仲見満月の研究室

元人文学系、現・文理総合学系の「真っ白」博士が大学院とその周辺問題を考える

【'17.11.23_1730更新:目次】仲見満月の同人活動と同人誌の関連記事まとめ

<自サークル「仲見研」や寄稿同人誌ほか> 1.サークル「仲見研」(なかみけん)の参加予定の同人イベントなど 1-1.直接参加(仲見による手売り) 1-2.委託参加(イベントのスタッフによる委託頒布) 1-3.同人誌即売会以外のイベント 2.サーク…

ポール・J・シルヴィア『できる研究者の論文生産術』をしっかり読む

<書評します> 1.はじめに 1-1.あの本のレビューを改めて 1-2.本書の目次と全体 2.ポール・J・シルヴィア『できる研究者の論文生産術』をしっかり読む 2-1.序盤(第1~3章)の内容 2-2.中盤(第4~6章)の内容 2-3.終盤(第7・…

『コピー本を自宅でつくる!』(雨森食堂)で学ぶ冊子自作法~論文集や研究報告書にも~

<研究活動に応用できる冊子自作法> 1.週末の近況 2.『コピー本を自宅でつくる!』(雨森食堂)の紹介 3.コピー本自作は研究活動の報告書や論文集にも役立つ 4.最後に 1.週末の近況 ここ最近、弊ブログ(ここ)や、仲見満月(なかみ・みづき)の「分室…

月にまつわる神話や信仰から宇宙科学まで話を世界中から集めた「大全」~ダイアナ・ブルートン『月世界大全』+藤井旭の本~

<今週のお題「読書の秋」> 1.はじめに 2.簡単なダイアナ・ブルートン『月世界大全』のレビュー 2-1.目次 2-2.本の内容と私の思い出 3.最後に 1.はじめに こんにちは、脚のリハビリの筋肉痛で、手だけ動かして執筆している仲見です。今週は…

【 #ツイキャス 講談録】『村田エフェンディ滞土録』とその周辺の話:好きな理由と更に近代史の視点から語る編

<今回の目次> 6.前回までの振り返り 7.私が『村田エフェンディ滞在土録』を気に入った理由 8.作中の著者が描いた「近代トルコ」と戦争 9.遺跡の出土遺物の保存問題とそのあたりの話 10.トルコの歴史の階層から見る本作の醍醐味 11.本作シリ…

【 #ツイキャス 講談録】『村田エフェンディ滞土録』とその周辺の話:作品の概説編

<今回の内容> 0.ツイキャスの録画ラジオを文字に書き起こし 1.はじめに 2.『村田エフェンディ滞土録』について 2-1.物語の概要 2-2.物語の魅力的な登場人物や時代背景 3.関連作品『家守奇譚』と『村田エフェンディ滞土録』の関係 4.山田…

短編小説集『 #間取りと妄想 』に描かれた大学教員と大学院生~ #大竹昭子 『間取りと妄想』( #亜紀書房)

<間取りを使った実験的短編集> 1.はじめに 2.「浴室と柿の木」 3.「巻貝」 4.まとめ 1.はじめに 本書は、建物や集合住宅の部屋が舞台となり、その間取りの描写を通じて展開される小説の短編集です。ツイキャスのほうで、頭の「船の舳先にいるよう…

公立図書館、特に都道府県立図書館の蔵書超過問題~「蔵書荷重超過で床にひび 静岡県立中央図書館、3~4カ月休館」(静岡新聞)ほか~

<今回の内容> 1.はじめに~蔵書問題の話題、再び~ 2.公立図書館の蔵書超過問題を考える~静岡県立中央図書館を例として~ 2-1.「蔵書で床が抜けそうに…「静岡県立中央図書館」が臨時休館」(週刊新調) 2-2.「蔵書荷重超過で床にひび 静岡県…

【2017.7.16_1409追記】現代中国の人々が死を悼む「かたち」と海洋葬から考えたこと~劉暁波氏の逝去に寄せて~

<本記事の内容> 1.はじめに~ある人権活動家のこと~ 2.現代中国の人々が死を悼む「かたち」と政治 2-1.共産党政府が墓を造らせなかった理由 2-2.周恩来の死と「四五天安門事件」の前例 3.中国の人々が死を悼む「かたち」と海洋葬について 3…

「役に立つかもしれない」研究と九井諒子『竜の学校は山の上』のこと~ #ヒアリ と家畜だった「竜」の保護が社会問題である日本が舞台のSF漫画~

<これは「竜」を通じて「役に立つかもしれないもの」の研究を問う物語> 1.はじめに 2.『竜の学校は山の上』について 「竜の学校は空の上」作品内容 3.本作で考えた現実の現代日本でいう「竜」とは?~あと、ヒアリ問題等~ 4.最後に 1.はじめに こ…

【2017.7.2_1625追記】#修士論文 提出直前の睡眠状態と「災い転じて福と成す」経験談+読みやすい論文の書き方ガイド本の紹介

<モヤモヤした経験を供養させて下さい> 1.はじめに~近況報告と読みやすい文論文の書き方ガイド本の紹介(2017.7.2_1625追記)~ 2.修士論文提出直前の睡眠状態と「災い転じて福と成す」を経験した話 3.教訓とまとめ 1.はじめに~近況報告と読みや…

【過去の報道から】電子書籍の「成長」とGoolgle電子図書館プロジェクト~「ドイツ 電子図書館でGoogleに対抗」(中國時報、2010年2月)ほか~

<電子書籍をめぐる時間旅行> 1.はじめに 2.”德國推數位圖書館 抗Google”(「ドイツ 電子図書館でGoogleに対抗」(『中國時報』2010.2.22)の内容 3.「Google電子図書館プロジェクト」について(2010.2.22の記録) 4.日本での電子書籍のサービス開…

続・大学院は「隠れ発達障害者の沼」だった 発達障害と研究者の不思議な関係~その先へ行くための対策と本紹介~

<今回の内容> 1.はじめに 2.「大学院は「隠れ発達障害者の沼」だった」のまとめ一部を再掲とその課題をどうしていくか? 3.発達障害傾向を抱えた院生や研究者の課題をどうしていくか? 4.まとめ 1.はじめに 昨夜、投稿論文のリライト作業でドキ…

闘蟋や文玩胡桃といった中国の生活文化趣味と「新疆のクルミ」の思い出

<中国の士大夫の生活文化趣味の紹介> 1.はじめに 2.「闘蟋」について 3. 「文玩胡桃」のこと 4.食用胡桃の思い出 5.最後に 1.はじめに メンヘラ.jp編集長のわかり手さん、および副編集長さんに、最近送った読者投稿の件でいろいろと問い合わせ…

学術論文の書き直し作業の字数を削ること、印刷出力しないと作業が進まない「ぼやき」ほか

ここ一週間以上、学術論文の書き直し作業をしております。画像のように、プリントアウトした原稿に赤ペンや蛍光マーカーで書き込みをして、PCのワードファイルで書き換えていく。終わったら、またプリントアウトして手書きで書き込みをして、PCで書き換える…

【目次】図書館や書店とそこで働く人、本やDB・学術情報サービス・電子書籍とその周辺

大学図書館・公共図書館や書店から、データベースや学術情報サービス、電子書籍の利用、図書館で働く人やお仕事、それらに関するサービスのポイント、私的なエピソードまで、ひとつにまとめました。 <記事一覧> 1.大学図書館・公立図書館や書店等の諸々…

【目次】中華圏・中国の言語や風習、古典~近現代文学や伝統芸能、歴史に関する諸々のまとめ

中高から大学、大学院を経て、何だかんだで勉強、研究、アルバイトや仕事で、私を魅了してやまない中華圏・中国の諸々について、まとめました。1~5あたりは、私の博士課程以降の研究と密接な関係にある話題で、そこらへんにご興味のある方は、紹介した本…

【ニュース】国内初、早稲田大学と慶應義塾大学が図書館システムを共同運用(大学ジャーナルオンライン)

こんにちは、皆さま。録画した番組や映像をプレイヤーで見ながら、洗濯物をたたんでいたら、むせた瞬間、たたんだシャツと一緒に、必死に頭の中に入れたストーリーも飛んでいってしまいました。 私の日常体験はともかく、今回は、日本の私立大学トップツーが…

【2017.5.13_0210追記】高等教育に対する利益の見方についての一考察~財政制度等審議会と『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』から~

<今回の内容> 1.はじめに 2.『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』の社会主義国家に見える高等教育とそれに対する利益の見方の違い(2017.5.11_2336追記) 3.まとめ 4.参考記事:「アフリカから学ぶべき日本の教育無償化のダメな議論」(note.mu、2017.…

「忍者もの」のフィクション作品と人文科学~「「トカゲ丸焼き」で毒薬配合…甲賀の「秘伝」忍術書見つかる」(ITmediaニュース/産経新聞)~

<甲賀の「忍術書」と人文科学について> 1.「「秘伝」忍術書見つかる…甲賀の「秘伝」忍術書見つかる」(ITmediaニュース/産経新聞)の概要と甲賀忍者のイメ-ジ 2.「渡辺家文書」から分かる甲賀忍者とフィクション作品の忍者もの 3.今回の「甲賀の「…

【2017.5.6_2130追記】映画『夜は短し歩けよ乙女』見てきました~森見登美彦と「京都学生もの」ほか~

<今回の目次> 1.はじめに 2.映画版『夜は短し歩けよ乙女』全体の内容と感想コメント 2-1.春パート:夜の結婚パーティーと木屋町 2-2.夏パート:下鴨納涼古本まつり 2-3.秋パート:学園祭 2-4.冬パート:流行風邪をひいた人々の病床 3…

成立過程が歴代王朝の正史・明清の国家的編纂事業に似た「中国版Wikipedia」"Chinese Encyclopedia"計画(engadget日本版より)

<長い中国の歴史と"Chinese Encyclopedia"計画の繋がりについて> 1.はじめに 2.「中国政府、中国版Wikipedia構築のため2万人を雇用へ。」について 2-1.ニュース記事の内容 2-2."Chinese Encyclopedia"計画と歴正史の成立過程および明清の国家…

2000年代後半以降の二度の中国訪問時の体験談と職業研究者を目指す人に向けた留学・就労メモ+補足で本紹介

<今回の目次> 1.5月の祝日と東アジアの国々 2.「タダでも中国には行きません 深刻な学生の中国離れ 一方通行の学生交流、このままでは情報格差が広がるばかり」(JBpressより) 2-1.ニュース記事の内容 2-2.2000年代後半以降の二度の中国訪問から…

【目次】「死後の人文学者の蔵書問題」まとめ

2017年4月27日より、新聞各紙、ニュースで報道されました、京都市で起こった故・桑原武夫(フランス文学者、元京都大学人文科学研究所所長等を歴任)の蔵書廃棄問題をとおして、人文学者の死後の蔵書問題について、書いた一連の記事をまとめました。 naka3-3…

続々・死後の人文学者の蔵書問題~頂いたコメントへの返信+補足+「桑原武夫氏蔵書 無断廃棄って何? 」まとめ~

1.はじめに 2.はてなブックマークへのお返事+補足 その1.スキャンして、電子化していくという案 その2.蔵書は弟子や関係者で分けるという案 その3.寄贈書をめぐる図書館側と寄贈側の双方について 3.最後に(付記:「桑原武夫氏蔵書 無断廃棄って…

【2017.4.29_1330追記】続・死後の人文学者の蔵書問題~「「先生の学問体系失った」 桑原武夫氏蔵書、無断廃棄」(京都新聞)を中心に~

<今回の目次> 1.続報がありました~はしがき~ 2.「「先生の学問体系失った」 桑原武夫氏蔵書、無断廃棄」(京都新聞)の内容と無断廃棄の問題を考える 2-1.京都新聞の続報ニュース記事の内容(2017.4.29_1330追記) 2-2.続々報「桑原氏蔵書を6…

【2017.4.28_2325追記】死後の人文学者の蔵書問題~「桑原武夫蔵書 遺族に無断で1万冊廃棄 京都市が謝罪」(毎日新聞より)から考える~

<本記事の目次> 1.はじめに 2.「桑原武夫蔵書 遺族に無断で1万冊廃棄 京都市が謝罪」の内容および桑原武夫と蔵書の問題 2-1.ニュース記事の内容 2-2.桑原武夫について 2-3.桑原武夫の蔵書と死後の人文学者の膨大な蔵書問題 3.自治体の…

【2017.4.8更新】図書館の司書関係の職と人文・社会学系分野の教育のこと~「私が司書を辞めた理由を吐き出す」(Htelabo::AnonymousDiaryより)~

4月3日の晩、はてなのポータルの「はてなブックマーク」の「学び」カテゴリーを見ていたところ、「とうとう、はてブに上がってくるまで、図書館の司書関係の労働問題の話題が迫って来たか」と、軽く衝撃が走りました。毎度、おなじみの「ますだ」記事↓ anond…

「やっぱり知りたい!バタイユ」講座・第二回までのレポートとその周辺の話

1.バタイユとの出会いと今回の講座受講の経緯 2.第一回の内容と感想(2017.1.28(土)開催) 3.第二回の内容と感想(2017.2.19(日)開催) 4.この講座の周辺の話~バタイユについて学ぼう!~ 5.最後に 1.バタイユとの出会いと今回の講座受講の…

【2017.4.23_1240更新:目次】学術的な出版物をめぐる電子化を含めた様々な事情まとめ~学術ジャーナルと学術書とその周辺~

naka3-3dsuki.hatenablog.com naka3-3dsuki.hatenablog.com naka3-3dsuki.hatenablog.com naka3-3dsuki.hatenablog.com naka3-3dsuki.hatenablog.com <関連する目次> naka3-3dsuki.hatenablog.com

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