仲見満月の研究室

元人文系のなかみ博士が研究業界の問題を考えたり、本や映画のレビューをしたりするブログ

【目次】映画に関する記事まとめ【'18.10.12、22:35更新】

このブログのテーマに沿ったもので、大学院や研究者の出てくる作。美術館や博物館が舞台のドキュメンタリー。SFアニメ、青春やファンタジーのもの、歴史上の人物の半生を描いた作品など、感想や批評を入れて紹介しました。一部、仲見の運営する他のブログ記事も含めています。

 

また、映画ジャンルについての更新記事も入っています。 

  • 1.研究業界の人や大学の先生が出できたりする作品など
  • 2.美術館や博物館が舞台のドキュメンタリー作品('18.10.12、22:35更新)
  • 3.SFアニメ映画
  • 4.青春やファンタジーの作品
  • 5.歴史に関する作品
  • 6.映画ジャンルに関する記事

1.研究業界の人や大学の先生が出できたりする作品など

naka3-3dsuki.hatenablog.com

naka3-3dsuki.hatenablog.com

 

上の『シン・ゴジラ』の記事を書き直した記事を収録した、映画や漫画で「研究者」の姿を解説した本を出してます。書き下ろし記事では、昨年9月に日本公開で、何かと話題になった映画『ドリーム』について、昨今のIT専門職のあり方、それから今春発売の評伝集をもとに、「計算手」の分析を行いました↓

naka3-3dsuki.hatenablog.com

この本は、即売会やBOOTH通販でお求め頂けます

 

<番外編>

ロースクールを蹴った主人公が、夢のジャーナリストを目指してファッション雑誌の編集部で奮闘する作品。

naka3-3dsuki.hatenablog.com

 

 

2.美術館や博物館が舞台のドキュメンタリー作品('18.10.12、22:35更新)

naka3-3dsuki.hatenablog.com

 

naka3-3dsuki.hatenablog.com

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キョンシー映画などの作品に関する「ふんわり」した話~それと論考集や #吸血鬼 の関連作品も少し【'18.9.24、00:27に注釈追記】~

<本記事の内容>

  • 1.はしがき
  • 2.キョンシー映画(やドラマ)に関する「ふんわり」した話~一応、論考も挙げてみた~('18.9.24、0027追記)
  • 3.最後に
  • <関連するテーマの記事>

1.はしがき

話題は、昨夜の我がTwitterタイムンラインの提供でお送り致します。執筆管理人が「お勉強」で忙しいため、タイトルどおり「ふんわり」したお話になりますこと、ご寛恕ください。

 

さて、発端は何を隠そう、私がフォローしている方には、海外の映画やドラマがお好きな方々がいらっしゃり、特に最近はゾンビ映画やゾンビの出てくるドラマの話、ひしめきあっております。自分の研究対象の地域が中国であることを思い出しまして、

というツイートをしましたところ、複数の方からコメントを頂きました。 

 

今回は、執筆管理人の仲見とフォロイー&フォロワーの方々が下さったコメントを簡単に取り上げつつ、話をしていきたいと思います。それに来月末は、”万聖節”、つまりハロウィンだしね!

 

 

2.キョンシー映画(やドラマ)に関する「ふんわり」した話~一応、論考も挙げてみた~('18.9.24、0027追記)

上記のツイートをした後、いちばん早くコメントを頂いたのが、吸血鬼の小説を書かれている方*1でした。その方によると、映画では

  • 吸血鬼もの、カンフーものに入れると、何かはみ出すっぽい
  • 現在はゾンビものが人気であり、そちらに入れることがある

そうです。

 

格闘ゲームの「ヴァンパイア」シリーズ(リザレクションはVR)には、「レイレイ」というキョンシーがモチーフのキャラクターが出てきます。また、キョンシーに噛みつかれる・かじられるとか、作品によっては、キョンシーの溶けた水に触れると、触れた生者もキョンシー化する描写は、吸血鬼との類似点といえるでしょう。

 

もともと、キョンシーは、中国の葬儀に関する論考を読んだところ、精神を司るほうの「たましい」が抜け、きちんと遺体が埋葬されなかったら、死者は子孫に悪霊の存在となるとされているとか。詳細は次の本に入っている諸々の論考をお読みください:

 

*1:サークル「バイロン本社」で、吸血鬼の小説ほか、同ジャンルの映画評論をお書きになっています。来月7日の即売会イベント「尼崎文学だらけ」にご出展予定とのこと。ご予定の合う場合、行かれてみてはいかがでしょうか:

尼崎文学だらけの「バイロン本社」

 

また、BOOTH通販もあるそうです:

takoyakiitigo.booth.pm 

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映画『いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち』を見る~イタリア発!塩っぱく苦い研究者の犯罪コメディ:その2~

<1つの映画として見たレビューです>

  • 5.前回までの話
  • 6.一般の観客として見た本作の感想や気になるところ
  • 7.「研究員ギャング団」の関係者で気になること
  • 8.全体のまとめ

5.前回までの話

本記事に入れた映画は、不景気で予算が打ち切られ、失業後は不安定な職の学者たちがギャング団を結成。各々の専門を生かしたドラッグ取引を発端に、警察に協力して犯罪の摘発に協力したり、敵対組織の陰謀に立ち向かったりする、イタリア発のアカデミック犯罪コメディ・シリーズの第2作です。前回のその1では、作品のシリーズやストーリーといっった概要、研究者目線での感想や見どころを紹介しました:

naka3-3dsuki.hatenablog.com

 

今回は、シビリア監督が拘った演出や、作品内に描かれた(これはこれで風刺たっぷりな)現代社会について、少し、考えてみたいと思います。

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(画像:入場特典のステッカー、英語訳の映画タイトル入り) 

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