本
6月21日から2日間、Twitterで実施いたしました、中国の歴代王朝による公式的な歴史書「二十五史」(数え方は諸説あり)の形式について、アンケート結果が出ました。「紀伝体」、「本紀」とは、東アジア史の歴史学の用語であり、一応、高校の漢文、世界史あた…
今年3月から足掛け3カ月、やっと読了した次の本: バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書) 作者: 前野ウルド浩太郎 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2017/05/17 メディア: 新書 この商品を含むブログ (31件) を見る のレビューをモーメントにまとめることが…
<読書メモまとめの目次つけています> 1.はじめに 2.読書メモのツイートまとめ目次 3.『中国古代史研究の最前線』とその周辺の話~出版元や仲見の関心ほか~ 4.最後に 1.はじめに 今週頭から本日まで、今秋の同人誌新刊のため、9割ほど読んだ本の…
今週は、月曜の新刊情報まとめから、こちらの研究室ブログは、更新がストップしていました。その間、別のブログのほうで記事を書いています。同人誌のレビュー記事、それから、FGOのスカサハ(&クー・フーリン)の逸話とその舞台「影の国」とされるスコット…
<知っておくと便利だったので、まとめます> 1.はじめに 2.手紙、メール、ビジネス文書の書き方の本 2-1.手紙~手書きの挨拶状、お祝いに対するお礼状、そして謝罪文など~ 2-2.メール、ビジネス文書 3. 諸々の契約書の書き方、読み方の本~…
<内容一覧> 1.はじめに 2.起こったことに関する更なるメモ 3.同じことが図書館業界でも…そしてナイチンゲールの言葉 4.最後に 5.経営側から見た意見('18.5.8_1740追記) 1.はじめに 連休の疲れのせいか、ちょっと喉がひっかかる感じです。疲…
1.はじめに 2.「ネット学術誌 チェック不十分な論文急増 誤解広がる恐れ」(毎日新聞)を読む 3.最後に 1.はじめに 一昨日の「【ニュース】「大学図書館、電子媒体の資料費が初めて紙媒体を超す」(大学ジャーナルオンライン編集部) - 仲見満月の研…
連続で同人誌の話題で恐縮です。 そろそろ、2018年の4~5月にあるイベントに向けて、新刊の準備をされている頃ではないでしょうか。ここでは、『なかみ博士の学術系ニュース』'18年5月の春号を中心に、くるみ表紙の作り方について、今日、Twitterでつぶやき…
<またまた告知です> 1.BOOTH Festival (イラスト・マンガ・書籍回)の参加 2.イラスト・マンガ・書籍回の新刊「研究室通信」Vol.3.5 3.最後に 1.BOOTH Festival (イラスト・マンガ・書籍回)の参加 突然のことで、色々とお知らせが追いついていない…
<本記事の内容> 1.読みたいけど追いつかない映像作品や本たち 2.2018年春に読みたい!大学や研究者にまつわる本 2-1.芸術系ならコレ~二宮 敦人『最後の秘境 東京藝大』~ 2-2.ラノベ風タイトルの生物学エッセイ~川上和人『鳥類学者だからっ…
<本記事の内容> 1.はじめに 2.歴史と現代の交錯する上海、そして蘇州を行く 2-1.歴史とモダンな都会の上海を歩き回る 2-2.蘇州を行く 2-3.「上海は月の影」 3.最後に 1.はじめに 皆様、年度末、いかがお過ごしでしょうか。私は自分の…
<本記事の内容> 1.はじめに~主に科研費の仲見の理解による大枠の話~ 2.科学研究費・出版助成部門の話~仲見満月とその周辺の話~ 2-1.概要 2-2.増えていく学術図書の雑務とその特殊な出版事情 2-3.教えてもらえない短期の作業予定と「抵…
<本記事の内容> 1.はじめに 2.作品集『小説 三日目に悪夢 紀行文×短歌 天安門は霞 詩・四編』 2-1.「小説 三日目に悪夢 」 2-2.詩・四編 2-3.「紀行文×短歌 天安門は霞 詩・四編」 3.写真集『天安門は霞』と『マカオのベランダ』 4.ご…
<再読すると面白いエピソードいっぱい> 1.はじめに ~現代人の日常生活では接点の限られた「昔話」たち~ 2.今昔物語集と宇治拾遺物語~日本中世版『ポプ●ピピッ〇』?~ 2-1.成立時期と内容等 2-2.現代日本のギャグ漫画にありそうな話~今昔…
<2017年の人気の本トップ3> 4.はじめに 5.取り上げた本で2017年のトップ3(2017.1.1~12.31) 第3位:『China: Through the Looking Glass』(Andrew Boltonほか、Metropolitan Museum of Art) 第2位:『美術館で働くということ 東京都現代美術館 学…
<2017年の人気の本トップ8の第4位まで> 1.はじめに 2.取り上げた本で2017年のトップ8(2017.1.1~12.31) 第8位:『論文・レポートの基本』(石黒 圭、日本実業出版社) 第7位:『高学歴ワーキングプア~「フリーター生産工場」としての大学院~』(水月…
<今回の内容> 1.はじめに 2.「あとがき」や「謝辞」から分かること 2-1.著者である研究者の「人間性」が垣間見える 2-2.分野ごとの研究者の歩んできたキャリア情報が読み取れる 3.最後に 4.(’18.2.22_0254追記)エンタメ的論文の読み方の…
<書評します> 1.はじめに 1-1.あの本のレビューを改めて 1-2.本書の目次と全体 2.ポール・J・シルヴィア『できる研究者の論文生産術』をしっかり読む 2-1.序盤(第1~3章)の内容 2-2.中盤(第4~6章)の内容 2-3.終盤(第7・…
<研究活動に応用できる冊子自作法> 1.週末の近況 2.『コピー本を自宅でつくる!』(雨森食堂)の紹介 3.コピー本自作は研究活動の報告書や論文集にも役立つ 4.最後に 1.週末の近況 ここ最近、弊ブログ(ここ)や、仲見満月(なかみ・みづき)の「分室…
<今週のお題「読書の秋」> 1.はじめに 2.簡単なダイアナ・ブルートン『月世界大全』のレビュー 2-1.目次 2-2.本の内容と私の思い出 3.最後に 1.はじめに こんにちは、脚のリハビリの筋肉痛で、手だけ動かして執筆している仲見です。今週は…
<今回の目次> 6.前回までの振り返り 7.私が『村田エフェンディ滞在土録』を気に入った理由 8.作中の著者が描いた「近代トルコ」と戦争 9.遺跡の出土遺物の保存問題とそのあたりの話 10.トルコの歴史の階層から見る本作の醍醐味 11.本作シリ…
<今回の内容> 0.ツイキャスの録画ラジオを文字に書き起こし 1.はじめに 2.『村田エフェンディ滞土録』について 2-1.物語の概要 2-2.物語の魅力的な登場人物や時代背景 3.関連作品『家守奇譚』と『村田エフェンディ滞土録』の関係 4.山田…
<間取りを使った実験的短編集> 1.はじめに 2.「浴室と柿の木」 3.「巻貝」 4.まとめ 1.はじめに 本書は、建物や集合住宅の部屋が舞台となり、その間取りの描写を通じて展開される小説の短編集です。ツイキャスのほうで、頭の「船の舳先にいるよう…
<今回の内容> 1.はじめに~蔵書問題の話題、再び~ 2.公立図書館の蔵書超過問題を考える~静岡県立中央図書館を例として~ 2-1.「蔵書で床が抜けそうに…「静岡県立中央図書館」が臨時休館」(週刊新調) 2-2.「蔵書荷重超過で床にひび 静岡県…
<本記事の内容> 1.はじめに~ある人権活動家のこと~ 2.現代中国の人々が死を悼む「かたち」と政治 2-1.共産党政府が墓を造らせなかった理由 2-2.周恩来の死と「四五天安門事件」の前例 3.中国の人々が死を悼む「かたち」と海洋葬について 3…
<これは「竜」を通じて「役に立つかもしれないもの」の研究を問う物語> 1.はじめに 2.『竜の学校は山の上』について 「竜の学校は空の上」作品内容 3.本作で考えた現実の現代日本でいう「竜」とは?~あと、ヒアリ問題等~ 4.最後に 1.はじめに こ…
<モヤモヤした経験を供養させて下さい> 1.はじめに~近況報告と読みやすい文論文の書き方ガイド本の紹介(2017.7.2_1625追記)~ 2.修士論文提出直前の睡眠状態と「災い転じて福と成す」を経験した話 3.教訓とまとめ 1.はじめに~近況報告と読みや…
<電子書籍をめぐる時間旅行> 1.はじめに 2.”德國推數位圖書館 抗Google”(「ドイツ 電子図書館でGoogleに対抗」(『中國時報』2010.2.22)の内容 3.「Google電子図書館プロジェクト」について(2010.2.22の記録) 4.日本での電子書籍のサービス開…
<今回の内容> 1.はじめに 2.「大学院は「隠れ発達障害者の沼」だった」のまとめ一部を再掲とその課題をどうしていくか? 3.発達障害傾向を抱えた院生や研究者の課題をどうしていくか? 4.まとめ 1.はじめに 昨夜、投稿論文のリライト作業でドキ…
<中国の士大夫の生活文化趣味の紹介> 1.はじめに 2.「闘蟋」について 3. 「文玩胡桃」のこと 4.食用胡桃の思い出 5.最後に 1.はじめに メンヘラ.jp編集長のわかり手さん、および副編集長さんに、最近送った読者投稿の件でいろいろと問い合わせ…