仲見満月の研究室

元人文学系、現・文理総合学系のなかみ博士が研究業界の問題を幅広く考えるブログ。

前向きになれない(なれなかった頃の)自分と某制度の研究員応募の思い出

<まだ自分が青い院生だった頃のこと>

1.まえがき

秋の彼岸の時期ですが、皆様、いかがお過ごしでしょうか。早いところでは、今週から来週あたりに新学期が始まる大学もある頃だと思われます。私は資格の勉強をしながら、関西コミティア53の出展準備をしております。

 

今週の更新で書いたことを読み返したところ、再び今回、取り上げる某制度のことを思い出しました…。今回もテーマ的に暗い感じですが、振り返ると院生にとっては毎年、憂鬱で深刻になる人もいるのではないか、という某制度の研究員のお話です。半分以上、私の愚痴になるかと存じますが、そのあたりが気になる方には、しばし、お付き合い頂けましたら、幸いです。

 

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2.前向きになれない自分と某制度の研究員応募の思い出

時は、私が博士課程の院生だった頃。院生時代に研究がうまく進まなくて、辛かったんですけど、周りが 前向きな人ばかりで、「くよくよと悩んでも仕方ないじゃん!」とか、「不安に感じても、進むしかないじゃん!」という感じでした。周りと話をして、同期も悩んでいたんでしょうけれど、後ろ向きでしかいられないタイプの人は、研究室に来れなくなっていたのかもしれません。

(私の覚えていることといえば、ポスドクや大学教員の公募求人で、「要求される博論の冊子部数が10って、多すぎひん?ゆうパックで送っても、ええんかな?」みたきな愚痴は言うてはりましたようなことです)

 

そんな中、某制度の研究員の応募を周りはよくしていました。新しい年度が始まるごとに、私もすすめられて書類を書かないといけないような感じ。それが当たり前。履歴書を書いたり、研究業績をまとめて作って出してました。それも正直、苦しかったです。あの研究員への応募は振り返ると、その時の研究状態によって、可能不可能はあるし、採用や不採用は誰が審査するといった、査読者ガチャみたいな感じで。後述の思い出と重なりますが、「ある程度の人事を尽くした後は、応募者ではどうにもならないタイプの運が左右するもんだったのではないか」と、今でも感じております。

 

私は修士課程2年目から挑戦したんですけど、1年目は研究がボロボロで落ちました。次年度は修論から悪戦苦闘してまとめた書類が落選。そこから2年も同じ。ある年、書類準備のプレッシャーで吐きそうになった上、季節の境目にアレルギーで喘息になった私は応募を取り止めることに。次の年はPDの応募に取り組んだけど、どう足掻いても書類が書けなくて、やめました。

 

博士院生の頃、書類作りや投稿論文を書く合間、チェックしていた「はてな」のトップ「学び」カテゴリーには、某研究員には「応募はすべきだ」とするブログ記事にブックマークが集中していました。審査員に研究のよさが伝わりやすいポイントを知りたかったんです。真面目にはてブの沢山ついた記事を読んでいたところ、その内容は、私の精神に追い打ちをかけてきました。

 

たしかに、後の就活書類に使えるフォーマットでもあるから、研究員に応募を兼ねて、書類を作るのはいいことだとは思います。しかし、私は出してもC、数字にして最高がが100点満点で50点より悪い評価でしたでしょう。後で冷静に考えたら、応募する書類作りに精を出すより、少しでもよい論文になるように研究のほうに取り組むべきだった、と。

 

研究員の応募に敗退し、私が某学会大会に出ていたある日のこと。その制度で研究員になっていた分野の先輩研究者は、「あれは科研の応募と同じやで。運や運!去年は落ちたけど、今年は同じ内容で受かったんや。くじ運みたいなもんやで!」と仰ってました。選考は運によるもの!という言葉により、ちょっと、私は救われました。もっというと、それは自分の力で努力したあとは、もう、どうにもならない領域の「運」だと。どうしようもなかったと。

 

(ちなみに、その方は「アカデミアの在り方に問題を呈するより、ひたすら、論文を書いて、業績を作り、非常勤をやって、アカポス就職するんや!」という人。話を聞くと別の意味で、私はぐったりした覚えがあります…。問題意識をスルーできる鈍くなかった私は、今、こうして、このブログを書いているわけです)

 

 

3.最後に

そういうわけで、院生さんに伝えたいこと。某制度の研究員への応募は、周りにすすめられても一度、立ち止まって自分の研究の状態を熟慮して、応募するかは判断したほうがよいでしょう。周りからの「応募しようよ!」の声を圧力に感じても、自分のその時の研究状態によっては、書類を準備し、応募しなくても、いいんです。私みたいに、後ろ向きな院生は、出しても悪い結果と評価を確認すれば、落ち込んで暗くなるだけでしょう。それから、院生さんの周りの人たちが当事者にすすめる時、あんまり圧力にならないようにするように、とも。

 

研究の状態がよければ、それで応募してもわいてしょう。受って研究員になれば、月々の生活費(「研究奨励金」)を20万~30万円台でゲットできます。しかも、履歴書にも書ける経歴です!もし、落選してもその後の研究活動に何かを得られるのであれば、あるいは得ようとする精神的な前向きエネルギーがある時期であれば、チャレンジしたほうが利益はあると思います。

 

要は、その時、その時の自分で状態を冷静に考えてみて、応募するかは判断してください、というお話。この制度の研究員に応募しようとすると、他の助成制度と同様かそれ以上に、指導教員や受入先の研究者の方に協力を頼むことがあります。他者の時間を奪うことも頭の隅に置いておく必要があるんです。

 

以上、半分が愚痴で、暗い合計2200文字のブログ記事でした。

 

おしまい。

 

 

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