2017-01-01から1年間の記事一覧
<本記事の内容> 1.はじめに~前提に研究がイメージしづらい「社会学系」がある~ 2.「頭のいい」女子はいらないのか——ある女子国立大院生の就活リアル(Business Insider Japan)を読む 2-1.「編集部に届いた一通のメール」から始まったインタビュー…
ここ一ヶ月ほど、Fateシリーズをよく見るようになりました。同人誌即売会の準備をしている時も、ふと、アニメ版の主題集を聞いていることが多いです。FGOのプレイヤーが周囲に何人かいるせいですかね? 「やっぱり、最初に出たゲームからやろうか?」とスマ…
<今回はニューカッスル大学での日々> 3.前回までのお話 4.駆出しの気候学者、ニューカッスル大学で教員の採用試験を受ける 4-1.様々な不安 3.前回までのお話 naka3-3dsuki.hatenablog.com 上記リンク記事の前回は、現在、立命館大学の中川毅教授…
<今回の内容> 1.はじめに 2.「伝える」をいうことを僕に教えてくれたイギリスと21人の生徒たち」(現代ビジネス )に見る、駆出しの気候学者の英国で大学教員赴任体験 2-1.当該記事が執筆された理由 2-2.英国のニューカッスルへの赴任と「憂う…
<書評します> 1.はじめに 1-1.あの本のレビューを改めて 1-2.本書の目次と全体 2.ポール・J・シルヴィア『できる研究者の論文生産術』をしっかり読む 2-1.序盤(第1~3章)の内容 2-2.中盤(第4~6章)の内容 2-3.終盤(第7・…
0.最近あったこと この週末、夏に投稿した学術論文の審査結果が出ました。皆さまの応援のおかげで、無事、アセプトされました。 投稿論文が掲載決定になった直後、査読審査をした方々からコメントに応じて書き直しをしたり、コメントへのお返事をして「この…
<今回の内容> 1.今週のお題「行ってみたい場所」 2.「古代エジプトの新たな謎「去勢されたミイラ」が示す驚愕の事実」(Forbes Japan)を読んで分かること 2-1.漫画『天は赤い河のほとり』シリーズの「宦官」について 2-2.「古代エジプトの新たな…
<「あしなが育英会」は縁の下の力持ち?> 1.はじめに 2.「あしなが育英会、返還不要な奨学金制度を新設へ」(読売新聞)を読む 3.最後に 1.はじめに 読者の皆さまで、生徒、学部生や院生の方のなかに、「あしなが育英会」から奨学金を受けていらっし…
<研究活動に応用できる冊子自作法> 1.週末の近況 2.『コピー本を自宅でつくる!』(雨森食堂)の紹介 3.コピー本自作は研究活動の報告書や論文集にも役立つ 4.最後に 1.週末の近況 ここ最近、弊ブログ(ここ)や、仲見満月(なかみ・みづき)の「分室…
先日、秋の同人誌即売会のサークル参加と新刊のお知らせを致しました↓ naka3-3dsuki.hatenablog.com 『気になる科学ニュース』新刊を準備中、無料配布のことを考えていたところ、今年の冬に出したフリーペーパーの「研究室通信」Vol.1の存在を思い出しました…
<今週のお題「読書の秋」> 1.はじめに 2.簡単なダイアナ・ブルートン『月世界大全』のレビュー 2-1.目次 2-2.本の内容と私の思い出 3.最後に 1.はじめに こんにちは、脚のリハビリの筋肉痛で、手だけ動かして執筆している仲見です。今週は…
先日、【Top】 - 仲見満月の研究室のほうにまとめていましたが、改めて、本記事で告知致します。 <生物学の特集コラム雑誌を出します!> 1.同人イベント出展について 2.頒布する同人誌 3.無料配布や年明けの新刊について 4.余談:将来、イベントで…
<指定国立大学の東北大に「雇い止め」反対!> 1.はじめに 2.「<東北大雇い止め>対象者「研究現場に混乱」」(河北新報)から分かる非正規職員の雇い止め状況 3.最後に 4.余談:研究室の秘書の方と結婚の話 1.はじめに 明日から、今年度の下半期…
<今回のレビュー内容> 1.はじめに 2.島本理生『クローバー』 2-1.私が買った経緯とストーリーについて その1.登場人物について その2.中盤以降のストーリー 2-2.仲見流『クローバー』の読み方 3.最後に 1.はじめに 昨年1月に筆者のlov…
<今回の内容> 1.はじめに 2.「博士学生はどう生きる? 不安な将来向け書籍・雑誌続々」(朝日新聞デジタル)に見る博士院生に向けた雑誌や本など 2-1.導入部 2-2.『博士世界』の創刊 2-3.書籍『博士になったらどう生きる?』(勉誠出版)の…
先週から少しずつ、ここ、「書庫」、「分室」の記事チェックと誤字や脱字の修正、目次に新たな記事を追加することなど、作業を進めています。 まとめて、「改修中」ということばで、メインテーマの記事が、それぞれ、更新ストップになっています。 いつも、…
<国立大学法人の上に枠ができた> 1.はじめに 2.「世界での競争力が問われる「指定国立大」」(日刊工業新聞)を読んで知る指定国立大学法人 2-1.国立大学法人の上に枠を作って特別扱いすること 2-2.「投資を解禁」し、できるようになった 2-…
<博士論文を読み聞かせる父親の話> 1.はじめに 2.「「そこも読まなきゃダメなの!?」5歳の娘に読み聞かせたら1か月かかった」(grape)から見る話の概要~ 3.ネット上の反応と博士論文の読み聞かせは英才教育になるのか? 4.まとめ 1.はじめに …
<今回の内容> 1.はじめに 2.「学校辞めるか死ぬか選べ」大学教授の“アカハラ”恐怖の実態 」(ダイヤモンドONLINE)~を読む 2-1.小中の学校教員の問題行動との比較から見たアカハラ 2-2.受ける側に自覚されいなかった「ハラスメント」と認知の広…
今週の本ブログと「分室」note.muの半分の記事は、科学研究とお金がテーマでした。 先月のC92で、ぽんでさん主宰の『月刊ポスドク』の新刊の特集は、古今東西の研究費のお話でしたっけ?そろそろ、通販期限なので、お急ぎの方は下のリンクをどうぞ。論文執筆…
<今回の目次> 6.前回までの振り返り 7.私が『村田エフェンディ滞在土録』を気に入った理由 8.作中の著者が描いた「近代トルコ」と戦争 9.遺跡の出土遺物の保存問題とそのあたりの話 10.トルコの歴史の階層から見る本作の醍醐味 11.本作シリ…
<今回の内容> 0.ツイキャスの録画ラジオを文字に書き起こし 1.はじめに 2.『村田エフェンディ滞土録』について 2-1.物語の概要 2-2.物語の魅力的な登場人物や時代背景 3.関連作品『家守奇譚』と『村田エフェンディ滞土録』の関係 4.山田…
<今回の内容> 1.衝撃的なニュースでした~はじめに~ 2.時事通信と朝日新聞の両記事から分かること 2-1.時事通信の内容 2-2.朝日新聞の内容と東京学芸大の対処法について 3.アカハラ背景には教育指導が出来ない教員のストレスもあったのでは…
先日、こちらの記事: naka3-3dsuki.hatenablog.com で告知しました、本ブログの分室として、note.muの整備を始めました: note.mu 第2弾として、webマガジンの配信を始めました。題して、 note.mu です。ノリは本ブログで取り上げている理系の研究成果を示…
<今回の内容> 1.はじめに 2.西川伸一「ドイツ科学の卓越性の秘密:Nature 最新号の記事を読んで」( Yahoo!ニュース-個人)を読む 2-1.日本の首相の「2016年OECD閣僚理事会」での教育に関する演説がヤバい 2-2.ドイツの科学が目指すのは「理論的…
<素朴な疑問を解きほぐす> 1.はじめに 2.「博士論文とジャーナル論文の9つの違い」(Editage Insights)の内容から見る両者の具体的な違い 3.最後に~その他のことで注意すべきこと~ 1.はじめに 今まで、本ブログでは、博士論文とジャーナル論文(主…
<本記事の内容> 1.はじめに 2.「若冲の青」を再現 豚レバーで世界初の人工顔料(日経新聞 from 日経サイエンス、2017年10月号)の内容 2-1.その色は錬金術師の工房で生まれた 2-2.プルシアンブルーを再現する 2-3.プルシアンブルーと江戸…
今まで、弊ブログの宣伝やツイキャスの朗読のお知らせをしていた「note.mu」について、「仲見満月の「分室」」として整備しようかな、と考えております。このブログの右サイドメニューの上から2番目、「資料庫(書庫)と分室」のところに、新たにリンクを作り…
<定着した用語さえ「置き換えていく」こと> 1.はじめに 2.「遺伝の「優性」「劣性」使うのやめます 学会が用語改訂」(朝日新聞デジタル)の内容~「東京喰種 トーキョーグール」を例に~ 3.まとめ 4.関連する「分室」note.muの記事(2017.9.17_203…
<博士人材の行方> 1.はじめに 2.【報道】「博士人材の追跡調査(速報版)を公開、キャリア構築困難な実態を裏付け」( 大学ジャーナルオンライン)の内容 2-1.2012~2015年度の博士課程修了者の被雇用先 2-2.その後の被雇用者の転職状況とその…