仲見満月の研究室

元人文学系、現・文理総合学系の「真っ白」博士が大学院とその周辺問題を考える

【ニュース】「ネット学術誌 チェック不十分な論文急増 誤解広がる恐れ」(毎日新聞)

1.はじめに 2.「ネット学術誌 チェック不十分な論文急増 誤解広がる恐れ」(毎日新聞)を読む 3.最後に 1.はじめに 一昨日の「【ニュース】「大学図書館、電子媒体の資料費が初めて紙媒体を超す」(大学ジャーナルオンライン編集部) - 仲見満月の研…

『仲見満月の研究室』版【 #DIY 】仲見のくるみ表紙の作り方~ #評論 系同人誌版~

連続で同人誌の話題で恐縮です。 そろそろ、2018年の4~5月にあるイベントに向けて、新刊の準備をされている頃ではないでしょうか。ここでは、『なかみ博士の学術系ニュース』'18年5月の春号を中心に、くるみ表紙の作り方について、今日、Twitterでつぶやき…

WEB上での即売会 #BOOTHFestival (イラスト・マンガ・書籍回)の参加と「研究室通信」Vol.3.5の予定

<またまた告知です> 1.BOOTH Festival (イラスト・マンガ・書籍回)の参加 2.イラスト・マンガ・書籍回の新刊「研究室通信」Vol.3.5 3.最後に 1.BOOTH Festival (イラスト・マンガ・書籍回)の参加 突然のことで、色々とお知らせが追いついていない…

2018年春に読みたい!大学や研究者にまつわる本~『最後の秘境 東京藝大』や『世界を変えた50人の女性科学者たち』ほか~

<本記事の内容> 1.読みたいけど追いつかない映像作品や本たち 2.2018年春に読みたい!大学や研究者にまつわる本 2-1.芸術系ならコレ~二宮 敦人『最後の秘境 東京藝大』~ 2-2.ラノベ風タイトルの生物学エッセイ~川上和人『鳥類学者だからっ…

歴史とモダンな都会~『上海は月の影 皆既日食の上海と蘇州』map05~

<本記事の内容> 1.はじめに 2.歴史と現代の交錯する上海、そして蘇州を行く 2-1.歴史とモダンな都会の上海を歩き回る 2-2.蘇州を行く 2-3.「上海は月の影」 3.最後に 1.はじめに 皆様、年度末、いかがお過ごしでしょうか。私は自分の…

科学研究費のざっくりした仲見の理解による大枠と出版助成部門の話

<本記事の内容> 1.はじめに~主に科研費の仲見の理解による大枠の話~ 2.科学研究費・出版助成部門の話~仲見満月とその周辺の話~ 2-1.概要 2-2.増えていく学術図書の雑務とその特殊な出版事情 2-3.教えてもらえない短期の作業予定と「抵…

【'18.4.12_1930更新】いとおしさ、哀愁、そして北京のこと~鈴木智子の作品集と #歌集 出版プロジェクト~

<本記事の内容> 1.はじめに 2.作品集『小説 三日目に悪夢 紀行文×短歌 天安門は霞 詩・四編』 2-1.「小説 三日目に悪夢 」 2-2.詩・四編 2-3.「紀行文×短歌 天安門は霞 詩・四編」 3.写真集『天安門は霞』と『マカオのベランダ』 4.ご…

現代日本のギャグ漫画や伝奇みたいな #今昔物語集 や #宇治拾遺物語 の話~ #古文 や #漢文 をもう一度~

<再読すると面白いエピソードいっぱい> 1.はじめに ~現代人の日常生活では接点の限られた「昔話」たち~ 2.今昔物語集と宇治拾遺物語~日本中世版『ポプ●ピピッ〇』?~ 2-1.成立時期と内容等 2-2.現代日本のギャグ漫画にありそうな話~今昔…

ブログで取り上げた本の2017年人気ランキング・トップ8:その2~第3位から第1位まで~

<2017年の人気の本トップ3> 4.はじめに 5.取り上げた本で2017年のトップ3(2017.1.1~12.31) 第3位:『China: Through the Looking Glass』(Andrew Boltonほか、Metropolitan Museum of Art) 第2位:『美術館で働くということ 東京都現代美術館 学…

ブログで取り上げた本の2017年人気ランキング・トップ8:その1~第8位から第4位まで~

<2017年の人気の本トップ8の第4位まで> 1.はじめに 2.取り上げた本で2017年のトップ8(2017.1.1~12.31) 第8位:『論文・レポートの基本』(石黒 圭、日本実業出版社) 第7位:『高学歴ワーキングプア~「フリーター生産工場」としての大学院~』(水月…

【’18.2.22_0254追記】学術書や学位論文などの「あとがき」や「謝辞」から分かること

<今回の内容> 1.はじめに 2.「あとがき」や「謝辞」から分かること 2-1.著者である研究者の「人間性」が垣間見える 2-2.分野ごとの研究者の歩んできたキャリア情報が読み取れる 3.最後に 4.(’18.2.22_0254追記)エンタメ的論文の読み方の…

【'18.4.17_2050更新:目次】仲見満月の同人活動と同人誌(ZINE)の関連記事まとめ

<自サークル「仲見研」や寄稿同人誌ほか> 1.サークル「仲見研」の参加予定の同人イベントなど('18.3.12_2010更新) 1-1.直接参加(仲見による手売り、'18.2.2_0929更新) 1-2.委託参加(イベントのスタッフによる委託頒布、'18.3.12_2010更新) 1…

ポール・J・シルヴィア『できる研究者の論文生産術』をしっかり読む

<書評します> 1.はじめに 1-1.あの本のレビューを改めて 1-2.本書の目次と全体 2.ポール・J・シルヴィア『できる研究者の論文生産術』をしっかり読む 2-1.序盤(第1~3章)の内容 2-2.中盤(第4~6章)の内容 2-3.終盤(第7・…

『コピー本を自宅でつくる!』(雨森食堂)で学ぶ冊子自作法~論文集や研究報告書にも~

<研究活動に応用できる冊子自作法> 1.週末の近況 2.『コピー本を自宅でつくる!』(雨森食堂)の紹介 3.コピー本自作は研究活動の報告書や論文集にも役立つ 4.最後に 1.週末の近況 ここ最近、弊ブログ(ここ)や、仲見満月(なかみ・みづき)の「分室…

月にまつわる神話や信仰から宇宙科学まで話を世界中から集めた「大全」~ダイアナ・ブルートン『月世界大全』+藤井旭の本~

<今週のお題「読書の秋」> 1.はじめに 2.簡単なダイアナ・ブルートン『月世界大全』のレビュー 2-1.目次 2-2.本の内容と私の思い出 3.最後に 1.はじめに こんにちは、脚のリハビリの筋肉痛で、手だけ動かして執筆している仲見です。今週は…

【 #ツイキャス 講談録】『村田エフェンディ滞土録』とその周辺の話:好きな理由と更に近代史の視点から語る編

<今回の目次> 6.前回までの振り返り 7.私が『村田エフェンディ滞在土録』を気に入った理由 8.作中の著者が描いた「近代トルコ」と戦争 9.遺跡の出土遺物の保存問題とそのあたりの話 10.トルコの歴史の階層から見る本作の醍醐味 11.本作シリ…

【 #ツイキャス 講談録】『村田エフェンディ滞土録』とその周辺の話:作品の概説編

<今回の内容> 0.ツイキャスの録画ラジオを文字に書き起こし 1.はじめに 2.『村田エフェンディ滞土録』について 2-1.物語の概要 2-2.物語の魅力的な登場人物や時代背景 3.関連作品『家守奇譚』と『村田エフェンディ滞土録』の関係 4.山田…

短編小説集『 #間取りと妄想 』に描かれた大学教員と大学院生~ #大竹昭子 『間取りと妄想』( #亜紀書房)

<間取りを使った実験的短編集> 1.はじめに 2.「浴室と柿の木」 3.「巻貝」 4.まとめ 1.はじめに 本書は、建物や集合住宅の部屋が舞台となり、その間取りの描写を通じて展開される小説の短編集です。ツイキャスのほうで、頭の「船の舳先にいるよう…

公立図書館、特に都道府県立図書館の蔵書超過問題~「蔵書荷重超過で床にひび 静岡県立中央図書館、3~4カ月休館」(静岡新聞)ほか~

<今回の内容> 1.はじめに~蔵書問題の話題、再び~ 2.公立図書館の蔵書超過問題を考える~静岡県立中央図書館を例として~ 2-1.「蔵書で床が抜けそうに…「静岡県立中央図書館」が臨時休館」(週刊新調) 2-2.「蔵書荷重超過で床にひび 静岡県…

【2017.7.16_1409追記】現代中国の人々が死を悼む「かたち」と海洋葬から考えたこと~劉暁波氏の逝去に寄せて~

<本記事の内容> 1.はじめに~ある人権活動家のこと~ 2.現代中国の人々が死を悼む「かたち」と政治 2-1.共産党政府が墓を造らせなかった理由 2-2.周恩来の死と「四五天安門事件」の前例 3.中国の人々が死を悼む「かたち」と海洋葬について 3…

「役に立つかもしれない」研究と九井諒子『竜の学校は山の上』のこと~ #ヒアリ と家畜だった「竜」の保護が社会問題である日本が舞台のSF漫画~

<これは「竜」を通じて「役に立つかもしれないもの」の研究を問う物語> 1.はじめに 2.『竜の学校は山の上』について 「竜の学校は空の上」作品内容 3.本作で考えた現実の現代日本でいう「竜」とは?~あと、ヒアリ問題等~ 4.最後に 1.はじめに こ…

【2017.7.2_1625追記】#修士論文 提出直前の睡眠状態と「災い転じて福と成す」経験談+読みやすい論文の書き方ガイド本の紹介

<モヤモヤした経験を供養させて下さい> 1.はじめに~近況報告と読みやすい文論文の書き方ガイド本の紹介(2017.7.2_1625追記)~ 2.修士論文提出直前の睡眠状態と「災い転じて福と成す」を経験した話 3.教訓とまとめ 1.はじめに~近況報告と読みや…

【過去の報道から】電子書籍の「成長」とGoolgle電子図書館プロジェクト~「ドイツ 電子図書館でGoogleに対抗」(中國時報、2010年2月)ほか~

<電子書籍をめぐる時間旅行> 1.はじめに 2.”德國推數位圖書館 抗Google”(「ドイツ 電子図書館でGoogleに対抗」(『中國時報』2010.2.22)の内容 3.「Google電子図書館プロジェクト」について(2010.2.22の記録) 4.日本での電子書籍のサービス開…

続・大学院は「隠れ発達障害者の沼」だった 発達障害と研究者の不思議な関係~その先へ行くための対策と本紹介~

<今回の内容> 1.はじめに 2.「大学院は「隠れ発達障害者の沼」だった」のまとめ一部を再掲とその課題をどうしていくか? 3.発達障害傾向を抱えた院生や研究者の課題をどうしていくか? 4.まとめ 1.はじめに 昨夜、投稿論文のリライト作業でドキ…

闘蟋や文玩胡桃といった中国の生活文化趣味と「新疆のクルミ」の思い出

<中国の士大夫の生活文化趣味の紹介> 1.はじめに 2.「闘蟋」について 3. 「文玩胡桃」のこと 4.食用胡桃の思い出 5.最後に 1.はじめに メンヘラ.jp編集長のわかり手さん、および副編集長さんに、最近送った読者投稿の件でいろいろと問い合わせ…

学術論文の書き直し作業の字数を削ること、印刷出力しないと作業が進まない「ぼやき」ほか

ここ一週間以上、学術論文の書き直し作業をしております。画像のように、プリントアウトした原稿に赤ペンや蛍光マーカーで書き込みをして、PCのワードファイルで書き換えていく。終わったら、またプリントアウトして手書きで書き込みをして、PCで書き換える…

【目次】図書館や書店とそこで働く人、本やDB・学術情報サービス・電子書籍とその周辺

大学図書館・公共図書館や書店から、データベースや学術情報サービス、電子書籍の利用、図書館で働く人やお仕事、それらに関するサービスのポイント、私的なエピソードまで、ひとつにまとめました。 <記事一覧> 1.大学図書館・公立図書館や書店等の諸々…

【目次】中華圏・中国の言語や風習、古典~近現代文学や伝統芸能、歴史に関する諸々のまとめ

中高から大学、大学院を経て、何だかんだで勉強、研究、アルバイトや仕事で、私を魅了してやまない中華圏・中国の諸々について、まとめました。1~5あたりは、私の博士課程以降の研究と密接な関係にある話題で、そこらへんにご興味のある方は、紹介した本…

【ニュース】国内初、早稲田大学と慶應義塾大学が図書館システムを共同運用(大学ジャーナルオンライン)

こんにちは、皆さま。録画した番組や映像をプレイヤーで見ながら、洗濯物をたたんでいたら、むせた瞬間、たたんだシャツと一緒に、必死に頭の中に入れたストーリーも飛んでいってしまいました。 私の日常体験はともかく、今回は、日本の私立大学トップツーが…

【2017.5.13_0210追記】高等教育に対する利益の見方についての一考察~財政制度等審議会と『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』から~

<今回の内容> 1.はじめに 2.『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』の社会主義国家に見える高等教育とそれに対する利益の見方の違い(2017.5.11_2336追記) 3.まとめ 4.参考記事:「アフリカから学ぶべき日本の教育無償化のダメな議論」(note.mu、2017.…

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