機(大学や図書館などに設置されている重くて大きなもの)のカバー上の蓋を開けて、自動読み取りでスキャンしているのは比較的ラクです。読み取りの途中で紙詰まりが起…

日々の東洋学

Twitterで呟いたこと、整理して、まとめました。 大学院を離れてから、数年が経ちました。定期的な学術イベント、ゼミや読書会に出ることが減り、生活に占める東洋学の割合も下がる一方です。 そんな日々のなか、東洋学関係の文献は、最近だとネット検索や知…

研究は趣味か、職業としたいのか

午前3時くらいから、再投稿用の論文を書き直していました。最初の投稿は2~3年前、博士課程後期の終わりごろで、そこから2度リトライして落ち続け、凹みました。ボスのアドバイスを思い出しつつ、推考していたところ、初投稿から今日までの間、ずいぶんと…

「先」に「生」まれて逝ってしまう人たち

今回は、人生の長い時間の中で、おそらく、誰もが経験するだろう「死」のお話。 10年近い私の学生生活(学部から大学院の博士課程まで)の中で、訃報を幾たびもお聞きしました。お世話になっていた中高時代の恩師、そして、学部時代に受講させていただいてい…

大学の先生たちと子育て

*4年ほど前の日記です。ご注意ください。 さて、今回は20代後半の院生たちには重要な結婚の次に気になるという、子育ての話についてです。忘れないうちに、大学の先生方の子育てを書いておこうと思います。 まずは、子育ての事例から↓ 学部時代、私の周囲に…

【2017.6.3_1421更新】電子書籍が紙の本に負ける点とは?~「電子書籍が紙に負ける5つのポイント」(wired.jp)~

*2016年7月現在から、5年前に当たる記事です。下記のサイトページにも、リンク切れしていませんので、続けてお読み下さい。 今回、私が発見した電子書籍に関する記事: wired.jp 電子書籍が紙に負ける5つのポイント | WIRED.jp (※この翻訳は抄訳です、との…

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