【ニュース】各大学の研究職の内定･採用通知のこと～「国立大学法人の就業規則における雇用情景の事前明示の記載状況について」(「発声練習」ほか)～
本記事は、次の記事：
で扱った日本の大学における研究職雇用ついて、着任予定者の内定取り消し問題をきっかけに、はてなブロガーのNext49さんが各大学の就業規則を調べられ、「雇用情景の事前明示の記載状況」をまとめられたニュースを告知するものです。
「雇用情景の事前明示の記載状況」と書くと分かりにくいですね。分かりやすく言うと、大学の助教や准教授等の研究職に内定した人に対して、内定通知証や採用通知書といった、「あなたを雇用しますよ」と採用側である大学等が通知する書類、あるいはそれに類する通知等が、各大学の就業規則のなかに書いてあるか、否かの状況のことです。
就業規則を調べるきっかけの詳しい経緯、調査の過程で知り得、その就業規則から分かった各大学の「雇用情景の事前明示の記載状況」については、次のtogetterまとめの個別ツイートに、大学ごとの就業規則を引用しつつ、細かく書かれています。1ページ目のタイトル下の説明に、「雇用情景の事前明示の記載状況」が表に整理されています。
ちなみに、その一覧表がこちら↓
上のtogetterまとめの重要ポイントを整理し、就業規則の「雇用情景の事前明示の記載状況」における分析結果を端的にまとめたのが、次のブログ記事です。こちらを読まれてから、記事中の、大学ごとの規定を書いたtogetterまとめを参照されると、理解しやすいと思います。
今回、国立大学は、就業規則の「雇用情景の事前明示の記載状況」を調べられたものの、
調べた上で、 「以下のWikiはログインしなくても編集できるので、ぜひ」情報を追加して頂きたいということです。
私立大学については、大学院を出た後、アカポス就活の時に求人出しているところを調べました。しかし、私の調べた限りでは、どこも出てきませんでした。
日本全国の大学・大学院等にお勤めの皆さま、ご協力のほど、よろしくお願い致します。
こちらのブログ、本日休業＋2017年4月最終週の更新記事まとめ
メインテーマの大学院、研究業界とその周辺のお話は、本日、お休みです。
替わりに、4月最終週の更新記事を載せておきます。来月は、他の仕事や論文のほうに、より注力することになり、本ブログの更新がまばらになる可能性を申し添えておきます。今後とも、本ブログをよろしくお願い致します。
