仲見満月の研究室

元人文系のなかみ博士が研究業界の問題を考えたり、本や映画のレビューをしたりするブログ

留学

大学院での生活と留学生たちの日本語の思い出~東アジア地域の場合~

思い出シリーズ。 院生時代は、部局のせいか、時代の波か、そこらへんは分かりませんが、学内でも留学生が比較的多いところにいました。日常的には、東アジア各地の出身学生と顔を合わせていた感じです。「旧暦で端午の節句、東アジアの七夕等 - 仲見満月の…

【ニュース】「独大学、EU圏外留学生の「授業料免除」終了か 「無料」よりも「質」でアピール」(NewSphere)

<ドイツの大学についてのお話です> 1.はじめに 2.「独大学、EU圏外留学生の「授業料免除」終了か 「無料」よりも「質」でアピール」(NewSphere)を読む 2-0.ドイツは「連邦共和国」である 2-1.「無償化は教育に対するドイツの信念」だった、か…

2000年代後半以降の二度の中国訪問時の体験談と職業研究者を目指す人に向けた留学・就労メモ+補足で本紹介

<今回の目次> 1.5月の祝日と東アジアの国々 2.「タダでも中国には行きません 深刻な学生の中国離れ 一方通行の学生交流、このままでは情報格差が広がるばかり」(JBpressより) 2-1.ニュース記事の内容 2-2.2000年代後半以降の二度の中国訪問から…

"在異郷知我事"ということ~NHK「関口知宏の中国鉄道大紀行」を起点として~

こんにちは!最近、諸々の手続きで、隣の県に行くこともある今月です。早めに先月から幼児を進めておけばよかった。そんな、今月の忙しさです。疲れに疲れる日もありますが、過去の雑記帳から記録を抜き出し、昔の自分が何をしていたか、振り返ることもして…

日本人音大留学生によるドイツ音大の大学教員採用の裏側レポ~齋藤友亨「ドイツの音大の教授は公開オーディションによって決められる」~

<今回の内容> 1.はじめに 2.齋藤さんによるドイツ音大の大学教員の採用・選考の解説 2-1.ドイツの音大教員のステータス 2-2.ドイツの音大教授の求人発表と候補者の絞り込み 2-3.ここが違うドイツ音大「オーディションの審査員には現教授はは…

文系大学院の博士課程に進もうと思うなら読むべき本~岡崎匡史『文系大学院生サバイバル』:その1~

<今回の目次> 1.レビュー本の著者の紹介と取り上げる理由 2.本書の内容紹介:その1 2-1. 本書の目次と導入部(第1~3章)の概要 2-2. 中盤:アメリカ留学のすすめから留学準備の勉強実践(第4~6章) 1.レビュー本の著者の紹介と取り上げ…

文系大学院の博士課程に進もうと思うなら読むべき本~岡崎匡史『文系大学院生サバイバル』:その2~

インパクト、大きいです。本書の紙書籍版の帯です。下の記事「その1」のアイキャッチ画像が白く、地味に感じたので、その2は帯の方にしてみました。 naka3-3dsuki.hatenablog.com そういうわけで、今回は上のリンク記事に引き続き、岡崎匡史氏の『文系大学…

【2017.4.23_01:55の更新:目次】院生に向けた記事まとめ~主に文系分野~

1.はじめに~よく知って、リスクに備えるために~ 1-1.管理人の考え方や大学院について書き始めた理由等 1-2.理系と文系についてのブログ管理人の見方 1-3.大学・大学院および学術の世界を生きるためのお金と危機管理等 2.大学・大学院の院生…

元文系院生・伊能まゆみの生き方~ベトナムで農業支援事業~

<今回の内容> 0.はじめに 1.伊能まゆみさんの経歴 大学入学と留学のきっかけ ベトナム留学から一橋大学大学院へ、そしてJVCベトナム事務所赴任と仕事 2.NPO法人Seed to Tableの設立と活動 ①北部山岳地域のホアビン省での活動 ②南部のメコンデ…

FIFAマスターと宮本恒靖の取り組み~スポーツの経営を学ぶ修士課程~

下の記事を書いていて、スポーツに関する大学院修士課程がFIFAに運営されいて、そこに元サッカー日本代表の宮本恒靖氏が行っていたらいしという話を思い出しました。 Japones, Japonesas y futbol~川内イオ『サッカー馬鹿 海を渡る』~ - 仲見満月の研究室 …

海外の大学院の話 その2~台湾の大学院と就活を例に~

(画像:台湾大学医学院付属病院) <本記事の内容> 3.前回の内容 4.台湾の大学・大学院では卒業・修了してから就職活動するもの 5.じゃあ、留学生は日本で職を得るにはどうしたらいいの? 6. 終わりに 3.前回の内容 台湾の大学院と就職活動につい…

海外の大学院の話 その1~台湾の大学院の修士課程について~

<本記事の内容> 1.はじめに 2.台湾の修士課程は2年間では修了できない?! 1.はじめに 先日、私の書いた諸々の大学院の記事に反応して、あるフォロワーさんがいらっしゃり、いろいろとお話をしました。貴重な機会だったので、うれしかったです。 脳…

長期渡航と「行き先を公文書に残す」こと~非常時の安否確認のために~

*今回は、2013年3月19日頃に執筆した記事です。今回は安否確認に関する話。 実は、近々、隣近所の研究室と合同で、泊まりがけの研修に行ってきます。出さないといけない書類がいつくかあり、その中には、国内外に関わらず行き先の届け出るための書類もあり…

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