院生彼氏(主に理系修士)と長続き交際のコツ良記事紹介~loveko「大学院生の彼氏を持つ彼女必見!就職や忙しさなど知っておきたいこと」~('18.12.10、19時台追記)
ネットを徘徊していて、「これほど、大学院生との遠距離交際のコツをまとめて、簡潔にした記事はないぞ!」というブログ記事に出会いました↓
自分と生活リズムの違う院生彼氏と付き合い続けるには、どうしたらいいの?と不安を持つ、別の大学院に通う彼女、それから先に就職して働き出した彼女たちにとっては、特に読んでほしい記事だと思い、今回、紹介をさせて頂くことにしました。
そして、ところどころ、元院生の私による長ったらしいコメントが入っておりますが、適度に読み飛ばしてお進みください。
(イメージ画像:しっかり手を握り合って、支え合うカップル)
<本記事の内容>
- 1.簡潔に整理されいている点
- 2.大学院生の彼氏の特徴まとめ+私のコメント
- 3.lovekoさん式「大学院生彼氏と上手に付き合うポイント」
- 4.「大学院生の結婚に対する考え方」と実際の傾向は?
- 5.最後に('18.12.10、19時台追記)
1.簡潔に整理されいている点
「大学院(特に理系)って、何やねん?」という一般の人たちに向けて、大学院の概要が短い感覚的な的な言葉で述べられていて、非常に分かりやすかった!そんな好印象の箇所が以下の項目です。
(*ちなみに、筆者・lovekoさんの彼氏さんが通っておられる九州大学大学院の情報を参考にしておられるそう)
■ 大学院とは?
- どこにあるの?
- 大学院に入学する方法
- 大学院入試は難しい?
- 前期と後期の2種類
- 大学院への進学率
- 文系の場合
- 理系の場合
あと、院生彼氏(理系修士)の傾向についても、まとめておられます。
■大学院彼氏の特徴
- とにかく賢い
- 一途な人が多い
- 浮気しにくい
次の拙記事でも、確かに上記のような特徴は指摘したと思います。
確かに、中高→大学の学部・大学院の人生で、周囲が男だらけの環境で育ち、就職先まで理工系の企業や研究所。そんな女性慣れしていない理系男子は、lovekoさんの指摘するように、一途で浮気しにくい男性は傾向として多いようです。これは、私の周囲の理系院卒者にも同じでした。特に、「逃げ恥」の津崎平匡さんタイプは、優良物件です!
ただし、時々ではありますが、恋愛関係で身を持ち崩すタイプの男性は、やはり、存在します。私が所属していた文理総合系大学院のとある化学系研究室の修士修了男性は研究者としては優秀なものの、実験結果を待つ間に出かけた学生街でナンパしては女子学部生を引っかけて帰還したり、大学院と同じ構内にある学部の女子学生を催事を口実に口説いたり。結果、前者の女子学部生と後者の女子学生と本人とで修羅場を構内で繰り広げることのある人でした。修士論文を提出後、それを審査していた指導教員の先生方は、「こいつを優秀な人材として世に送り出したいけれど、人間として世間に解き放つことには抵抗があるな~」と言っておられたそうです。結局、民間企業に就職が決まっていたこともあり、優秀な成績で修士修了後、その男性は旅立って行きました。
もう一人は、生物系研究室の博士生の男性。自身の後輩にあたる研究室の女子マスター生を彼女に。その一方で、研究室に遊びに来た彼女の親友を口説いて浮気相手にして付き合いだし、バレて彼女から鉄拳をくらった人でした。その修羅場と事件を見ていたほかの研究室メンバーは、博士生の男性への信頼を無くし、研究自体にやる気を出せなくなり、実験をボイコットする学生が多発。ラボクラッシャーとして、博士生の男性の名は語り継がれることになります。
多くの理系男子の院生は、lovekoさんがおっしゃるように、恋人に一途で、浮気しにくい人が多いのは事実です。ただし時々、私の周りにいたような、トンデモナイ恋愛体質の理系院生は存在します。理系の院生男子を恋人に選ぶときは、交際面での部分を丁寧に観察してから、付き合うか判断したほうがよいでしょう。
2.大学院生の彼氏の特徴まとめ+私のコメント
さて、しっかり見極めて交際がスタートすると、次にパートナーはどういうことに気を付けたらよいのでしょうか?引き続き、lovekoさんの記事を紹介致します。気を付けるポイントは、
■大学院生の彼氏は忙しい?
Yes!ということで具体的にどう忙しいのか、これも短い言葉でまとめてくださっています。詳しくは、各項目をご覧になってください。
ここでは、「実験で泊まり込みだって有り得る」、「なぜか昼夜逆転」、「数ヶ月遠距離恋愛になる場合も」について、特に紹介したいと思います。
理系の実験のあった研究室の同期に聞いたところ、シャワーのある大学院は珍しく、大体、泊まるときは大学院近くの銭湯にお世話になっているそうでした。
昼夜逆転なのは、高額な実験機器は数が少なく、使うのに順番待ちしている研究室がいくつもあって、深夜になってやっと使う順番が来ることも珍しくないそうです。当然、深夜に実験を始めると、明け方までかかる日々が続きます。そういうわけで、朝方の生活をするのが研究の都合上、難しい人もいるのです。正午以降でもいいので、睡眠をとったら、晴れの日は、太陽の出ているうちに、パートナーは恋人院生と一緒に日向ぼっこして、過ごすのも、健康にはよいでしょう。
数か月の遠距離恋愛は、就職前にも実はあり得ます!学会関係で他大学の研究室と共同研究をすることになった、私の同期は、数か月ほど、よその地方の国立大学へ行って、その大学にしかない実験機器で、実験をしに行っていました。また、地学や都市工学なんかの分野では、フィールドワークで数か月も国内外の遠い地域に泊りがけ(実質的な移住)で行くケースもあります。つまり、院生彼氏を選ぶと、その人の分野によっては遠距離恋愛を覚悟しないといけないわけです。
3.lovekoさん式「大学院生彼氏と上手に付き合うポイント」
では、超多忙な「大学院生彼氏と上手に付き合うポイント」について、lovekoさんに伝授して頂きましょう!
- デートを断られても怒らない
- 差し入れをしてあげる
- 体調を気遣ってあげる
- 自分と比べない
「デートを断られても起こらない」というのは、お互いのスケジュールを調整するしかないですね。それと、私の経験としては、重要な学会は土日に集中する分野もあるので、「休日は大学院生と言っても基本的にお休み」とならない院生彼氏もいます(院生彼女もそう)。私の周りのカップルは、片方が社会人という人が多かったこともあり、基本的に院生のほうが帰宅できる土日は「お泊りデート」をしていました。
「差し入れをしてあげる」は、私のような料理嫌いの人間には、非常にありがたいものです。「食事の時間すら、研究に充てたい!」というのは、理系の実験院生男子にも、けっこう、いるはず。そういう人が恋人なら、「栄養のバランス」のよい「ご飯を作ってあげたり、お弁当の差し入れをすると、とっても喜んでもらえますよ。」
注意が必要なのは、院生彼氏が自炊できる人で、料理にこだわる人の場合。研究室に泊まっているところに、ガス配線が来ていたり、給湯コーナーにオーブンレンジがあったり、調理機能のある研究室だと、自炊しまくりの人もいるのです(詳細は以下のとおり)
自炊に気分転換を見出している院生彼氏の場合、事前に彼氏の作れる主食やおかず、恋人のほうは自分が作れるおかずやおつまみなどをチェックし、2人で丁寧に話し合っておきましょう。そして、各自が隙間時間で得意なものを作ってタッパーやジッパーつきビニール袋ほかの保存容器に詰めて準備します。そして、スケジュールを合わせて、院生彼氏が研究室の空き時間に、食事のオッケイな談話室、学食、屋外のテーブルと椅子のあるテラスなどに持ち込んで、2人で食事をしましょう。
余談として、私は博論書いている休日、大学構内から抜け出したくない時、相方にお惣菜を買ってきてもらったり、準備したもらったりして、大学まで来てもらいました。自分のほうは、事前に研究室の電子レンジでシリコンスチーマーで炊飯を行い、タッパーに詰めて冷凍した白飯を解凍して持ち出し、研究室を抜け出して、構内の学食で相方と落ち合いました。昼時に込み合う人の群れに交じって、おかずのタッパーの蓋を開けたり、白飯の量を調節したりして、時間を共にしました*1
「体調を気遣ってあげる」は、これ意外と重要です。栄養バランスが崩れた食生活、昼夜逆転の生活、加えて研究や人間関係のストレスで、身体の抵抗力が弱まり、ちょっとした病気で寝込んだり、下手すると、研究室に来れなくなっていて、自宅で倒れたまま動けなくなっていたり、そういうパターン私の周りの院生にはありました。先に書いたように、一緒に日向ぼっこしたり、食事を一緒にしたり、そういった気軽なデートをしつつ、体調に気をつけてあげると有り難いです(元不健康な院生は語る)*2。
(イメージ画像:こっそりキャンパス内でデートするカップル)
「自分と比べない」、はい、lovekoさんがおっしゃっておられるように、非常に需要です。特に、相手が院生彼氏というだけで、「彼氏がめっちゃ賢いのに、私なんで・・・」と卑下しがちです。そんな恋人さんたちは、lovekoさんが書いておられるように「彼氏は凄いな、素敵だな」と考え、更に「素敵な彼氏をゲットできた自分は、スゴイ人間なんだ!」と自信を持ちましょう。補足として、研究者タイプの人間は(私もそうなのですが)自分の得意な分野を語りたがりますので、話し出したら、内容は難しいと思うので聞き流しつつ、その表情や仕草を観察して楽しみましょう。
4.「大学院生の結婚に対する考え方」と実際の傾向は?
なかなか、書きにくい院生の結婚についても、ズバッと気持ちよく、短い言葉で伝わりやすく、まとめていらっしゃいます。
- 博士課程で学生結婚する人も
- 修了後すぐに結婚する人も
修士課程を終えての就職だと、ストレートで24歳。少し、早めですが、確かに結婚を視野に入れ始める人がいても、不思議ではありません。lovekoさんが指摘されているように、
修士課程を終えてそのまま博士課程まで進学する場合は、学生結婚する人がそれなりの確率でいます。
というカップルも、私の周囲でもけっこう、いました。研究室のボスと次に偉い先生(共に工学部出身)が2人とも博士課程での学生結婚だったそうで、先に就職していた奥様の収入に頼りながら、ご自身たちはアルバイトやら、専門学校での非常勤講師やらで収入を得つつ、研究業績を上げて、大学の助手を経て、何とか大学の教授や准教授の正規職(現在は任期なし)になられました(2017年の現在は、この先生方以上の努力をもってしても、理系だって研究職を得るのは至難の技です)。
あと、院生彼氏の就職後の結婚するタイミングについては、lovekoさんの場合、
その大企業に就職することによって、遠距離恋愛になってしまう場合は、就職と同時に結婚する人もいます。
ちなみにlovekoたちは遠距離恋愛を選択しましたが、もしlovekoが彼氏と同い年かそれ以上だったら、結婚も候補に入っていました。
とのことでした。院生彼氏の場合、勤め先も(なぜか)男だらけなケースも多いらしいので、学生時代の彼女と別れてしまうと、結婚相手を見つけるのが大変なこともあると考えられます。もし、lovekoさんのように遠距離恋愛になりそうなら、赴任前のタイミングで結婚してしまうのも、十分あり得ます*3。
5.最後に('18.12.10、19時台追記)
気がついたら記事紹介というよりも、lovekoさんの記事に対して、院生彼氏の実態の補足&私の長ったらしいコメントをつけてしまい、非常に申し訳ない内容になってしまいました。今回、私が紹介しなくても十分すぎるほど、大学院生の彼氏を持つ彼女の皆さんに心には響く素晴らしいアドバイス記事だと思います。
長くなりましたが、今回、紹介させて頂いたlovekoさんの記事を読んで、もう少し、ツッコんだ細かいところを知りたいと思われた方は、拙記事を再読いただけたらと思います。最後に、紹介のご許可を下さったlovekoさん、ありがとうございました。
(ここから、'18.12.10、19時台追記)
主に理系修士卒以上の方に向けて、人生設計を考えるヒントになる本のリンクを貼っておきます。任期付の研究員や夫婦の遠距離別居の例が出ているようで、一部、文系の方にも共通する衣食住の情報があると思われます。
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