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仲見満月の研究室

元人文学系、現・文理総合学系の「真っ白」博士が大学院とその周辺問題を考える

院卒者の「契約的結婚」~『逃げるは恥だが役に立つ』中の院卒者の生き方②~

〈今回の目次〉 1.『逃げるは恥だが役に立つ』の導入と本記事のテーマ 2.現実世界の「契約的結婚」とは? 2-1.結婚して夫が妻の実家の婿養子となるパターン 2-2.結婚して妻が夫の実家の跡継ぎとなるパターンはあるのか? 3.まとめ 1.『逃げ…

ザーサイの国とキムチの国へ初めて行った時の話 ~東アジアとの関わり始めと人文科学系の効用~

〈今回の目次〉 1.近況報告と前書き 2.東アジアの各地に行くようになったきっかけ 2-1.中学時代の中国の華北訪問 2-2.高校時代の韓国南東部の訪問 3.ザーサイとキムチの国へ行ってからの後日談 1.近況報告と前書き Twitterのほうで、いろいろと叫んでおりま…

【2017.4.23_01:55の更新:目次】院生に向けた記事まとめ~主に文系分野~

1.はじめに~よく知って、リスクに備えるために~ 1-1.管理人の考え方や大学院について書き始めた理由等 1-2.理系と文系についてのブログ管理人の見方 1-3.大学・大学院および学術の世界を生きるためのお金と危機管理等 2.大学・大学院の院生…

大学のサークルと院生~さかたき新『みすけん!』を起点として~

0.前置き 1.『みすけん!』の内容 2.サークル活動と院生 3.まとめ 0.前置き ある意味、大学生と切っても切れないのが、サークルや部活動。実は、院生の場合、卒業生または現役メンバーとして、定例会や練習に顔を出している人も一定数、いるということを書…

名刺は便利です①~作るメリットと載せる情報から忘れたときの代用法まで~

今回は「名刺を作ると、学会や研究室訪問で進学活動やフィールドワークに便利だよ!」という話。 www.3rd-p-zombie.net Twitterでフォローさせていただいている藤原惟さんのブログで、ちょうど名刺づくりに関するテーマで更新があったので、それに便乗して、…

朝鮮王朝時代の漢文

*これは、修士課程のころのお話です。 ある日、昼のゼミ発表で「やっと発進した感じだね~」と先生に言われ、苦笑いしかできなかった私でした…。 それはさておき、ここ何ヶ月か、朝鮮王朝末期の文献を、朝鮮・韓国哲学のゼミにお邪魔して、読んでいます。文…

ハングルにも旧字体がある?!

これも、大学院時代の話です。 ある日の夕方、研究室を出ようとしたところ、ご近所の研究室の韓国人の友人Lさんが「この資料、難しい漢字があって読めないんです!何の漢字ですか?」と、新聞記事のコピーらしき束を持って、私のところにやってきました。 ワ…

【2017.4.22追記】大学・大学院で使うコピーカードの話

今回は、日本の大学・大学院で使われている「コピーカード式コピー機」の話。 一部の大学では「タダコピ」といった、学生向けの無料コピー機が導入されています。 www.tadacopy.com しかし、かなりの大学では今もコピーカード式コピー機が稼動しています。利…

大学・大学院のトイレ~マイノリティーはつらいよ~

今回のテーマは、大学・大学院の施設にあるトイレの話。 副題の「マイノリティー」とは、具体的に言えば、①女子大学・女子大学院の男性職員や男子科目等履修生等(条件付きで自分の大学の系列女子大に資格取得に必要な授業を受けに行くなど)、女子大学にあ…

【2017.2.16更新:目次】大学院志望者に向けた記事まとめ~主に文系分野~

1.進学前に知るべきこと・やるべきこと naka3-3dsuki.hatenablog.com naka3-3dsuki.hatenablog.com naka3-3dsuki.hatenablog.com naka3-3dsuki.hatenablog.com naka3-3dsuki.hatenablog.com 2.特に社会人の院志望者の方へ向けた記事 naka3-3dsuki.hatena…

ジャーナルと院生をめぐるお金の話~掲載料のこと~

はじめに 本日のテーマは、院生の研究業績とそれを積むのにかかるお金の話。具体的には、院生が研究成果を文章にまとめ、それを投稿論文の形で学会の発行する学術雑誌やジャーナルに提出し、審査を通過する=査読に通り、その査読論文が掲載される時に発生す…

学会大会中の託児室

本日のテーマは、「続・大学の先生たちと子育て」です。下の記事の続編として、学会大会中の託児室のことを紹介します。 naka3-3dsuki.hatenablog.com 1.まず、学会、それから大会やシンポジウムって何? 2.学会ごとの託児室利用システム ①日本建築学会(…

中国古典小説の英語版ー『金瓶梅』の場合-

先日書いた下の記事で取り上げた、中国古典小説『金瓶梅』に関する話です。 naka3-3dsuki.hatenablog.com 『源氏物語』の英訳で有名な東洋学者のアーサー・ウェイリーですが、この方、 中国の白話小説『金瓶梅』の英訳も手掛けております。 (*ウェイリーに…

長期渡航と「行き先を公文書に残す」こと-非常時の安否確認のために-

*今回は、2013年3月19日頃に執筆した記事です。今回は安否確認に関する話。 実は、近々、隣近所の研究室と合同で、泊まりがけの研修に行ってきます。出さないといけない書類がいつくかあり、その中には、国内外に関わらず行き先の届け出るための書類もあり…

学食~それは学会イベントの細やかな楽しみ~

日本の大学で一年を前期・後期制度でやっているところは、だいたい、7月末から8月初めに夏期休業期間、つまり、夏休みに入ります。 この記事を書いている今日あたりから、学部と大学院修士課程の授業では、期末試験の範囲やレポートの題目等が解禁され始める…

本を読むのに必要な「お札」 大学図書館の利用者カード

写真にありますように、今回は大学図書館の利用者カードのお話です。 大学院を出てから、何年か経ちました。私の現在の状況としては、大学院までに使えていた図書館の利用資格を失いました。 (*博士課程を修了し、博士号を取得した「課程博士」なので、「…

キャンパス内の託児施設の事情

naka3-3dsuki.hatenablog.com 上の記事に追記してる途中、大学内の託児施設事情に関して、少し、ネットで調べてみました。結果、大学の敷地内にある託児施設の歴史や制度をまとめたページを発見↓ allabout.co.jp このページ記事によれば、 大学内保育所の歴…

結果発表@twitterアンケート

昨日から実施していました、このアンケート↓ 結果が出ました!! 【アンケート結果】投票して下さった47人の皆様、そしてこのツイートを拡散して頂いた方々、ありがとうございました。書いてほしいという希望が79%あり、これから書くことを準備したいと思い…

◆アンケート実施中です@twitter◆

twitterのほうで、大学院に関する記事を書くか、書かないかで、アンケートやっています。 大学院(分野関係なし)の受験対策や書類の書き方の情報って、ブログで書いた方がいいですか?現時点では、修士課程までを想定しですが。— 仲見満月 なかみ・みづき (…

授業板書と院生

院生の日常、授業編です。研究室の先生の授業に出て、自分も内容を聞きつつ、ノートをとります。研究室に帰る途中、先生に質問しつつ、授業内容の確認をします。 先生の中にはクセの強い字を書かれる方もおられ、解読しながらノートをとるのは至難の業!とい…

研究室棟のコピー室

大学院時代、私のいた研究室には、隣近所の研究室と共同管理しているコピー室がありました。 入口を入って右側にゼロックスの複合機1台、その奥に電動式シュレッダーが1台、その奥にマイクロフィルムを見る機械が1台。左側にはゼロックス複合機とつながった…

抜刷の使い方①

学会や研究会にお邪魔するたび、発表報告の方々から雑誌に載せた研究論文の抜き刷りを戴いております。ときどき、出席すれば両手にお土産ドッサリ!! 抜刷とは、学術雑誌の中から発表報告者が自分の書いた論文を抜き取って刷った印刷冊子。それゆえ、抜刷は…

大学院生や研究生・研修生の出てくる漫画_理系編その2(海洋生物学)

実験室で菌の培養するような『もやしもん』とは、また違った理系もの。 磯谷友紀『海とドリトル 1』(KISS KC)講談社、2014 連休中、作業片手に読了。表紙から色づかいがパステルカラー、しかもピンクとブルーを基調としていて女性が手に取りやすいデザインで…

【2017.1.14更新】大学院生や研究生・研修生の出てくる漫画_芸術系編

大学が舞台の漫画は山ほどありますが、その中でも今回は大学院生や見習いの研究生・研修生の出てくる作品を紹介します。 漫画ということで、普段の大学生活が大幅に脚色されている作品もありますが、だいたいの雰囲気はつかめると思います。大学卒業後の進路…

大学院生や研究生・研修生の出てくる漫画_理系編その1(農学)

大学院といえば、理系!理系!ですが、私はその割に読んでいません。ごめんなさい、読んだことのある漫画は↓だけです。 ●農学 石川雅之『もやしもん』①~⑩(イブニングKC)講談社 菌の見える能力を持つ沢木直保は、某農大に進学。能力を聞き知った樹慶蔵教授…

学術図書の「自炊」で苦労した話

スキャンがらみの苦い思い出について。 まだ、コピーした論文を、ゼロックスの業務用複合機(大学や図書館などに設置されている重くて大きなもの)のカバー上の蓋を開けて、自動読み取りでスキャンしているのは比較的ラクです。読み取りの途中で紙詰まりが起…

ファックス今昔物語

今回は、ファックス機の事情について。 @naka3_3dsuki 1台前の複合機はファックス機能が付いていたものの、殆ど使ってはいませんでした。対応していたインクカートリッジが生産終了となり、ファックス機能のない今の複合機に買い換えた後、1台前の複合機よ…

日々の東洋学

Twitterで呟いたこと、整理して、まとめました。 大学院を離れてから、数年が経ちました。定期的な学術イベント、ゼミや読書会に出ることが減り、生活に占める東洋学の割合も下がる一方です。 そんな日々のなか、東洋学関係の文献は、最近だとネット検索や知…

研究は趣味か、職業としたいのか

午前3時くらいから、再投稿用の論文を書き直していました。 最初の投稿は2~3年前、博士課程後期の終わりごろで、そこから2度リトライして落ち続け、凹みました。ボスのアドバイスを思い出しつつ、推考していたところ、初投稿から今日までの間、ずいぶんと…

【はじめに】

初めまして、仲見満月(なかみ・みづき)と申します。 元人文科学系の学徒で、2010年代半ば、文理総合系分野で博士学位をいただきました。研究者としては、現在、経歴がほぼ真っ白な、「白紙」の博士です。 大学院時代から、中国の小説を題材に、民衆の姿の…

PCリサイクルの話

このテーマでいいのか迷いましたが、研究関係で使っていたWindows XPの処分の話を書きたいので、こうしときます。 学部入学から使っていたXPを先月(*2013年度末)、処分しました。個人所有のもので、容量が80Gで大変重たく困っていたところでした。ちょう…

コンビニのFAXサービス

書いた論文の下書きを添削して戴くため、先生の出張先に複写を送りたい場合など、知っておくと役に立つかもしれない(?)コンビニのFAXサービス。 ・セブンイレブン 「マルチコピー機で出来ること」 ・ローソン 「FAXサービス」 ・ファミリーマート 「コピー・…

進みゆくデジタル機器

*大学院博士後期のころのお話です。2010年代前半のころだっはず。 先日、やっとこさ、スマートフォンに換えました。学生の身で、あんまり出費もできないので、ちょっと古いモデルを選んで、学割も使い、できる限り、機種変更にかかるお金を抑えました。ちな…

スライド式のネガ画像をスキャンする

今回は、プレゼンやゼミで使うスライド画像のお話です。フィールド調査に行き、撮ってきた写真のネガフィルム、どうやってスキャン、デジタル化するのか? ひとむかし前のフィルム式カメラを現像すると付いてきたネガ。実は現在、専門の業者に頼むと画像一枚…

平凡社東洋文庫のオンデマンド

今回は、東洋学をしている方には馴染み深い、平凡社の東洋文庫のお話です。 *写真はイメージですが、東洋文庫の装丁は右手前の緑の本に近いです。 日本をはじめ、朝鮮半島、中国大陸からインドまで、ジャンルは古典文学書から旅行記まで、アジア古今東西の…

大学の先生たちと子育て

*4年ほど前の日記です。ご注意ください。 さて、今回は20代後半の院生たちには重要な結婚の次に気になるという、子育ての話についてです。忘れないうちに、大学の先生方の子育てを書いておこうと思います。 まずは、子育ての事例から↓ 学部時代、私の周囲に…

アカデミックな行事と人出不足による運営業務の危機

2016年6月末、Twitter上のあちこちで、「学会や学術会議のメンバーが足りなくて、困っている」というお話をチラチラ、聞きました。危機的な気持ちになって思い出したことを、当時の日記をもとに振り返ります。 今までご厚意で参加させて頂いていたとある団体…

孔子学院の京劇公演

*これも3~4年前の記事です。 先日、日本の各大学の孔子学院を上海戲劇学院が京劇公演で回るというので、一番近い大学に予約して、見に行ってきたときの話。 最近、大学院の授業で様々な崑曲(崑曲)の脚本(?)を講読していて、その勉強も兼ねて、という…

ビジネスマナーと大学院の仕事

大学院生の時、研究室の仕事で、何に緊張していたのか? 論文の抜刷や文献のコピーなどを戴き、一筆書くこと。研究会や学会大会の仕事の打ち合わせで、日程を決めるために送るメールや電話。研究室にかかって来た時の電話応対やら、来客時のお茶の出し方など…

旧暦で端午の節句、東アジアの七夕等

*5年ほど前の日記です。ちょうど、京都にいた時の話。 この時期、ちまきを探したものの、簡単に見つかるはずもなく、和菓子屋さんで餅を買い、京都は鴨川デルタへ!濃い味の伊右衛門を選び、河原で食べました↓ 急に出かけたのは、夕方。この日、中国文学関…

院生の多忙と書棚での出会い

*院生時代の思い出です。久々に図書館・書店のテーマで書いています。研究室の仕事が忙しくなり、会議や資料作成などで、室内から長時間出られなくなることが多くなりました。 本を探すためだけに出かけて行き、何時間もかけて目的の本を本棚から探すこと。…

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