【目次】文学に見る在外チャイニーズと中国語圏の現代史
●シリーズ目次
★「大陸出身の在外・移民作家に見る現代中国」シリーズ
①文化大革命後の改革開放期
〈女性〉
ユン・チアン(Jung Chang,張戒)
・大陸出身の在外・移民作家に見る現代中国①-2(予定):
ルル・ワン(Lulu Wang,王露露)
〈男性〉
・大陸出身の在外・移民作家に見る現代中国①-3(予定):
ダイ・シージエ(Dai Sijie,戴思傑)
②天安門事件後
シャンサ(Shan Sa,山颯)
イーユン・リー(Yiyun Li,李翊雲)
★現代の中国語圏の地域事情を書いたノンフィクション
〈大陸〉
・俺たちの紅い青春時代(予定):
張承志『紅衛兵の時代』
陳凱歌『私の紅衛兵時代 ある映画監督の青春』
星野博美『謝謝!チャイニーズ』
〈香港〉
:
星野博美『転がる香港に苔は生えない』
〈始めた経緯〉
フランス在住・仏語で作品を書くシャンサ(山颯)。
彼女の本を読んで以来、中国大陸出身の在外・移民作家の存在を知り、彼らの作品を読むことで中国語圏の地域事情や歴史を知ることができるのではないかと思いました。
「大陸出身の在外・移民作家に見る現代中国①-1」の最初でまとめたんですが、
①文化大革命後の改革開放期
②天安門事件後
それぞれ、言論統制が以前より、ゆるくなった時期に海外へ留学しています。
そのまま留学先に留まり、現地の言語を学んで現地の言葉で作品を書き、作家活動を始めている人が多いのも特徴です。
調べていくと、1人ずつ作家が増えていく。目次ページを随時、更新していく予定。研究論文もあれば、参考文献として紹介したいと思います。
これに絡んで、中国語圏の地域事情を書いたノンフィクション、読んでいくと面白そうと思いつつ、少しずつ、本を探しては読んでいます。
(2010-12-26作成、2016-6-21更新)