仲見満月の研究室

元人文学系、現・文理総合学系の「真っ白」博士が大学院とその周辺問題を考える

投稿論文

重要な論文の執筆中に心身の調子を崩してしまった人へ~博論締切直前に風邪をひいた元博士院生から~

<今回の内容> 1.はじめに 2.「何だか身体や心の調子がおかしい」と感じたら病院へ! 3.食生活について~研究室や学食の利用ほか~ 3.自分の健康状態や体質を他者と比較せず、マイペースに執筆する 4.最後に 1.はじめに どうも、咳の色々な薬に…

ポール・J・シルヴィア『できる研究者の論文生産術』をしっかり読む

<書評します> 1.はじめに 1-1.あの本のレビューを改めて 1-2.本書の目次と全体 2.ポール・J・シルヴィア『できる研究者の論文生産術』をしっかり読む 2-1.序盤(第1~3章)の内容 2-2.中盤(第4~6章)の内容 2-3.終盤(第7・…

学術論文と同人誌を比較して実感したこと

0.最近あったこと この週末、夏に投稿した学術論文の審査結果が出ました。皆さまの応援のおかげで、無事、アセプトされました。 投稿論文が掲載決定になった直後、査読審査をした方々からコメントに応じて書き直しをしたり、コメントへのお返事をして「この…

論文に関する意外で素朴な疑問~「博士論文とジャーナル論文の9つの違い」(Editage Insights)~

<素朴な疑問を解きほぐす> 1.はじめに 2.「博士論文とジャーナル論文の9つの違い」(Editage Insights)の内容から見る両者の具体的な違い 3.最後に~その他のことで注意すべきこと~ 1.はじめに 今まで、本ブログでは、博士論文とジャーナル論文(主…

2つの論文投稿システムの話~紙原稿と記憶媒体の郵送&添付メールの投稿システムと電子投稿システムの比較~

<どっちが低ストレスなの?> 1.はじめに 2.2つの論文投稿システム 2-1.紙原稿と記憶媒体の郵送&添付メールの投稿システム 2-2.電子投稿システム 3.どちらの投稿システムが低ストレスなの? 1.はじめに 先日、ようやっと一本、学術論文を仕…

書き手も読み手も論文で最初は「序論」を重視しよう~「科学者が一般人に教える「どのように科学論文は読むべきなのか」の11手順」(Gigazine)

<本記事の内容> 1. はじめに 2.ジェニファー・ラフ博士の「正しく科学論文を読むために必要な11の手順」 2-0.「大前提」 2-1.「Intoduction(導入)」セクションから読み、「Abstract(要約)」セクションは読まない 2-2.序論の内容と書き手・…

【過去の報道から】電子書籍の「成長」とGoolgle電子図書館プロジェクト~「ドイツ 電子図書館でGoogleに対抗」(中國時報、2010年2月)ほか~

<電子書籍をめぐる時間旅行> 1.はじめに 2.”德國推數位圖書館 抗Google”(「ドイツ 電子図書館でGoogleに対抗」(『中國時報』2010.2.22)の内容 3.「Google電子図書館プロジェクト」について(2010.2.22の記録) 4.日本での電子書籍のサービス開…

物書き作業で使っているペン類について

皆さま、こんばんは!私は毎日、2~3時間ほど、スケジュールに組み込んだ時間で、学術論文の書き直し作業をしております。今回は、文字数を2万文字から削ったうえで、パラグラフや章同士を繋ぐ部分を書き足して、1万4000文字程度に文字数がおさまるようにしな…

学術論文の書き直し作業の字数を削ること、印刷出力しないと作業が進まない「ぼやき」ほか

ここ一週間以上、学術論文の書き直し作業をしております。画像のように、プリントアウトした原稿に赤ペンや蛍光マーカーで書き込みをして、PCのワードファイルで書き換えていく。終わったら、またプリントアウトして手書きで書き込みをして、PCで書き換える…

論文執筆や研究の作業計画の予定管理法~ちょっとした工夫をしてみる~

<今回の内容> 1.論文執筆や研究の作業計画の予定管理法 2.チームプレイの雑務作業はどうしようもなかった話 3.最後に 1.論文執筆や研究の作業計画の予定管理法 度々、書いておりますが、リジェクトを食らいまくっていた投稿論文を本格的に書き直し…

【目次】図書館や書店とそこで働く人、本やDB・学術情報サービス・電子書籍とその周辺

大学図書館・公共図書館や書店から、データベースや学術情報サービス、電子書籍の利用、図書館で働く人やお仕事、それらに関するサービスのポイント、私的なエピソードまで、ひとつにまとめました。 <記事一覧> 1.大学図書館・公立図書館や書店等の諸々…

「予稿」と「「学会の全国大会」って、なんだ?」(Yahoo!ニュース個人):続々「文章フィルタリング研究」案件に関する私的メモ~情報学の研究と文化人類学的な調査手続きに関する話 Part3~

<Part3の内容> 1.これまでのあらましと本記事の内容について 1-1.情報学の研究に文化人類学的な調査手続きは必要か~「文章フィルタリング研究」案件に関する私的メモ~ 1-2.続・「文章フィルタリング研究」案件に関する私的メモ~情報学の研究…

【目次】日本の文科省関連機関の管理・運営・開発する研究者・学術情報サービスとその周辺

naka3-3dsuki.hatenablog.com naka3-3dsuki.hatenablog.com naka3-3dsuki.hatenablog.com naka3-3dsuki.hatenablog.com <関連する目次> naka3-3dsuki.hatenablog.com

【目次】「Ciniiがなくなる?!」という噂の真相シリーズ

2017年4月5日、日本国の学術情報検索サービスCiniiで論文PDFが見られなくなっていたことから、起こった「Cinii消失騒動」。その発端と背景、論文PDFの閲覧を含む機能の移行先のJ-STAGEに、2017年3月8日に外部からサイバー攻撃がなされ、J-STAGEがセキュリテ…

「CiNii、論文データの提供を再開」(ITmediaより)~続々・「Ciniiがなくなる?!」という噂の真相~

1.速報:「CiNii、論文データの提供を再開」 2.一連の「Cinii消失騒動」についての感想 1.速報:「CiNii、論文データの提供を再開」 【2017.4.7_1941更新】「Ciniiがなくなる?!」という噂の真相~「「CiNiiで論文が見られない」電子図書館終了に困惑…

先月のJ-STAGEへのサイバー攻撃と国の学術情報検索サービスの問題~続・「「Ciniiがなくなる?!」という噂の真相」~

<今回の内容> 1.前回の記事のあらすじ 2.前回に対するネット上(主にTwitter)での反応とJ-STAGEへのサイバー攻撃 3.2014年に「国立情報学研究所の電子図書館事業」の終了告知とその周辺の問題 4.最後に 1.前回の記事のあらすじ 本記事は、2017年4…

【2017.4.7_1941更新】「Ciniiがなくなる?!」という噂の真相~「「CiNiiで論文が見られない」電子図書館終了に困惑の声」(ITmediaビジネスより)~

<今回は「噂の真相」バージョン> 1.「Ciniiがなくなる!」という噂について 2.「「CiNiiで論文が見られない」電子図書館終了に困惑の声」の内容 3.現時点でのCiniiの学術情報検索特化への移行途中の問題(2017.4.7_1941追記) 4.まとめ(2017.4.6_0…

【目次】研究活動や論文執筆とその周辺に関するライフハック的なこと~主に文系~

1.研究の進め方に関すること 2.学会や研究会の手続きから大会・集まりまでに関す諸々のこと 3.論文執筆とその周辺に関すること 1.研究の進め方に関すること naka3-3dsuki.hatenablog.com naka3-3dsuki.hatenablog.com naka3-3dsuki.hatenablog.com n…

【2017.5.28_2143:引用記事リンク切れ】研究活動における院生の指導教員との付き合い方を考える~「ウィンDくんのぶっちゃけ大学トーク」から~

1.はじめに 2.先生の言うことは、半信半疑くらいがちょうどいい?~「ウィンDくんのぶっちゃけ大学トーク」から(2017.5.22_1500:引用記事を記録より追加)~ 2-1.「すべて」といっても、具体的にどのように疑えばいいのか? 2-2.発言者自身と…

【2017.4.23_1240更新:目次】学術的な出版物をめぐる電子化を含めた様々な事情まとめ~学術ジャーナルと学術書とその周辺~

naka3-3dsuki.hatenablog.com naka3-3dsuki.hatenablog.com naka3-3dsuki.hatenablog.com naka3-3dsuki.hatenablog.com naka3-3dsuki.hatenablog.com <関連する目次> naka3-3dsuki.hatenablog.com

学術ジャーナルと学術書の費用とその周辺に関する私のモヤモヤ

博論も書いた東洋学分野にも絡む学術ジャーナルの査読通過後の掲載料、その掲載論文をまとめた論文集など学術書の出版費用など、書ききれていなかったことを昨晩、ツイートしました。これまでの記事も入れ込みつつ、メモ的にまとめておこうと思います。 なお…

「学術論文の文法」(Hatelabo::AnonymousDiaryより)に関するメモ書き

今週半ばに、こちらと「灰だらけ書庫」での執筆エネルギーの使い果たしか、寝っ転がり、出不精になっておりました。もうしばらく、この状態が続きそうです。 そういうわけで、今回は下の「ますだ」エントリで読んだ内容をもとに、論文執筆に関する備忘録的な…

永田礼路「「論文ハウマッチ」+論文とお金の少し真面目な話」+『螺旋じかけの海』の紹介~理系学術ジャーナル論文掲載の裏事情~

<本記事の目次> 1.はじめに 2.永田礼路「論文ハウマッチ」+論文とお金の少し真面目な話」 3.永田礼路『螺旋じかけの海』1巻のレビュー 1.はじめに 日課でTwitterのタイムラインを眺めていた昨日、ネイチャーとかセルとか、含む理系の学術ジャー…

ジャーナルと院生をめぐるお金の話~掲載料のこと~

はじめに 本日のテーマは、院生の研究業績とそれを積むのにかかるお金の話。具体的には、院生が研究成果を文章にまとめ、それを投稿論文の形で学会の発行する学術雑誌やジャーナルに提出し、審査を通過する=査読に通り、その査読論文が掲載される時に発生す…

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