◇2月の委託参加 in #札幌 ◇ #Elysian34 の情報まとめ
(*記事作成:’18.2.11、本記事は2018.2.25まで上から2番目に表示されます)
<既刊は第2刷になります>
1.はじめに
更新が予定より、遅れてしまいましたが、再来週2月25日に札幌で開催される、オールジャンル同人誌即売会Elysian34の委託情報をお届け致します。注意点は、既刊の科学ニュース2018年1月の冬の増刊号が、札幌の委託では第2刷になる、ということです。
それでは、まず、開催日時や場所、イベントの企画などから、お話しさせて頂きます。
2.イベントおよび開催日時や場所について
2-1.即売会と開催日時について
●開催日時:2018.2.25㈰
●開催時間:11~15時
●会場:札幌市・アスティ45ビル4階・アスティホール
エリシアンオフィスが主催となって、開催される年2回開催のオールジャンル同人誌即売会です。スペース数は、直参が150スペース、委託が100セットとなっており、合わせて会場内では、
提案者(発起人)が好きなジャンル(カップリング等)である時期のオールジャンルイベントに一斉参加を呼びかけ・提案するイベント内イベント企画のこと
(https://www.onlyplaza.akaboo.jp/support_menu/public/ca001.html)
を指す「プチオンリー」*1が開催されてきました。
本部企画では、表紙絵コンテストやサークルカットコンテストの開催をはじめ、各ブロック(通称「島」)にブロックノートや落書きノートを設置。また、主催者が創作漫画同人誌展示即売会「北海道COMITIA」の開催主体でもあり、北海道COMITIAの見本誌を閲覧できるコーナーも用意されています。ドリンクサービスもあり、参加者たちがお互いの作品を知って、ワイワイと交流できるように様々な企画が催されます。「物販・企画」ページによると、突発的なコーナーが設けられるそうです。
下の直参スペースや委託コーナーの配置図と合わせて、気になる方は上のリンク先をご確認下さい(図をクリック・タップすると、拡大表示されます):
なお、弊サークルは、中央よりやや左の一番下、ドリンクコーナーの右にある委託コーナーに委託出展しています。配置番号は「Z07」、サークル名は「仲見研(なかみけん)」です。よろしくお願いします!
2-2.開催場所と会場
開催場所は、JR札幌駅の南西に位置するアスティ45(札幌市中央区北 4 条西 5 丁目 )ビル4階のアスティホールです。アスティ45は、参加要項&申込書の地図によると、位置関係は以下のとおりです。アスティ45のサイトでは「JR札幌駅南口出口より西の方角に向かって徒歩5分 地下鉄さっぽろ駅より徒歩3分」とのことでした:
このアスティ45ビル4階にあがると、北海道パスポートセンターの向かいにあるのが、会場のアスティホールです。4階の全体図を参加要項より転載致しますので、ご覧の上、会場にお越しください:
実は、JR札幌駅とその周辺は思い出があります。駅の近くには北海道大学があって、まず、学会で行く途中、発表で使うPCの調子が心配で、到着日、ヨドバシカメラに寄って周辺機器を探しました。ほか、発表前日にホグワーツ魔法学校のような雰囲気のキャンパス内をうろつき、たどり着いた北大の図書館でコピーを取りまくったり*2知り合いの発表が終わった後にJR札幌駅経由で同人誌を扱うお店のエリアで夏コミの新刊を物色したり、講座の発表メンバーで駅付近の食事処に入り浸って北の大地の食べ物はうまい!うまい!と、海の幸やジンギスカンの羊肉を口に運んだり…。
イベントに行かれる方には、札幌を中心に北海道の地元の方が多いと思いますが、北大構内は雰囲気だけでなく、博物館は建物の雰囲気と相まって、化石や鉱物などの展示のされ方が面白いですので、ご都合(と気象状態)が許せば、行かれてもいいかもしれません。
3.頒布物のご案内
委託出典のため、私は会場には行きません。スタッフの方に頒布物を手売りして頂きます。今回は、お品書きに書きました、人文・社会系ニュースの2月新刊、先月に出した科学ニュースの冬号の第2刷になります:
頒布物その1.新刊『なかみ博士の気になる人文・社会系ニュース』2018年2月 冬の増刊号(おまけ付き)
「中東の近現代史を知る」と題して、現在の国際情勢を知ることを目的に、エジプト、シリアやイラク、そしてトルコなどに何が起こったのか、漫画参考書や少しマニアックな絵本、梨木果歩『村田エフェンディ滞土録』シリーズを紹介しています。内容のレベルとしては、高校世界史A以上に設定。歴史上、起こった出来事が日本や欧米諸国と地続きになっていることも意識して、記事を編集しました。詳細情報のまとめはこちら:
あと、ほとんど他の記事では触れていませんが、巻頭の「古代エジプトの気になるニュース」では、エルミタージュ美術館収蔵の古代エジプトの去勢されたと思わしきミイラの調査をめぐって、ヒッタイト帝国を舞台とした漫画作品、東アジアの刑罰の話を通じて、宦官の話をしています。特集とは直接的には関係しませんが、少し博論で扱った研究とも重なっているので、お読みいただけたら幸いです。
おまけについては、「雪だるまと博柴(はくしば)」イラストのハガキが新刊1冊に1枚、ついてきます:
お好きにお使い下さい。
頒布物その2.既刊:『なかみ博士の気になる科学ニュース』2018年1月 冬の増刊号(第2刷)
秋号に続き、科学ニュースとしては新刊ですが、先月の第二回文学フリマ京都で初売りしたので、同人誌全体として弊サークルでは既刊扱いとしました。詳細情報と試し読みページには、こちらから行けます:
特集は「ノーベル賞と科学者たち」で、ノーベル賞を受賞した科学者たちの資金調達や、若手育成を目指した助成財団の設立・運営のニュースを取り上げています。最近の弊ブログの記事「大学教員の個人研究費50万円未満が60パーセント~「没落する地方国立大の何とも悲惨な台所事情 」(東洋経済オンライン)~ 」と合わせてお読みいただくと、日本の研究業界、特に大学や大学院がヤバい!ということをお伝えできると思いました。
なお、Twitterモーメントの【お知らせ】名古屋&札幌のイベント委託参加と2月の新刊では明記していませんでしたが、Elysian34では第2刷となります。誤字・脱字の修正に加えて、第1刷より本文の用紙が軽くなっています。本文はモノクロで約60ページと、ボリューム自体は変わっていません。イベント価格は据え置き700円です。お高めですが、お手に取って頂けたら嬉しいです。
4.最後に
こんな感じで、Elysian34の委託出展のご案内をさせて頂きました。また3月には、3~4日の第一土・日曜日に、台湾は台北市で次のZINEイベントに委託出展をする予定です:
日本からの出展ということで、今までの即売会でも人気で、私が内容を中国語に翻訳しやすかった「忍者学」の人文・社会学系ニュースを委託しました。台湾に行かれる方がおられたら、会場のレトロ印刷JAMの台北店に行ってみて下さい。
また、委託している先のzinedayosaka (@ZINEDAYOSAKA) さんでは、弊サークルとともに、他の出展者の方の作品もTwitterでご紹介戴いています。ご覧下さい。
来年度については、直参・委託の参加で創作系・文章系同人誌即売会の申込をしております(大阪と東京)。 先月実施したアンケートでご要望頂いた、「大学教員の同人誌」について、ぼちぼち、準備に取りかかろかと考えております:
予定している内容は、下記のようなものです:
- 4~5月の即売会の新刊
- 『なかみ博士の気になる学術ニュース』2018年4~5月 春の増刊号
- 特集 大学教員への道のりと「それから」
- 【巻末雑記:仲見満月が博士になるまでとその周辺、それと現在の話】
- 収録予定記事の例:
駆出しの気候学者、英国で大学教員初任となる:その1(英国渡航編)~「伝える」をいうことを僕に教えてくれたイギリスと21人の生徒たち」(現代ビジネス )~ - 仲見満月の研究室
Twitterでリクエスト頂いた事項については、ちょこちょこ、アカデミックなイベントでお聞きしたことや、私自身のことを書くつもりです。ひょっとしたら、巻末雑記と企画を入れ替えることになるかもしれません。
そのあたり、追々、お知らせ致しますので、またお待ちください。
また、カワウソ表紙の科学ニュースのバックナンバーは、通販ページで取り扱いをしております。どうぞ、よろしくお願い致します:
おしまい。
ブロトピ:アクセスアップのお手伝い!ブロサーあんてなにあなたも入会してみないか!