【告知】note.muに「【書評】大学教員の冷汗と狂喜の日々に憧れて~漫画『あくびカレッジ』~」投稿
今まで、弊ブログの宣伝やツイキャスの朗読のお知らせをしていた「note.mu」について、「仲見満月の「分室」」として整備しようかな、と考えております。このブログの右サイドメニューの上から2番目、「資料庫(書庫)と分室」のところに、新たにリンクを作りました。
整備の第1弾として、次の大学教員のコミックエッセイのレビューを投稿しております:
レビュー記事は、次の2件です:
マガジンとして、2記事をまとめた場所も作りました↓
お手すきの時にでも、お読みいただけたら幸いです。
まだまだ、note.muを使いこなせていなくて、少々、不便しております。例えば、私の今までのブログ記事は4000字を軽く超えるので、「ノート」の記事の中に、その記事の見出しをもとにした「目次」や「コンテンツ一覧表」を作り、目次の項目をクリックすると、その見出しのあるURLまでジャンプできる機能があると、読者の方にとっては便利で親切だと認識しております。
もし、上記の「目次」問題について、お詳しい方がいらっしゃれば、ご教示頂けますと大変ありがたいです。
皆さま、投稿した書評記事とともに、「分室」のほうも、どうぞ、宜しくお願い致します。
【2017.9.17_2031追加】遺伝学の用語改定と「東京喰種 トーキョーグール」~「遺伝の「優性」「劣性」使うのやめます 学会が用語改訂」(朝日新聞デジタル)~
<定着した用語さえ「置き換えていく」こと>
- 1.はじめに
- 2.「遺伝の「優性」「劣性」使うのやめます 学会が用語改訂」(朝日新聞デジタル)の内容~「東京喰種 トーキョーグール」を例に~
- 3.まとめ
- 4.関連する「分室」note.muの記事(2017.9.17_2031追加)
1.はじめに
昨夜、Twitterで流れてきたニュースについて、取り上げます。色々と衝撃的でした:
ニュース記事の重要な部分をまとめた、冒頭を読んでみましょう。生物学、遺伝学の研究に関わる理系の大学院生や学部生といった学生、研究者だけでなく、理科の学校教員の方々、それだけでない一般の人たちにも、無縁ではない話題です。
遺伝の「優性」「劣性」使うのやめます 学会が用語改訂
編集委員・瀬川茂子2017年9月6日19時11分遺伝の法則の「優性」「劣性」は使いません――。誤解や偏見につながりかねなかったり、分かりにくかったりする用語を、日本遺伝学会が改訂した。用語集としてまとめ、今月中旬、一般向けに発売する。
中高の理科の生物分野でおなじみの遺伝の法則。その説明に、重要語として出てくる用語で、形質の出やすい「優性」とそれが出にくい「劣性」。その2つについて、前者を「顕性」、後者を「潜性」に言い換えることについて、「日本遺伝学会が改訂した。用語集としてまとめ、今月中旬、一般向けに発売する」というのが、本記事の話題です。
それでは、詳細を第2項から見ていきましょう。
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【ニュース】「博士人材の追跡調査(速報版)を公開、キャリア構築困難な実態を裏付け」( 大学ジャーナルオンライン)
<博士人材の行方>
- 1.はじめに
- 2.【報道】「博士人材の追跡調査(速報版)を公開、キャリア構築困難な実態を裏付け」( 大学ジャーナルオンライン)の内容
- 2-1.2012~2015年度の博士課程修了者の被雇用先
- 2-2.その後の被雇用者の転職状況とその背景
- 2-3.年齢が高くなっていく博士人材と流動研究員の事情
- 3.最後に
1.はじめに
以前、こちら【ニュース】「ポストドクターから大学教員への道険しく、文部科学省調べ」(大学ジャーナルオンライン)~主に就職問題~ - 仲見満月の研究室で紹介しました、ポスドクから大学教員へ進める確率を調査した文科省の機関が、次に出したのは、博士人材に関する進路の追跡調査でした:
今回は、この大学ジャーナルオンラインのニュースをもとに、博士人材の問題について、考えてみたいと思います。
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