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仲見満月の研究室

元人文学系、現・文理総合学系の「真っ白」博士が大学院とその周辺問題を考える

院生の頃の漢字入力とペンタブレット

過去の記録を整理していたら、出てきたガジェット関係の話がありました。本日は、そのお話です。題意どおり、ペンタブレットを使った漢字入力について。 (2011年3月ごろの記録) 記事にするほどのことでもありませんが、中国関係のことを研究していると、ワー…

学部「卒業」と大学院「修了」に関するアレコレ~卒業と修了の違いは?+「学位記」と式典の服装の話~

今週のお題「卒業」 たまには、はてなブログのお題で書いてみようと思い、確認すると、ちょうど今週のお題が「卒業」でした。 時期的には、そろそろ学部の卒業生には和服の紋付き、袴などのレンタルを申し込んだり、着付けやヘアセットをしてくれる人や美容…

「やっぱり知りたい!バタイユ」講座・第二回までのレポートとその周辺の話

1.バタイユとの出会いと今回の講座受講の経緯 2.第一回の内容と感想(2017.1.28(土)開催) 3.第二回の内容と感想(2017.2.19(日)開催) 4.この講座の周辺の話~バタイユについて学ぼう!~ 5.最後に 1.バタイユとの出会いと今回の講座受講の…

「学術論文の文法」(Hatelabo::AnonymousDiaryより)に関するメモ書き

今週半ばに、こちらと「灰だらけ書庫」での執筆エネルギーの使い果たしか、寝っ転がり、出不精になっておりました。もうしばらく、この状態が続きそうです。 そういうわけで、今回は下の「ますだ」エントリで読んだ内容をもとに、論文執筆に関する備忘録的な…

【2017.2.16更新:目次】東アジアの年中行事に関する記事まとめ

自分の専門が東アジアの生活文化史なので、研究に関するテーマの記事をまとめてみました。 naka3-3dsuki.hatenablog.com naka3-3dsuki.hatenablog.com naka3-3dsuki.hatenablog.com ●番外編 春節+その直前に起こった集中授業の出来事 naka3-3dsuki.hatenabl…

中国史研究をする人へのスタンダードな入門書~礪波護・岸本美緒・杉山正明編『中国歴史研究入門』~

かれこれ、十数年前、私が東洋学を始めたとき、テキストとして買わされ使っていた本を今回、紹介します。今まで、中華圏に関する記事を書いてきたので、そもそもの原点回帰という意味で、です。 礪波護・岸本美緒・杉山正明編『中国歴史研究入門』名古屋大学…

冬と花火と中国の呪術的なこと~夏花火の日本で異文化を叫ぶ~

テレビやタウン誌で、とうとう、花火大会の特集が組まれる時期となりました。とある番組によれば、世界中の花火が中国にある工場で作られているそうです。いわば中国は、世界のありとあらゆる花火の技術が集まっているとのこと。 この話を聞いて、ふと、中国…

朝鮮王朝時代の漢文

*これは、修士課程のころのお話です。 ある日、昼のゼミ発表で「やっと発進した感じだね~」と先生に言われ、苦笑いしかできなかった私でした…。 それはさておき、ここ何ヶ月か、朝鮮王朝末期の文献を、朝鮮・韓国哲学のゼミにお邪魔して、読んでいます。文…

ハングルにも旧字体がある?!

これも、大学院時代の話です。 ある日の夕方、研究室を出ようとしたところ、ご近所の研究室の韓国人の友人Lさんが「この資料、難しい漢字があって読めないんです!何の漢字ですか?」と、新聞記事のコピーらしき束を持って、私のところにやってきました。 ワ…

【2017.4.22追記】大学・大学院で使うコピーカードの話

今回は、日本の大学・大学院で使われている「コピーカード式コピー機」の話。 一部の大学では「タダコピ」といった、学生向けの無料コピー機が導入されています。 www.tadacopy.com しかし、かなりの大学では今もコピーカード式コピー機が稼動しています。利…

中国古典小説の英語版ー『金瓶梅』の場合-

先日書いた下の記事で取り上げた、中国古典小説『金瓶梅』に関する話です。 naka3-3dsuki.hatenablog.com 『源氏物語』の英訳で有名な東洋学者のアーサー・ウェイリーですが、この方、 中国の白話小説『金瓶梅』の英訳も手掛けております。 (*ウェイリーに…

本を読むのに必要な「お札」 大学図書館の利用者カード

写真にありますように、今回は大学図書館の利用者カードのお話です。 大学院を出てから、何年か経ちました。私の現在の状況としては、大学院までに使えていた図書館の利用資格を失いました。 (*博士課程を修了し、博士号を取得した「課程博士」なので、「…

中国の代表「奇書」の『三国志演義』・『西遊記』を解説

中国文学では、おなじみ井波律子氏による中国白話(口語)小説の案内書。 naka3-3dsuki.hatenablog.com ↑の記事の下巻では『水滸伝』・『金瓶梅』・『紅楼夢』を紹介。研究の関係上、先に下巻を読みました。 今回は、その上巻で世界的に中国を代表する「奇書…

抜刷の使い方①

学会や研究会にお邪魔するたび、発表報告の方々から雑誌に載せた研究論文の抜き刷りを戴いております。ときどき、出席すれば両手にお土産ドッサリ!! 抜刷とは、学術雑誌の中から発表報告者が自分の書いた論文を抜き取って刷った印刷冊子。それゆえ、抜刷は…

大学院生や研究生・研修生の出てくる漫画_理系編その2(海洋生物学)

実験室で菌の培養するような『もやしもん』とは、また違った理系もの。 磯谷友紀『海とドリトル 1』(KISS KC)講談社、2014 連休中、作業片手に読了。表紙から色づかいがパステルカラー、しかもピンクとブルーを基調としていて女性が手に取りやすいデザインで…

【2017.1.14更新】大学院生や研究生・研修生の出てくる漫画_芸術系編

大学が舞台の漫画は山ほどありますが、その中でも今回は大学院生や見習いの研究生・研修生の出てくる作品を紹介します。 漫画ということで、普段の大学生活が大幅に脚色されている作品もありますが、だいたいの雰囲気はつかめると思います。大学卒業後の進路…

大学院生や研究生・研修生の出てくる漫画_理系編その1(農学)

大学院といえば、理系!理系!ですが、私はその割に読んでいません。ごめんなさい、読んだことのある漫画は↓だけです。 ●農学 石川雅之『もやしもん』①~⑩(イブニングKC)講談社 菌の見える能力を持つ沢木直保は、某農大に進学。能力を聞き知った樹慶蔵教授…

学術図書の「自炊」で苦労した話

スキャンがらみの苦い思い出について。 まだ、コピーした論文を、ゼロックスの業務用複合機(大学や図書館などに設置されている重くて大きなもの)のカバー上の蓋を開けて、自動読み取りでスキャンしているのは比較的ラクです。読み取りの途中で紙詰まりが起…

ファックス今昔物語

今回は、ファックス機の事情について。 @naka3_3dsuki 1台前の複合機はファックス機能が付いていたものの、殆ど使ってはいませんでした。対応していたインクカートリッジが生産終了となり、ファックス機能のない今の複合機に買い換えた後、1台前の複合機よ…

約600年前からの街並み”明遺古街”

金門で明朝時代の街並み体験 - Taiwan Today 今から約600年前、中国明代の街並みが遺っているようです。 それにしても、記事タイトルの「金門島って・・・」。 中国と台湾の”両岸”が軍事的に睨み合いをしている、島です。 謝々(シエシエ)!チャイニーズ (文春…

「市井の女、後宮の女、花街の女」いろんな女たち~矢沢利彦『西洋人の見た十六~十八世紀の中国女性』~

矢沢利彦『西洋人の見た十六~十八世紀の中国女性』平凡社、1990 本書は、タイトルのまんま、16~18世紀、中国にやって来たヨーロッパ人宣教師たち(ほぼカトリック)が見た中国女性(主に漢民族)を解説し、考察した本。分かったことの中では、当時の中国では…

ドロシー・コウ『纏足の靴―小さな足の文化史』

ドロシー・コウ著『纏足の靴―小さな足の文化史』平凡社、2005 「当時」の女性たちの纏足靴でする暮らしに寄り添う形で書かれた著作。読む前より、思った以上に中国(主に漢民族)の女性たちは、野良仕事や家事に応じて纏足靴を作り、時にはカスタマイズを行い…

コンビニのFAXサービス

書いた論文の下書きを添削して戴くため、先生の出張先に複写を送りたい場合など、知っておくと役に立つかもしれない(?)コンビニのFAXサービス。 ・セブンイレブン 「マルチコピー機で出来ること」 ・ローソン 「FAXサービス」 ・ファミリーマート 「コピー・…

平凡社東洋文庫のオンデマンド

今回は、東洋学をしている方には馴染み深い、平凡社の東洋文庫のお話です。 *写真はイメージですが、東洋文庫の装丁は右手前の緑の本に近いです。 日本をはじめ、朝鮮半島、中国大陸からインドまで、ジャンルは古典文学書から旅行記まで、アジア古今東西の…

孔子学院の京劇公演

*これも3~4年前の記事です。 先日、日本の各大学の孔子学院を上海戲劇学院が京劇公演で回るというので、一番近い大学に予約して、見に行ってきたときの話。 最近、大学院の授業で様々な崑曲(崑曲)の脚本(?)を講読していて、その勉強も兼ねて、という…

中国の明清白話小説への誘い 『水滸伝』『金瓶梅』『紅楼夢』

白話小説版の『源氏物語』風俗小説!? 『金瓶梅』の記事で紹介した本書。 ぴったりした記事タイトルが見つからず、最後に「誘い(いざない)」と付けてみました。けれど、内容を振り返ってみて「誘いっていうレベルの話やないやん!」とツッコミを入れたくなり…

白話小説版の『源氏物語』風俗小説!? 『金瓶梅』

小野忍・千田九一『金瓶梅(一)』(岩波文庫赤 14-1)岩波書店.1973 『水滸伝』『三国志演義』『西遊記』とともに中国四大奇書と並び称される。『水滸伝』のスピンオフであることは有名。 中国文学史上、語り物から生まれた白話小説が「書かれた小説」へと転換…

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