仲見満月の研究室

元人文学系、現・文理総合学系の「真っ白」博士が大学院とその周辺問題を考える

文系

「無給」ポスドクや博士研究員とその周辺システムの「ふわっ」とした話~主に人文・社会系の場合~

<本記事は画像イメージほど「ふわっ」はとしておりません> 1.はじめに 2.「無給」ポスドクや博士研究員について 2-1.制度について 2-2.なり方 2-3.研究機関によって科研費等の応募資格、研究奨励金が付与される場合あり 2-4.研究生や…

短編小説集『 #間取りと妄想 』に描かれた大学教員と大学院生~ #大竹昭子 『間取りと妄想』( #亜紀書房)

<間取りを使った実験的短編集> 1.はじめに 2.「浴室と柿の木」 3.「巻貝」 4.まとめ 1.はじめに 本書は、建物や集合住宅の部屋が舞台となり、その間取りの描写を通じて展開される小説の短編集です。ツイキャスのほうで、頭の「船の舳先にいるよう…

『人文学は人生の岐路に立ったときに真価を発揮する』のその先へ~文学部って何の役に立つの? 阪大学部長の式辞が話題に 思いを聞く」( withnews、ウィズニュース)~

<今回の内容> 1.はじめに 2.「文学部って何の役に立つの? 阪大学部長の式辞が話題に 思いを聞く」( withnews、ウィズニュース)について 3.最後に 1.はじめに そろそろ、卒論生や修論生で前期卒業を目指す方々は、それぞれ卒論と修論の提出間近…

カルピスと三島海雲記念財団の学術研究活動助成制度~田中淳夫「カルピスの日に思い出す、二人の「カルピスの父」(Yahoo!ニュース)ほか~

<「初恋」と夏のカルピスと人文科学部門のある研究助成制度> 1.はじめに~カルピスのあれこれ~ 2.田中淳夫「カルピスの日に思い出す、二人の「カルピスの父」( Yahoo!ニュース-個人)の紹介 3.三島海雲記念財団とその学術研究奨励金の話 3-1.学…

書き手も読み手も論文で最初は「序論」を重視しよう~「科学者が一般人に教える「どのように科学論文は読むべきなのか」の11手順」(Gigazine)

<本記事の内容> 1. はじめに 2.ジェニファー・ラフ博士の「正しく科学論文を読むために必要な11の手順」 2-0.「大前提」 2-1.「Intoduction(導入)」セクションから読み、「Abstract(要約)」セクションは読まない 2-2.序論の内容と書き手・…

アメリカで「低ストレス、高収入、将来安泰。全てを満たした14の職業」(BUSINESS INSIDER JAPAN)の研究職・調査技術職をゆる~く見る

<今回はゆる~い記事です> 1.はじめに 2.14の職業に入った研究者・調査研究職 2-1.文系職 歴史学者 公文書保管人 2-2.理系職 化学技術者 環境修復プランナー 物質科学者 地質サンプルテスト技術者 生物学技術者 3.最後に 1.はじめに 原…

【目次】中華圏・中国の言語や風習、古典~近現代文学や伝統芸能、歴史に関する諸々のまとめ

中高から大学、大学院を経て、何だかんだで勉強、研究、アルバイトや仕事で、私を魅了してやまない中華圏・中国の諸々について、まとめました。1~5あたりは、私の博士課程以降の研究と密接な関係にある話題で、そこらへんにご興味のある方は、紹介した本…

【2017.6.2_0100更新:目次】日本語や日本の古典~近現代文学・歴史に関する諸々のまとめ

日本語関係から、日本の古典~近現代文学、そして日本史に関する、あれやこれやをまとめた目次です。 <記事のリスト> 1.日本語関係あれこれ ◆日本語教師の就労の現実 2.古典文学あれこれ 3.近現代文学あれこれ 4.歴史あれこれ 5.データべ-ス等…

【目次】情報学の研究と文化人類学的な調査手続きに関する話 ~「文章フィルタリング研究」案件に関する私的メモ~

2017年5月24日、人工知能学会の全国大会が行われ、当該サイトにアップされていた発表報告のレジュメや予稿と思われる研究PDF文書、本ブログでは「文章フィルタリング研究」を取り上げ、この案件に関するが騒ぎの背景について書いたの記事一覧です。 naka3-3d…

「予稿」と「「学会の全国大会」って、なんだ?」(Yahoo!ニュース個人):続々「文章フィルタリング研究」案件に関する私的メモ~情報学の研究と文化人類学的な調査手続きに関する話 Part3~

<Part3の内容> 1.これまでのあらましと本記事の内容について 1-1.情報学の研究に文化人類学的な調査手続きは必要か~「文章フィルタリング研究」案件に関する私的メモ~ 1-2.続・「文章フィルタリング研究」案件に関する私的メモ~情報学の研究…

続・「文章フィルタリング研究」案件に関する私的メモ~情報学の研究と文化人類学的な調査手続きに関する話 Part2~

<続・「文章フィルタリング研究」案件に関する私的メモの内容> 1.はじめに~前回までのお話と今回の内容あらまし~ 2.今回の研究テーマは情報学と文化人類学や社会学の境界に位置する 2-1.文化人類学や社会学の参与調査から見た今回の案件 2-2…

【2017.5.28_1710更新】情報学の研究と文化人類学的な調査手続きに関する話 Part1~「文章フィルタリング研究」案件に関する私的メモ~

<本記事の目次> 1.はじめに 2.「立命館pixiv」案件について~とある「文章のフィルタリング研究」案件のこと~ 2-1.事の発端と背景について(5月25日の日中まで、2017.5.27_1745追記あり) 2-2.この案件に関する各web上の反応やニュース記事お…

「忍者もの」のフィクション作品と人文科学~「「トカゲ丸焼き」で毒薬配合…甲賀の「秘伝」忍術書見つかる」(ITmediaニュース/産経新聞)~

<甲賀の「忍術書」と人文科学について> 1.「「秘伝」忍術書見つかる…甲賀の「秘伝」忍術書見つかる」(ITmediaニュース/産経新聞)の概要と甲賀忍者のイメ-ジ 2.「渡辺家文書」から分かる甲賀忍者とフィクション作品の忍者もの 3.今回の「甲賀の「…

続々・死後の人文学者の蔵書問題~頂いたコメントへの返信+補足+「桑原武夫氏蔵書 無断廃棄って何? 」まとめ~

1.はじめに 2.はてなブックマークへのお返事+補足 その1.スキャンして、電子化していくという案 その2.蔵書は弟子や関係者で分けるという案 その3.寄贈書をめぐる図書館側と寄贈側の双方について 3.最後に(付記:「桑原武夫氏蔵書 無断廃棄って…

【2017.4.29_1330追記】続・死後の人文学者の蔵書問題~「「先生の学問体系失った」 桑原武夫氏蔵書、無断廃棄」(京都新聞)を中心に~

<今回の目次> 1.続報がありました~はしがき~ 2.「「先生の学問体系失った」 桑原武夫氏蔵書、無断廃棄」(京都新聞)の内容と無断廃棄の問題を考える 2-1.京都新聞の続報ニュース記事の内容(2017.4.29_1330追記) 2-2.続々報「桑原氏蔵書を6…

【2017.4.28_2325追記】死後の人文学者の蔵書問題~「桑原武夫蔵書 遺族に無断で1万冊廃棄 京都市が謝罪」(毎日新聞より)から考える~

<本記事の目次> 1.はじめに 2.「桑原武夫蔵書 遺族に無断で1万冊廃棄 京都市が謝罪」の内容および桑原武夫と蔵書の問題 2-1.ニュース記事の内容 2-2.桑原武夫について 2-3.桑原武夫の蔵書と死後の人文学者の膨大な蔵書問題 3.自治体の…

【目次】人文学・人文科学の「価値」やそれに携わることについて

naka3-3dsuki.hatenablog.com naka3-3dsuki.hatenablog.com naka3-3dsuki.hatenablog.com <番外編> naka3-3dsuki.hatenablog.com

続・人文学の「価値」を「正面から問うこと」の一連の議論について

本記事は、次の記事の続編に当たります。 ①【追記】人文学の「価値」を「正面から問うこと」の一連の議論について naka3-3dsuki.hatenablog.com ①の記事について、4月15日あたりにKASUGA, Shoさんにお読みいただき、Twitter上で話し合いをさせて頂きました。…

どんな人が文系だけどSEになれるのか?~『文系女子だけど新卒でSEやってます』をもとに高校数学が欠点な人間が考える~

ここ最近、Ciniiの動向、アカハラや図書館の司書職、学芸員に関する発言といったニュース、社会関を追っていました。いくつかレビュー記事時も含んでいますが、久しぶりに、文系院生(今回は主に修士卒)の進路について、考えるきっかけになりそうなコミック…

よく知られていない学芸員の話 その2:学芸員の仕事となり方について~美術館を中心として~

<その2の内容> 5.その1の内容について 6.学芸員の仕事とは? 6-1.人文・社会学系の学芸員の仕事の概要 6-2.栃木県立美術館の学芸員の仕事 6-3.東京都現代美術館の学芸員の仕事 6-4.アメリカの学芸員について 7.学芸員のなり方 7-…

【2017.4.20_1310更新】よく知られていない学芸員の話 その1:山本地方創生担当大臣の「学芸員はがん」発言から

<その1の内容> 1.はじめに~山本地方創生担当大臣の2017年4月16日の発言の経緯~ 2.実際の学芸員は、どんな仕事をしているのか? 3.今回の山本地方創生担当大臣の発言へのネット上でのツッコミ(2017.4.20_1310更新) 4.まとめ 1.はじめに~山本…

【2017.4.8更新】図書館の司書関係の職と人文・社会学系分野の教育のこと~「私が司書を辞めた理由を吐き出す」(Htelabo::AnonymousDiaryより)~

4月3日の晩、はてなのポータルの「はてなブックマーク」の「学び」カテゴリーを見ていたところ、「とうとう、はてブに上がってくるまで、図書館の司書関係の労働問題の話題が迫って来たか」と、軽く衝撃が走りました。毎度、おなじみの「ますだ」記事↓ anond…

【追記】人文学の「価値」を「正面から問うこと」の一連の議論について

<今回の記事内容> 1.はじめに~一連の議論の簡単な経緯~ 1-1.「人文学は何の役に立つのか?」(道徳的動物日記)からの出発 1-2.そもそも、この議論での人文学とは? 2.人文学の「価値」に対する仲見満月の私見 2-1.「人文学は何の役に立…

【2017.3.31動画追加】「お笑い界の池上彰」?!を目指す院生芸人  たかまつななの戦い~「若者と政治の架け橋になるために、大学院に通いたい。」(CAMPFIREより)~

<お笑いジャーナリストが目標の院生芸人を支援しよう!> 1.仲見満月、「院生芸人」という存在を知る~はしがき~ 2.たかまつなな氏の置かれている状況の概要 2.必要な学費を含む資金とクラウドファンディング利用への批判 3.最後に 1.仲見満月、…

続・博士卒のアカデミックポスト就職の現実~「ポスドク問題/「出口」対策が弱すぎる」(河北新報オンラインより)を起点に~

本記事は、下の就職の現実を書いたエントリ記事の続編に当たります。 naka3-3dsuki.hatenablog.com 不安なニュースばかりを取り上げてしまい、申し訳ありませんが、大学院生や院卒者の就職に関することが本ブログのメインの一つであり、避けることができませ…

【目次】研究活動や論文執筆とその周辺に関するライフハック的なこと~主に文系~

1.研究の進め方に関すること 2.学会や研究会の手続きから大会・集まりまでに関す諸々のこと 3.論文執筆とその周辺に関すること 1.研究の進め方に関すること naka3-3dsuki.hatenablog.com naka3-3dsuki.hatenablog.com naka3-3dsuki.hatenablog.com n…

続「若手研究者問題」シンポジウム2017『歴史学の担い手をいかに育て支えるか』 Togetterまとめ:後編~ #若手問題2017 ~

下のtogetterまとめの6ページ目以降の中盤以降を扱うのが、この後編です。 naka3-3dsuki.hatenablog.com 本ブログで扱ってきたこと、そして、私の関心のある問題と上記まとめに挙がっている議題の一部とを関連付けて、独断と偏見によってコメントをしていき…

【メモ】「若手研究者問題」シンポジウム2017『歴史学の担い手をいかに育て支えるか』 Togetterまとめ:前編~ #若手問題2017 ~

<今回の内容> 0.はじめに 1.そもそも、何故アンケートの回答が思ったより、少なかったのか? 2.時間と経済的な問題(学会大会への参加、文献購入費用など) 2-1.学会大会への参加に関する時間とお金の問題について 2-2.研究資金と文献に関す…

【告知】「真っ白」博士の進路相談室、始めます

<「真っ白」博士の進路相談室について> 「真っ白」博士の進路相談室の開設経緯 「真っ白」博士の進路相談室の申し込み・相談の流れ 1.まずは「進路相談したいんですけど…」っていう連絡ください 2.仲見より、ご相談についてお受けするか、どうか、お返…

「やっぱり知りたい!バタイユ」講座・第二回までのレポートとその周辺の話

1.バタイユとの出会いと今回の講座受講の経緯 2.第一回の内容と感想(2017.1.28(土)開催) 3.第二回の内容と感想(2017.2.19(日)開催) 4.この講座の周辺の話~バタイユについて学ぼう!~ 5.最後に 1.バタイユとの出会いと今回の講座受講の…

【2017.4.23_0055更新:目次】文系院生の就活事情とキャリアを考える

修士卒から博士卒まで扱っています naka3-3dsuki.hatenablog.com naka3-3dsuki.hatenablog.com naka3-3dsuki.hatenablog.com naka3-3dsuki.hatenablog.com naka3-3dsuki.hatenablog.com naka3-3dsuki.hatenablog.com naka3-3dsuki.hatenablog.com naka3-3dsu…

【2017.2.17追記】文系(特に人文科学系)博士卒のアカデミックポスト就職の現実と求人情報掲載先の紹介

<今回の内容> 1.はしがき 2.文系博士卒のアカポス就職の現実を知るための記事紹介 2-1.文系アカポス就職の現実と公募のシステムについての記事まとめ 2-2.文系修士生にぜひ読んでほしい記事の紹介 3.求人情報掲載先 3-1.日本語・日本文…

【イベント報告】「大学の外で研究者として生きていくことは可能か?」Part.2

1.はじめに 2.前半の「講演」(60分間) 3.後半の参加者との意見交換(60分間) 4.イベント全体を振り返って 1.はじめに 1月28日㈯開催の「大学の外で研究者として生きていくことは可能か?」Part.2イベント報告をさせて頂きます。 ●開催時間:13~…

博士課程の経済的支援という私大の取り組みから見た大学院選び~「来れ博士課程 広がる経済支援 」(日本経済新聞より)を起点に~

0.はじめに~日経新聞の記事から~ Twitterで流れてきた日経新聞の記事です (無料会員登録すると全文読めます)↓ www.nikkei.com 紹介されているのは、東京理科大学と同志社大学の私立大学の大学院の理系部局の博士課程。 東京理科大学は2016年度から博士課…

【2017.1.22更新:目次】院生や研究者の恋愛・結婚の記事まとめ

1.文系編 naka3-3dsuki.hatenablog.com naka3-3dsuki.hatenablog.com naka3-3dsuki.hatenablog.com

【2017.7.19_1240更新:目次】アカデミック・ハラスメント(アカハラ)に関する記事まとめ(外部記事含む)

<記事分類一覧> 1.アカハラ全般について 2.アカハラの具体事例~これって、アカハラではありませんか?~ 2-1.全般的な事例 2-2.学生に手伝いや雑務と言う名の度を越した労働をさせる事例 2-3.教え子である学生の放置、指導放棄・拒否 2…

文科省がアカハラ対策に本腰か?~衆議院議員 河野太郎「さてと研究者の皆様へ 」公式サイトより~

〈本記事の内容〉 1.はじめに 2.文科省のアカハラに対する現状 2-1. 旧帝大の休学率および満期退学者を除く中途退学率 2-2.アカハラに対する以降の文科省の取り組み~特に学外の専門機関に関して~ 3.河野太郎衆議院議員の活動と日本のアカデミ…

ブラック研究室が準備する人材への指摘と私の体験~日野瑛太郎 「ブラック研究室という闇」(『脱社畜ブログ』より)~

1.はじめに 年末から引き続き、数年前の「過去の記録」の整理をすべく、いろいろと読んでは振り返っていました。昨年12月にメンヘラ.jpさんに掲載された次の記事 menhera.jp (以下、「アカハラ対策記事」)のほかにも、アカデミック・ハラスメント*1に関…

大学の在野で研究する者たちへの指南書  ~荒木優太『これからのエリック・ホッファーのために』:後編~

↓の前編の続きになります。 naka3-3dsuki.hatenablog.com 著者・荒木優太氏の章のキーワードをピックアップしつつ、この本の中の在野研究者の生を、具体的に見ていきたいと思います。 更に、「在野研究者の心得」を著者自ら実践している例もあるようなので、…

大学の在野で研究する者たちへの指南書  ~荒木優太『これからのエリック・ホッファーのために』:前編~

段ボールの簡易コタツの上にPC載せるのが恒例になってきている、毎度おなじみ、ブログ管理人です。本日は、本ブログのあちらこちらにお名前を出させていただいていた、荒木優太氏の下のご著書をやっと読み終えたので、そのレビューを致します。 これからの…

文系院生にとって不可避の「言葉と向き合うこと」の苦悩~花坂埖さんのお悩み相談の体験記事から考える~

<今回の内容> 1.長い前置き~言葉と向き合うことに苦悩する人々~ 2.花坂埖さんのしたお悩み相談の概要 3.一応「文系院生」だった私の「言葉と向き合うということ」 4.お坊さんから花坂埖さんの相談への回答 4-1.「真剣になるとたいてい苦悶の…

【2017.2.16更新:目次】大学院に行きたいと思ったら「する」べきシリーズまとめ~主に文系修士・博士課程の志望者向け~

<記事の種類別コンテンツ一覧> 1.主に文系の修士課程の志望者向け記事まとめ ステップ1.よく調べ、よく知ろう ステップ2.大学院の入試(院試)に備えよう 2.主に文系の博士課程の志望者向け記事まとめ 4.もし、指導教員の変更や研究室の異動等の…

文系大学院の博士課程に進もうと思うなら読むべき本~岡崎匡史『文系大学院生サバイバル』:その1~

<今回の目次> 1.レビュー本の著者の紹介と取り上げる理由 2.本書の内容紹介:その1 2-1. 本書の目次と導入部(第1~3章)の概要 2-2. 中盤:アメリカ留学のすすめから留学準備の勉強実践(第4~6章) 1.レビュー本の著者の紹介と取り上げ…

文系大学院の博士課程に進もうと思うなら読むべき本~岡崎匡史『文系大学院生サバイバル』:その2~

インパクト、大きいです。本書の紙書籍版の帯です。下の記事「その1」のアイキャッチ画像が白く、地味に感じたので、その2は帯の方にしてみました。 naka3-3dsuki.hatenablog.com そういうわけで、今回は上のリンク記事に引き続き、岡崎匡史氏の『文系大学…

大学院に行きたいと思ったら身に付けるべき学力のこと~その2:専門科目編~

1.はじめに~シリーズの紹介~ 2.専門科目の位置づけ 3.専門科目の勉強方法 3-1.まず専門科目の出題内容を過去問で確認する 3-2.志望する教員や大学院の部局の授業を受講する 3-3.自習方法 ①専門用語を専門の辞典や概説書で調べて、情報カ…

東アジアの人々の高学歴ワーキングプア~春原憲一郎『「わからないことは希望なのだ」』の日本語教師の雇用問題より~

1.はじめに~本記事で取り上げる本の紹介~ 2.春原憲一郎と雨宮処凛の語る東アジアの高学歴ワーキングプア~日本語教師を起点に~ 2-1.日本語教師の雇用問題と日本人の高学歴者の事情 2-2.東アジアから留学生の学位と帰国後の就職活動 3.まと…

院卒者の「契約的結婚」~『逃げるは恥だが役に立つ』中の院卒者の生き方②~

〈今回の目次〉 1.『逃げるは恥だが役に立つ』の導入と本記事のテーマ 2.現実世界の「契約的結婚」とは? 2-1.結婚して夫が妻の実家の婿養子となるパターン 2-2.結婚して妻が夫の実家の跡継ぎとなるパターンはあるのか? 3.まとめ 1.『逃げ…

心理学の就職について~文系院生の就活・『逃げるは恥だが役に立つ』中の院卒者の生き方①~

〈本記事の目次〉 1.はじめに~心理学は学問上、どこにある?~ 2.『逃げるは恥だが役に立つ』の作品紹介と主人公について 2-1.ドラマ版と原作の紹介 2-2.主人公の森山みくりってどんな人? 3.心理学の進路について 3-1.細分化されている…

ザーサイの国とキムチの国へ初めて行った時の話 ~東アジアとの関わり始めと人文科学系の効用~

〈今回の目次〉 1.近況報告と前書き 2.東アジアの各地に行くようになったきっかけ 2-1.中学時代の中国の華北訪問 2-2.高校時代の韓国南東部の訪問 3.ザーサイとキムチの国へ行ってからの後日談 1.近況報告と前書き Twitterのほうで、いろいろと叫んでおりま…

日本語教師を目指す人への本紹介①~米原万里『言葉を育てる 米原万里対談集』で考える様々なこと~

数日ぶりですね。シルバーウィークは皆さま、いかがおすごしだったでしょうか?私は読書の傍ら、ネットサーフィンを試みました。が、滞在先のネット接続がうまくいかず、電波を探して建物内を徘徊。その様子は、家族ほか、滞在客からしたら、危ない人に見え…

↓いいね!だったら、ポチッとお願いします。

にほんブログ村 大学生日記ブログ 博士課程大学院生へ
にほんブログ村