#研究室ごはん を #卒論 シーズンに考える~「おうちでカフェ飯 ランチョンミート丼」( #クラシル )で #ラボメシ 中級編~
いちだんと寒さが増しているこの頃、皆様、いかがお過ごしでしょうか?卒業論文や修士論文に取り組んでおられる学生さんは、「早く仕上げたい!」と思って、ついつい、食事をとり損ねてしまった!なんていうことは、ありませんか?あるいは、食事をしても栄養が偏りがちになっていませんか?最低限、野菜ジュースやスープは摂取している人には、忙しくて口に入れたものを噛む回数が減っていませんか?
本日、紹介する「研究室ごはん」は、ちょっと肉・野菜・白いご飯をしっかり目に食べたい!そんな方に向けたワンプレートのレシピ。缶詰で市販されている保存食のランチョンミートに、いり卵、トマトやサニーレタスを加えた「ランチョンミート丼」です↓
(「おうちでカフェ飯 ランチョンミート丼 レシピ・作り方」、クラシル、’18.12.11取得)
作り方は「#研究室ごはん 番外編~忙しい日常の食事にも、特別な日の「宴会」にも! #ピザが食べたい 時の #ラボメシ 編~」でもお世話になった、クラシルの提供。レシピ動画には、材料の分量、作るときのコツまで、全部、音声と動画内の字幕で完結しているものがあります。こうした動画は、調理をしながらだと作り方を確認しようと、戻ったり、進んだりする手間が出てくることも...。その点、クラシルは動画の下に、材料と作る手順がテキスト情報で掲載され、便利でしょう。実際に作ってみた人たちの「たべれぽ」を見ると、アレンジしたい時に助かります。
さて、「ランチョンミート丼」の作り方に進みましょう。白いご飯にのせる具で、手を入れ、調理するのは、次の①~④です。
1.トマト1個(2センチ角に切る)
2.ランチョンミート
3.チーズ入り卵
4.サニーレタス(洗ってちぎる)
2のランチョンミートは、商品名「SPAM」といえば通じる人もいらっしゃるでしょう。ご当地グルメの番組を見た時、沖縄では「ポーク」と呼ばれているらしいことを聞きました。保存のためか、塩味が付いている肉の加工食品で、レシピでは、切った後にフライパンで炒め、その次に①の酒、砂糖、みりん、しょうゆの調味料を加えて、更に炒めると白いご飯に合う!甘辛い味に変わります。なお、ランチョンミートと同じ缶詰で「保存食仲間」のコーンビーフを使ったところ、繊維がばらけやすくて、困りました。フライパンに広げて炒めるうち、バラバラになってしまい、焦げつくこともあるので、レシピどおり、ランチョンミートを使ったほうが後々、洗い物はしやすいかと。
3のチーズ入り卵は、牛乳とチーズを入れて焼きますが、慣れないと、卵だけのプレーンオムレツより火加減が難しいと思います。特に、2のランチョンミートを炒めた後、サラダ油や肉の焦げついたものを、しっかり洗い落としておくことは、やっておいたほうがよいでしょう。洗い落とさないと、チーズ入り卵を焼く時に卵が焦げつきに引っかかってしまい、黒くなって見た目のおいしさが減ってしまうかもしれません。
4のサニーレタスは、スーパーで買うとき、1袋が高い時があります。その時々で、野菜の値段をチェックし、丸いレタスが安い時は使う量を考えつつ、予算と冷蔵庫の容量に合ったものを買うのも手です。そうそう、買ってきたサニーレタスは、しっかり、洗ってください。よく見ると、葉の端が傷んでいることがあるかと。
調理上の注意は、以上です。この料理のいいところは、まず、予算が300円程度なことです。次点は、丼ものであり、お皿がワンプレートで済んでしまうところで、後片付けがラクかもしれません。余力があれば、粉末の野菜スープを用意して、ランチョンミート丼に添えると、身体も温まりやすくなりそうです。
(以下、2020.9.10の追記)===========================
久々に作って、撮影して写真をアップしてみました↓
まだ暑い時期で、トマト一個まるごとを冷蔵庫に入れておくと傷みやすい。そこで、今回は食べきりやすいミニトマトを半分に切り、ほかの具材と一緒に盛りつけました。途中、先端が輪っか状の棒をランチョンミートの缶の側面の出っ張りに引っかけてを開けようとしたところ、棒がポキッと折れてしまうハプニングが発生。料理担当のアドバイスで、缶切りの刃を使い、ほかの缶詰と同じように開けました。
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「研究室ごはん」ということで、今回のランチョンミート丼も、大学院の共同棟や院生部屋にある、ガスコンロやIHヒーターのある給湯スペースで作ることを想定しました。生鮮食品を扱うので、夏場は冷蔵庫が必須。調味料は今まで紹介してきた「研究室ごはん」のシリーズより種類が多めのため、「ラボで作るメシ」としては、少しハードルは高くなっています(だから、中級編)。調理による臭い移りが気になる、あるいは、研究の環境的に調味料を使えず、生鮮食品をたくさん置いておけないような場合は、
・トマトとランチョンミート→パスタ用レトルトのミートソースに置き換える
・チーズ入り卵→プレーンオムレツにする
といった工夫をしてもよいでしょう。実際、ミートソースに変えて食べたところ、私はおいしいと感じました。それでも、臭いが気になる時は、人が少ない時間帯を狙い、作ってしまいましょう。
もし、大学・大学院で調理ができる環境にない!という方は、学生寮や自宅でチャレンジしてみてください。ランチョンミート丼に限らず、デスクワークに適度な家事をはさむと、無形だったアイディアがポロッと言語化され、意外と卒論や修論の一段落くらい、執筆が進むことがあるかもしれません。単に現実逃避であっても、執筆に戻るには体力維持と精神的な健康のため、食べたほうが作業効率がアップする時もあるでしょう。
そんな感じで、ランチョンミート丼の紹介でした。お体にお気をつけて、お過ごしください。
おしまい。
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